makiのきまぐれブログ

Mr.Childrenが好き♡ back numberが好き♡ 他にもイロイロ♡♡

2021年2月の本

恒例記事。先月読んだ本のまとめ。

2月、13冊!記録更新!!!(^^)V

 

…って言っても、私的には安積班も、万能鑑定士Qも本が薄かったから。

でも、週末、家で本を読んだってのが大きいかな。ドラマとか、録画消化するもの飽きるから、それなら本読もう。。。って(笑)

で、知ってる!?万能鑑定士Qってね、事件簿が12冊で完結なんだけど、その後に推理劇ってのが4冊、短編集が2冊、そして最終三部作として探偵譚、謎解き、最終巻の合計9冊がまだ続くという。。。12冊はまとめ買いしてあったんだけど、様子を見たら今まで出て来た登場人物が再登場とかあるみたいで、またしても大人買い(フリマ)してしまい、積読棚は一向に減らない(◎_◎;)

おまけに、謎のクリスティ棚を開いてしまってるという。。。SPドラマの分だけ引き抜いてきたけど、片付けるときに、何か持ってきそうな予感。トミーとタペンズシリーズが読みたい。。。。!?

 

ま、なにはともあれ、暖かくなってきて、緊急事態宣言も解除され、ぼちぼち予定も入ってきてる春、3月。ぼちぼち、積読を崩していきたいと思ってます。

 

ちなみに3月の新刊。かがみの孤城がついに文庫化!宮部さんの新刊に、櫻子さんシリーズが完結!?とか。。。(笑)

 

