makiのきまぐれブログ

Mr.Childrenが好き♡ back numberが好き♡ 他にもイロイロ♡♡

2018年の本♪♪

そして2018年1年間のまとめ。
今年は古い順に並べてみました~。
1ページには50冊分しかデータが収まらないので・・・
全了読63冊一覧にするのに、ちょっと、苦労しちゃいました
 
2019年今年もこれくらい、読めたらいいね☆
 
2018年の読書メーター
読んだ本の数:63

読んだページ数:21237
ナイス数:1302

あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)の感想
年の初めは東野作品。未読棚に積んであったけど、読んであったのね~^^;
東野さんの訳あり物件短編集。
秘密の元になったのとか連ドラ枠で映像化された作品があったり、でも時代を感じる作品たち(笑)
そんな中では名探偵退場が好きかな?
クリスティの名作ポアロの世界をほうふつとさせながら
のちに発表される彼自身の作品天下一シリーズにつながる。
ちょっとした黒さ!?(笑)
シャレード~の最後に、ホテルコルテシアがでてきて
おぉ!!っと感動するのはやっぱり東野フリークかしらね。
初読:2011.4.18
読了日:01月05日 著者:東野 圭吾

チヨ子 (光文社文庫)の感想
今度は宮部さんの短編集♪ホラーもの!?
チヨ子が好き。着ぐるみの目から見る私は??
想像したけど、うまくいかなかったけど^^;
いしまくら、宮部さんが書きたかったあの場面、読みながらめちゃいいな~って思ってたので宮部さんと感覚が似てるのがうれしかった。
聖痕は。。。ちょっと難しかった。え?英雄の書??
あれだけファンタジー色が強いと私もついてけるんだけど。
ちょっと背筋がゾクっとするような、でもその辺にいくらでも転がっていそうなお話たち。お見事でした。
読了日:01月06日 著者:宮部 みゆき

神様のカルテ0 (小学館文庫)の感想
0(ゼロ)だから、番外編かスピンオフなんだろうな。
そう思い、主人公の名前すら忘れたまま読み始めた。
ん?本庄病院。24時日間365日。大狸先生に古狸先生??
ドクトル、学士殿に男爵。。。
おぉ、本編主人公は栗原一止くんじゃないですか!!
そして、山岳写真家??よくできた奥さんじゃない??
あとがきの砂山スペシャル!!お~~~~。
さてさて、このゼロをもとに、本編1から再読は必然ですね(^^)b
読了日:01月13日 著者:夏川 草介

神様のカルテ (小学館文庫)の感想
0(ゼロ)からの再読は、この本を初めて読んだ時とはきっと随分違ってる。本庄病院(古狸先生!)や御嶽荘、一止やハルが乗り越えてきたものを知ったから。
人との出会いは不思議なもので5年目の一止が安曇さんに出会ったのは人生の必然。
一で止まる→正しい。これもステキだ。
0で詳しく説明された「神様のカルテ」の概念は、本社1冊目ですでにちゃんと語られてましたか!!
…といいながら、やっぱり門出の桜のラストが大好きなのは初読の時と同様な私は単純か!?^^;
そしてハルさんのキュートさはギャップ萌えの域(笑)
読了日:01月18日 著者:夏川 草介

神様のカルテ2 (小学館文庫)の感想
0(ゼロ)からの再読でまた、過去を知る登場人物に出会う。
進藤先生達、乾先生、大蔵省こと金山さん。
中でもやっぱり新藤夫妻の話は感慨深い。奥さんと、どうなるんだっけか??
古狸先生をめぐっての人間関係が温かさしかなくて涙なしでは読めなかった。
イチさんとハルの関係も美しく、羨ましい(*^^*)
御嶽山に松本。。その風景をいつか私も見てみたい。
…という感想を4年前にも書いてる私。
おりしも草津で噴火のニュースで、以前大きな災害で話題になった噴火は、御嶽山だったと改めて思う私は
わすれっぽすぎる^^;
読了日:01月23日 著者:夏川 草介

