makiのきまぐれブログ

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ドラマスペシャル「神様のカルテ」観た

我が家は、テレビ東京系の番組を視聴することが出来ない片田舎である。

新章神様のカルテの文庫本が2020年12月に発売になり、早々に購入したものの、案の定前の話忘れちゃったよな~。新章ってなんだ??って思ってたら、福士蒼汰君主演でドラマになると聞いて、まぁ!なんてテンション上がるものの、テレビ東京系って…見れないじゃん( ;∀;)とふてくされていたら、BSで約ひと月遅れながらも3/9から4週にわたり放送されることを発見し、無事4話の録画を目前にして、原作も読み終えた(^^)

…と言いながらも、さらに録画を約ひと月熟成し、やっと4話観終わった。

 

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1話に1冊づつ。。。だったのかな?(原作は1.2.3そして新章の4冊だった)。新章を読んでるときに、ちょっとどうだった??部分なども(新藤先生とのあれこれなどふくめ)クリアーになって、いい気分である。

もちろん、1話2時間と言えども、すべてのお話を網羅することはかなわずに、設定が微妙に変わったり、はしょったりしてあることはあるものの、いいお話だった(^^)

 

医者の話ではない。人間の話だ!

パンの話ではない。患者の話だ!

栗原医師の名言も炸裂である。漱石氏を敬愛するあまりの古風な口調も、意外に福士君にマッチ(?)してて、そして奥様のハルさんも、かわいらしくて、ステキだった。

東西看護師を演じる大島優子ちゃん。また腕あげた?そう思うと、もう5年以上はうちで眠っている、ドラマアンティークの「星になれたら」の会を観ねば・・・と思うのだが、今はまだ、その時期ではないのだろう。。。(ってその時期は来るのか?)

怪獣砂山先生の風貌も、ある意味、すごかった(笑) 原作読んでるときとちょっとイメージが違うかったけど、次回からは、きっちり彼で脳内変換だろう(笑)

 

がん患者の安積さん(風吹ジュンさん)との帽子を絡めたエピソードも、古狐先生との屋上での満点の星空演出やら、新しくやってきた木幡医師(水野美紀さん)との確執(?)やら、大学病院での奮闘やら、見所、泣き所が満載でした。

第2夜で、新藤先生が、時間外労働をしないって宣言した時の苦悶が、このコロナ禍、自分の生活を顧みず、医療に没頭する医療関係者の方々の本心を聞いてるようで、心にグサグサと突き刺さった。。。もちろん、新藤先生も改心(?)したように、それが医師の現実で、ほんと、立派で頭が下がる思いで、このコロナ禍に「爆弾投下」のような発言をさせたテレ東は、さすが、テレ東、周りに振り回されることがない、ブレなさに感動したのである。

 

第4話の進行性膵癌患者の二木さんのエピソード。原作読んだ時にも思ったけど、人としてどう生きるか(どう死ぬか)。。。の問いは壮絶である。貫地谷さんの演技も素晴らしかったのは言うまでもない。

治療をやめるという選択肢をとった栗原先生。それに医療って何なの?と問いかける研修医。色んな先生がいて、色んな患者がいて、色んな人生がある。そりゃぁ、自分や近親者が元気な今は、できる医療はすべてやってほしい。と思うし、もしくは、どうせ完治が望めないのであれば、家族と共におだやか(?)な時間を過ごしたい(過ごさせてあげたい)。そう思うだろう。でも、現実に自分に降りかかってきたら、冷静な判断ができるとは思えない。ダメだと分かっていても、もしもにかけてみたい。ときっと思うんだろう。

いろんな選択肢が可能になった今だからこそ、の苦労である。。。

 

大狸先生と古狐先生が本庄病院を作った「いつでもどこでも治療が受けられるように」という信念も、これまた病院のあるべき姿なのである。

でもその地域の医療を支えるのが、大学病院の医局という伏魔殿で、市原隼人さん演じる北条先生のキャラの濃さ!(笑)…は横に置いといて、彼の信念も、これまた真実なのである。。。

 

さてさて、テレ東でオンタイムでは見られなかったけど、bsで放送を見つけたシリーズで、有川浩さんの「三匹のおっさん」シリーズがハードディスクを圧迫してきている今日この頃。大狸せんせいの、北王路欣也さんつながりでもある(笑)

放送当時、毎週ヤフーニュースをにぎわしてた「バイプレイヤーズ」も今放送中で、緊急事態宣言で外出できないゴールデンウィークも、私はテレビの前できっと大忙しだ(笑)