2月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:3980
ナイス数:107

死との約束 (1978年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)死との約束 (1978年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想
クリスティー野村萬斎さんのスペシャルドラマ第3弾のニュースを見て、久々にクリスティー棚を広げ、再読。が、20年も前に読んだ作品の内容はきれいさっぱり忘れ、途中思い出しもしなかった(^^; ポワロ氏が大佐に言われ書きだした要点の表を見て私は思った!あぁこれは、ボイントン夫人が家族たちを永遠の支配下におさめ苦しめ続けるために自害したのだと思った。はて、なぜそう思った?実際彼女が死ねば結局は家族は幸せになるのだ。。 自分の正義感だけが強く、いらぬことをするポワロ感満載だったけど、ラスト、皆が幸せで、よかった。
読了日:02月28日 著者:アガサ・クリスティー
笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)の感想
3年半ぶりのF&Mシリーズ3作目。 え?私、オリオン像のトリック、すぐにわかっちゃったんですけど???確か東野作品でもあったよね?? それ以外は、天王寺博士が出した数字の問題も、殺人事件の犯人もまったく解けなかったけど(^^; 犀川先生のたばこの残数が合わない?いつも見つからない名刺と合わせて犯人に取られたの?そんなに近い人なの?と見当違いなをしながらも、プラネタリウムやオリオン座、さらにはバルタン星人など、知ってる好きなものが理解び助けになるんだと改めて知る。3作目にしてやっとすらすら読めた1冊でした。
読了日:02月28日 著者:森 博嗣
万能鑑定士Qの事件簿IX (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿IX (角川文庫)の感想
5で出てきたモナリザの本編が登場! 莉子さんの鑑定眼の消失に、どうなることかとドキドキしたけど良かった~。 そさて雨宮さん、また出てきたね。猫のヨゾラがたまに出てきてたから、またからみはあるとは思ってたけどね。逆に今回の里桜ちゃんは。。。 さてさて、莉子さんの小笠原くんに対する気持ちに変化が!?これまたドキドキ。
読了日:02月23日 著者:松岡 圭祐
万能鑑定士Qの事件簿VIII (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿VIII (角川文庫)の感想
8作目の舞台は、莉子の地元波照間島が、ある人物と結んだ渇水対策の詐欺を立証するために向かった台湾。 台湾表記の名前やら地名やらがやたらと難しすぎて肝心の種明かしさえ??が私の頭で飛び交っていた。ただ「あんぱんまん」のおかげで、なんともキュートなラストシーン。 幼馴染の葵と結愛、現地でつながった美鈴。同年代の女子旅は大変だったけど、ステキな思い出だね~。あ、台湾のほうだけじゃなく、波照間の苗字もなかなか読めない。。。あと先日何かで沖縄の人は「○○さ~」って語尾につけるってやってて、それを目の当たりに!(笑)
読了日:02月23日 著者:松岡 圭祐
万能鑑定士Qの事件簿VII (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿VII (角川文庫)の感想
え?莉子さんが、女性誌の編集部の第二秘書?まだまだシリーズは続くのに、転職しちゃったって事?? いきなりそんな謎なスタートの7作目は、マルサと組んだ潜入捜査の巻。 先輩秘書の園部遙奈、編集長の城ケ崎七海と3人のクリスマスパーティーはステキだけれども切なかった。 盗作事件から脱税、偽金塊事件にB-CASカードと5億のペンダント。相変わらず莉子の洞察、推理(?)力には感服。ラストの方での城ケ崎とのかかわり方は、人として、とてもステキだった。
読了日:02月20日 著者:松岡 圭祐
あきない世傳 金と銀(十) 合流篇 (ハルキ文庫 た)あきない世傳 金と銀(十) 合流篇 (ハルキ文庫 た)の感想
最後の一ページまで、何か横やりが入るんじゃないかとドギマギしながら、一気に了読。ラストは別のドキドキでほっこり終わった10作目。 のちの世じゃ、当たり前となるものがまだ生まれていない。その当たり前を初めて行うことに意味がある。そんな瞬間に立ち会った(かかわった)みんなに、大きな拍手を! 川下りの青い龍、私も見たかったなぁ(^^) 菊栄の慧眼にホントに頭がさがる。次巻は彼女の活躍が見れるかな? とにもかくにも、ホントに良かった!
読了日:02月18日 著者:高田郁
万能鑑定士Qの事件簿VI (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿VI (角川文庫)の感想
シリーズ6作目の相手は詐欺師の華蓮。 彼女の術にはまって、落ち込んでしまう莉子さんが可愛くて、ちょっとかわいそうだった。 でも待って!結局ラスト、マンションを突き止められたのは絢音がしゃべったって事よね?でも絢音は崇拝する華蓮に口止めされてたよね?比乃香との反目の結果は予定通りだったけど、結局・・・その辺ちょっとだけ弱くない?? そして、ちょいおバカの八木沢社長に、それを許した秘書(?)の咲良さん。二人の会社への型紙の送り主の彼女。。。莉子さんが言う「人は善」を信じれる幸せの結末(^^)
読了日:02月17日 著者:松岡 圭祐
万能鑑定士Qの事件簿V (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿V (角川文庫)の感想
前作は2017年4月。もちろんすっかり忘れてたけど、今回舞台はフランス・パリ。登場人物(相棒?)が違うのね? 喜屋武先生、やっかいなだけな奴かと思ったら、なかなかいい人だった。そして楚辺君はもしや小笠原君のライバルになるのか!?(笑) フランスの保護すべき文化遺産となったフォアグラ。作り方の是非については以前から聞いたことあった。。。つらい人生を送ってきたアンジェリークさんの未来が明るいといい。女性警部もその後の彼女の助けになればいいな。 …で、モナリザの絵は、今後に続く伏線なのかしら?覚えとかなきゃ!
読了日:02月13日 著者:松岡 圭祐
花水木―東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)花水木―東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)の感想
安積班、5話からなる短編集。 安積、速水、村雨、須田4人がバーに集って知恵比べ(?)をする「薔薇の色」が好きだ。 月齢十五・二日に惑わされた臨海署の人々を落ち着かせた後、安積班が繰り出す月見酒に私も行きたい♪ そして、安積がいつも変に気にしすぎている、村雨、桜井コンビの、実は普通にいいコンビの捜査具合をじっくり見てみたいな~とか。。(笑)
読了日:02月11日 著者:今野 敏
半夏生―東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)半夏生―東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)の感想
2004年のバイオテロ事案が、2021年コロナ禍に重なる。。。そして安積班シリーズが、青島の湾岸署「レインボーブリッジ封鎖できませ~ん」と被る(笑) 岸辺さんのショック療法が現実になってる今。変わってない縦割り行政や、マスコミ合戦、医療崩壊。。。16年前と酷似の状況って(^^; でも、須田x黒木。村雨x桜井。安積vs村雨(実際はvsじゃないけど)。安積x速水。。。どこをとってもいいチームだなぁと思うのである。
読了日:02月09日 著者:今野 敏
最後の医者は桜を見上げて君を想う (TO文庫)最後の医者は桜を見上げて君を想う (TO文庫)の感想
Kindle無料版から、表紙を見、ラブストーリー系の甘い話かと思ったら、大違い。 壮絶な死へ向かう患者とそれを見守る医師の話。 とある会社員は白血病で、とある大学生はALSで。どちらも治らない診断をされ、それでも治療をし完治を求める医師福原と、死を受け入れる事で自分に勝つ(?)ことを進める医師桐子。その間で揺れ、自分の道に気付くが自分が不治の患者になる医師音山。 桐子先生が音山の病状で揺れる様。これぞ人間だと思う。そして最後の福原も。。。 壮絶すぎる死。できればその壮絶さには向かい合わずに済ませたいよ。
読了日:02月05日 著者:二宮敦人
最前線―東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)最前線―東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)の感想
外国人容疑者(?)を扱った「暗殺予告」と「射殺」。速水さんの活躍がナイスでした。「梅雨晴れ」でちょっと気まずくなったけど。。。(笑)村雨さんを鼻につくと毎回思う人間臭さもかわいらしい。安積さんが上司になり、そして後輩にもなった「夕映え」でもそれがとても良かった。 ベイエリア分署の人間関係が、新人(?)桜井くんが活躍した「最前線」でなんともいい感じに描かれていて一番好きかな。
読了日:02月04日 著者:今野 敏
陽炎 (ハルキ文庫―東京湾臨海署安積班 (こ3-16))陽炎 (ハルキ文庫―東京湾臨海署安積班 (こ3-16))の感想
自己評価の低い(by速水)安積警部補がまとめる東京湾臨海署強行犯係には二人の部長刑事がいる。こっけいなしぐさをとる須田となぜか態度が癪に障る(笑)村雨。安積はどちらの実力も認めてるけれど、差別(?)してしまう個人的感情が人間らしくていい。そしてそれが二人の仲を険悪にしてるのではと悩む姿も。。。そんな心配をよそに、二人はお互いを敬い、信頼しているのがその仕事ぶりでうまく描かれている。「予知夢」が特にいい(^^) 表題作は一転少年目線で話が進むのだが、安積が、良い大人で良い刑事だと改めて感じられた。
読了日:02月01日 著者:今野 敏

読書メーター