神様のカルテ 3 (小学館文庫)の感想
人との出会いは不思議で大切。
屋久杉くんに、木幡先生!!背中に龍を背負った耕三老人。雲之上先生とのこれからの話も楽しみだ。
そして恥ずかしながら今頃古狸でなく古狐先生、名前の間違いに気づく私(^-^;
エピローグもこれまたステキで、この気持ちを忘れないうちに4が読みたい。。
ハルさん、相変わらずキュートすぎます(*^^*)
読了日:01月26日 著者:夏川 草介

(P[む]1-11)コンビニたそがれ堂 神無月のころ (ポプラ文庫ピュアフル)の感想
シリーズ5作目。
神様が(ちまたに)いない神無月、たそがれ堂の店長も不在で、店番は妖怪ねここ。
2作目で悲しい運命を背負った彼女(名前だけ覚えてて物語はやはり再読した!)。今はしあわせそう♪
覚えていてあげなさい。続いてくものはあるのよ。彼女の言葉は心にしみる。
地域密着型本屋の店長になった斎藤さんも再登場!(彼の話は覚えていたよ!)野良猫のチイコと瑞穂ちゃん、哲也君と昭子おばあさんの遊園地。譲り受けた幽霊屋敷に、父に守られてる実はものすごく運の悪い桂子さん。死者の目線が重なって、涙がにじむが暖かいお話。
読了日:02月02日 著者:村山 早紀

コンビニたそがれ堂 祝福の庭 (ポプラ文庫ピュアフル)の感想
シリーズ6作目。ついに既刊制覇です!!
しっかりとした中編の3作、共通テーマはクリスマス。
たそがれ堂は店長→ねここ→二人そろっての登場はワクワクしちゃいます。そこにたどりつく人たちも、ここは不思議なコンビニたそがれ堂だと理解してる人たちで風早の街ではすっかりメジャーになったのねってしみじみ!?(笑)
どのお話もステキだけれど、神様のいない家がが特によかった。お母さん思いのこずえちゃん。実はやさしいさくら先生。とびきりすてきな少女から大人になったお母さん。本好きなものにとっては飛び切りの物語と思うのね。
読了日:02月06日 著者:村山 早紀

櫻子さんの足下には死体が埋まっている冬の記憶と時の地図 (角川文庫)の感想
櫻子さんの頭の良さが際立ったシリーズ5冊目。
だって、10年も前の警察が見過ごした(?)事件をほんの
3日ほどで真相にたどりついてしまった。
人間らしい感情豊かで、優しい少年と共に。
ラスト、正太郎くんが、お母さんに泣かれて気付く場面が印象的。にしても、高校生なのに、その正義感はやはり愛なのか??
無事目覚めて櫻子さんにとっても正太郎にとってもよかったよかった・・・(と一概には言い切れないか)
読了日:02月10日 著者:太田 紫織

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密 (角川文庫)の感想
正太郎と櫻子さんの出会いが描かれたシリーズ6作目。
キレイなお姉さんを追いかけてたはずが、臭気を放つ箱を受け取り、骨を引き出す櫻子さんにそりゃぁ正太郎君、ビビったろうね(笑)
もう1編女の子たちのありがちな友情決裂物語…のはずがやはり花房につながっていく。。。
Phantomの衝撃!負けるな正太郎!!
読了日:02月12日 著者:太田 紫織

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 謡う指先 (角川文庫)の感想
シリーズ7作目。
鴻上目線の物語が新鮮だった。
副題のの「指」、最初の物語から最後のエピソードまでの共通項になってるのね!
またエピローグからの前日譚になる最後のエピソードへの流れもいい感じ。
正太郎、良かったんじゃない??( *´艸`)
耕治さん、アシスト求めておきながらの、ナイスアシスト。だてに大人じゃないですね。
ただ、でも、これからやっぱり、嵐、来るのよね。。。
読了日:02月16日 著者:太田 紫織

櫻子さんの足下には死体が埋まっている はじまりの音 (角川文庫)の感想
シリーズ8作目。。にしてはじまりという副題!?
正太郎の友人、九条家のご近所さん、そして櫻子さんのおじさんからの青葉さんなど、ちょっと日常が見えるお話。あいかわらずついてまわるのは死体だけど(^-^;
あ、正太郎の3人のおじいちゃんも勢揃いしたね!
さて、正太郎に届いた封書の差出人は!?
いよいよ、はじまるのかな。悲しい話にならないと良いけど。。
読了日:02月25日 著者:太田 紫織

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間 (角川文庫)の感想
9作目。
正太郎が自殺サイトで集まった集団心理の中で奮闘する。
Phantomに踊らされて。。。
Phantomは実は悪者じゃないような気がする?そしてそれは青葉さんでは?と思う私は作者の思うつぼか??^^;
強くなりたいと強く望む正太郎だけど、やっぱり高校生な第弐骨の物語との対比(落差?)がまた楽し。
ラストの雷鳴は、やっぱり今後を予告しているのか??
でもこの辺で一度、一重二葉三奈美の物語を復習する必要がありそうだ。
読了日:03月01日 著者:太田 紫織

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし (角川文庫)の感想
10作目。読み始める前に11作目の背表紙を見てしまった私は。。。正太郎の、予感めいた、言葉一つ一つに反応し、ラスト、あぁぁぁと思った(*_*)
それはさておき、第壱骨、改めて正太郎の家族を知る。
お父さん、お母さん、そしてお兄さん。そうだったのね。
弐骨は、短い話だけど、科学的、そして非科学的に面白い。
参骨、あぁ、薔子さん。。。なんで悲しみがそんなに集まってるの。。。
11作目、早く読みたいような読みたくないような。。。
読了日:03月08日 著者:太田 紫織

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶の足跡 (角川文庫)の感想
11作目。
うらぶれた廃墟で二人の。。。ドキドキしたけど、正太郎は冷静で、そして、なにより(^^)
裁判員制度が生み出した悪夢。何が正しくて何が正しくないか。私が高校生の頃はそんなことを考えもしなかったよ。
生活が人を大人にするのね。
さてさて、ルールとは!?次も読まなきゃって思わせぶりだわ。
読了日:03月14日 著者:太田 紫織

櫻子さんの足下には死体が埋まっている ジュリエットの告白 (角川文庫)の感想
12作目。正太郎のお兄ちゃん登場!櫻子さんとの三角関係!?がおかしかった。でもホントに正太郎は人に愛されて、めぐまれてるね。
そしてプロローグでどうにも変だった鴻上ちゃんは??いいちゃんは!?
ひとつの話で本またぐなんて、ちょっと反則です。。
読了日:03月18日 著者:太田 紫織

櫻子さんの足下には死体が埋まっている わたしのおうちはどこですか (角川文庫)の感想
13作目、既刊分ついに了読♪♪
今回は、百合子目線の物語、でもちょっと、百合子はめんどくさい女の子ですね。高校生女子ってのはあんなもの??
弐骨と参骨同じ場所同じ時間にそれぞれ二つの事件(?)を追うスタイルは、ニアミス(?ミスでもないけど)発生とかって変にドキドキ。
…にしても、花房、この後ほんとに姿を現すんですかね!?
読了日:03月19日 著者:太田 紫織

オーデュボンの祈り (新潮文庫)の感想
『オーデュポンの祈り』全てがそこに収束されていく様は見事でした。
伊藤という男が島を歩き回るだけの物語ではなかった(笑)
しゃべるカカシとかってファンタジーの合間に城山というこれまた現実を通り越している男の存在に驚愕。。
ユウゴの頭の謎までしっかり回収されてスッキリ。
探偵役、の意見についてはもう、ホントそうだよって!!
作者、スゴすぎ!デビュー作よね?
あとがき読んで他の作品楽しみです♪
読了日:03月29日 著者:伊坂 幸太郎

あきない世傳 金と銀(五) 転流篇 (時代小説文庫)の感想
桔梗屋、高島店、結、おはじき、五鈴帯、江戸。。。
良い事もあれば悪い事もあるけど順調!?
智蔵!!!!!
結ちゃんの今後も気になる所です。
読了日:03月31日 著者:田郁

羊と鋼の森 (文春文庫)の感想
外村君は、不器用かもしれないけれど、
板倉さんとの出会い、和音ちゃんとの出会いに
きちんと気付く事が出来てうらやましい。
ただ弾く人の実力によって違うんだと思ってたピアノの音が
ホントは調律師さんの腕でも歴然とした差が生まれる。
ステキな職業だ。
これから聴くピアノの音がまた違ったものに聴こえるだろうなと思うと、うれしくなる。
読了日:04月10日 著者:宮下 奈都

宮部みゆきの江戸怪談散歩 (角川文庫)の感想
新作と思って買ったんですけど。。。
怪談をテーマに対談と、過去作品と、おすすめ作品。
北村薫さんのことも好きだから面白かったけど
イマイチついていけない??
でも曼珠沙華、改めて最初の作品を読めたのは
こんどこそ出る新作のためにおさらいになったかな^^
読了日:04月16日 著者:

魔力の胎動の感想
ラプラスの前日譚。ってことだけど、この本読んでも
ラプラスの話がまったく思い出せない^^;
5章の青江さんの灰掘温泉の回想で
ただのアリバイ作りのホステスだった彼女を
円華と勝手に思い込むあたりは、最高に私らいい(笑)
・・にしても本作、1章はカッコウ、4章は片思いを
ほうふつとさせる。。。ナックルボールも子供の水死も
どこかで聞いた事あるような!?
あ~。私は東野さんの、加賀さん話が読みたいぞ!
読了日:04月30日 著者:東野 圭吾

ラプラスの魔女の感想
映画上映を機に再読。
まったく覚えてなかったけれど「甘粕謙人の復讐劇」な物語だったのね。
ラプラスの魔女」の説明もあったけど。。。
ようするに、凡人には理解不能な、感情移入できない物語。
だから、覚えてないんだ。私だけじゃなくたくさんの人がね。
そんな感想は、ちょっと作者に厳しすぎるかな!?
読了日:05月15日 著者:東野 圭吾

あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続の感想
おちかちゃん、よかった♪
でも、進展がいきなりすぎた感があるのは
また私、全巻のお話忘れてる?
そして、最後に小旦那さんにあいさつに来たのは
浪人先生ではないのよね?
昔呪われた家の番人をしてた人よね?
また1のこわいお話を再読しなくては^^;
今回はどのお話も大好きで。。。
行き違い神にお面のあやかしに人の死を知らせる冊子に
生霊の子猫。
でもやっぱり、一国様とおせいの話が後味も良く^^
あれ、まてよ?つまるところ次巻からは徳之助が主人公になるって事?
おちかちゃんの話じゃなくて百物語のお話だものね。
読了日:05月21日 著者:宮部 みゆき

三鬼 三島屋変調百物語四之続の感想
伍之続を読んで勘一との縁を復習するために再読。
行灯祭りのお話もひだる神の話もよく覚えてたけど
洞ケ森村の話はおぼろげで、おくら様の話はきれいさっぱり忘れてた^^;
だから、伍之続を読んでけっこう?マークがとんでた
勘一さんとの出会いや、富次郎との謎解きの話やらあれこれ。
そしてその語り主のお梅さんとの別れ。諸々。
しっかりと伍につながるおくら様のお話は必ず抑えるべし!(笑)
読了日:06月06日 著者:宮部 みゆき

祈りの幕が下りる時の感想
映画を見そびれてしまってからの再読。
こんな話でしたか。。
博美が松嶋菜々子さんだったわけですか?
加賀シリーズ完結と映画番宣では言われてますが、
学生時代の加賀さんから付き合ってきた読者としては、
過去を乗り越え、自らの人生を改めてはじめる。。。
これからの加賀さんに期待せずにはいられません。
もちろん彼女との関係も!!
読了日:06月11日 著者:東野 圭吾

キャロリング (幻冬舎文庫)の感想
大和と航平の友情に乾杯♪
大人の都合で傷つくのはいつも子供。
「比べっこしたいなら比べてやる」この言葉はすごすぎるね。
だけどそれを乗り越えた二人はこれからも頑張れるね。
有川作品に出てくる人はいい人が多い。
ひそかに私は大嶽さんが嫌いじゃないぞ(笑)
読了日:06月17日 著者:有川 浩

 
図書館の神様 (ちくま文庫)の感想
瀬尾まいこさん。初めましての作家さんです。
なんか文章が優しいね。
そして清さんの周りの人たちも優しい。
特に垣内君。もしかして全てわかってる?
そっか、彼が神様なんだ(^^)
え?ただの一人の生徒に過ぎない?(笑)
でもこの本を読んで私は海辺にある学校の
図書室でステキな時間を過ごしたよ♪
読了日:06月19日 著者:瀬尾 まいこ

戸村飯店 青春100連発 (文春文庫)の感想
お互いをコンプレックスに思ってる戸村飯店の兄弟、兄ヘイスケと弟コウスケの物語。
なんか、兄弟ってうらやましい。
その後の二人も気になるんですけど!

読了日:06月27日 著者:瀬尾 まいこ

イコン 新装版 (講談社文庫)の感想
イコン 遺恨だと思ってたら宗教画のイコン→アイコン
パソコン通信につながってった。
今では当たり前、しいて言えばちょっと前の時代のもの感を感じるけど、あぁ、そういう事だったよなぁ。。。と。
今回は安積さんは当然だけど、宇津木さんがステキでした。
人とのかかわりって大事だなぁと、改めて感じた1冊でした。
読了日:07月10日 著者:今野 敏

下町ロケット ガウディ計画 (小学館文庫)の感想
やっと手にした文庫本♪
心臓医療系ですか。。。最近わりとドラマとかでも良く聞く分野で難しいい単語も多かったけどすっきりたまに入ってくる。
個人的には中里君がかっこよかった。もちろん最初の方はいけ好かない人だったけど、そんな気持ちからの後半の決断はすがすがしかった。
にしても・・・社会を動かす人たちの腐敗ぶりに、現実でもそしてフィクションの世界でも。。。嫌になる。
で、新刊が出て、ドラマ化が決まって、さらなる新作予告ですか?
ついていくのが大変だわ*1
読了日:07月29日 著者:池井戸 潤

シアター! (メディアワークス文庫)の感想
いつも表側から見てる舞台の裏側を、へぇ~そうなんだ!と興味深げに読めた。
そして、有川さんの描く人間たちが個性的(笑)
私はやっぱり鉄血宰相司さんが好き!ってことは千歳ちゃんがライバル!?
でも姉さん体質の牧子がやっぱり感情移入できて、そして憧れる。
2年後のシアターフラッグはいかに!!
2に続きます♪
読了日:08月14日 著者:有川 浩

シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫)の感想
今回は劇団員の痴情のもつれ!?など。
スズと千歳のバトルがかわいかった(^^)
…にしてもそれで家出ですか?巧君!
でも兄ちゃんの心に火をつけちゃったからある意味正解!?(笑)
巧君の書く本の深さに感動。。。
とあるサイトで見ましたが、このまま完結せずに終わっちゃうのかな(涙)まぁ、気長に待つぞ!!
読了日:08月16日 著者:有川 浩

ユートピア (集英社文庫)の感想
さすがイヤミスの女王。モヤモヤ感しか残らない!(笑)
子供が純粋だなんてとんでもない。。
でもね、結局よくわからないんだけどこれでいい?
奈々子の義母がこの地で殺された人の愛人で
その愛人を殺したのが柴田と呼ばれる人で
その柴田を殺したのが健吾。
物語の本編には重要じゃなくても、ここはすっきりさせたいとこがそれぞれの目線からの語りでわからない。
あえて、そうしてるってことなんでしょうが。。
…にしても、田舎って邪魔くさい。
田舎住民の私には、それを改めて感じさせられたいいとこ残らない、そんな1冊でした。
読了日:08月25日 著者:湊 かなえ

物語のおわり (朝日文庫)の感想
ハムさんと絵美の物語。
が、書きかけの小説として、悩みを持つ人の手から手に渡っていく。
そしてまたハムさんと絵美の現実に。
途中からあれ?なんか聞いたことある?ページをめくる手が進んだり戻ったりでワクワクした。
もちろんそれだけで終わらないのが湊作品。
萌ちゃんがキチンと。。。
にしても同じ物語の要約(?)が、それぞれの主人公で違うのは興味深かった。
読了日:09月07日 著者:湊 かなえ

警視庁神南署 (ハルキ文庫)の感想
安積班、シリーズ復活の6冊目(?あってる??)
今回は、ラストの村雨さんがおいしいとこもってった!
速水さんもなぜか一緒に捜査して、楽しいったらありゃしない(^^)
ステキな仲間と働けるって幸せだ!
高間卓くんがいい大人に人生を指南してもらえるといいな。
結構根性はあるいい大人になると思うんだ。
そして。。。事件の影に女あり。。
彼女も幸せになりたかっただけなんだろな。
読了日:09月13日 著者:今野 敏

神南署安積班 (ハルキ文庫)の感想
短編集になるのかしら?
前作の「大人が子供に生き方を指南してあげる」ことを速水さんが見事にやってあげた感
中盤でイマイチ印象の薄かった桜井刑事の胸の内があきらかになり。。
一方で安積さんも彼を心配するも実はいい感じで。。
後半は、臨海署復活への布石がうたれていく。
はやく次作でみんながそろってるのを確認したい!!(笑)
もちろん速水さんも一緒がいい(^-^)
そういえば、速水さんは制服着てるのね。。
読了日:09月15日 著者:今野 敏

検察側の罪人 上 (文春文庫)の感想
映画がよくわからなかったので原作へ。
結構違いがあるけれど、沖野が、最上と根津の事件との関連を知らない、という最大の違いの回収はどうやって??
ただ、蒲田の事件、根津の事件、そして最上との学生時代の人間関係など、映画では描き切れてなかった詳細を知ることにより、この先どう事件が動いていくのか興味深い。
読了日:09月26日 著者:雫井 脩介

検察側の罪人 下 (文春文庫)の感想
映画より、断然良かった!
ラスト、沖野が事件の真相に辿り着いてからの展開にハラハラドキドキ、そして泣けた。
生きにくくなったこの時代に何が正解だなんてわからない。だけど自分が正しいと思う道を行くのが正しくもあり悲しくもある。
最上が娘に言うお前は恵まれている。その言葉を大切に、最上をめぐる人々と安息のある日々であることを望んでやまない。
そして沖野のその後のストーリーを読んでみたいとも思う。
読了日:09月29日 著者:雫井 脩介

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)の感想
映画を見たあとで比較的スムーズに読み進むことができた。
困難だったのが、後半の50ページ以上を費やす満州事変から始まる歴史背景の記述。
石油を扱う国岡商店にとって、大事な下りではあると思うのだが、その小難しさがなかなか先に進めなくしている!?
まあ、それが百田作品の特徴でもあるのだろうからしかたないか。。
何はともあれ、約3年越しでやっと下巻に進みます!
読了日:10月03日 著者:百田 尚樹

海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)の感想
国岡鐵藏とはなんという人物なんだ!
圧力とか権威とかに反骨し続け、自分の信念を通し
新しい日本を切り開いた!
にしても、彼の部下として働くのには、苦労も多かっただろう。
アメリカメイジャー、イラン、ガルフ、製油所にタンカー。
なんという人生!
諦めずに下巻まで読んでよかった。
最近のガソリン価格の上昇も、政府、外国様々な思惑が
行き来してて、消費者に割がきてるんだろうな。
結局、「普通」の「常識的」な人物にできることは
そういうことなんだろな。
でも、戦争に負けた日本の礎を気づいてくれた彼に
感謝である。
読了日:10月06日 著者:百田 尚樹

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)の感想
再読なのでまとめ的に。。。
漱石全集」
五浦大輔・篠原栞子出会いの1冊-おばあちゃん・田中嘉雄
「落穂拾ひ」
志田(せどり屋)と小菅奈緒・笠井(男爵)-スピン
倫理学入門」坂口昌志・しのぶ夫妻-私本・官本・三段論法
「晩年」
大庭葉蔵=笠井=田中敏雄-アンカット//
本は好きだけど、文学的なものはあまり縁がない。この本で知った言葉もたくさんあったんだ。
大輔と栞子さんてば、最初から惹かれあってたのね。
読了日:10月09日 著者:三上 延

ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)の感想
再読なのでまとめ的に。。。
時計じかけのオレンジ」小菅妹、結衣(中一)の読書感想文(小四)-完全版
「サラリーマン」高坂晶穂(大輔元カノ)-宅買い-司馬遼太郎
「UTOPIA」藤沢市西富、須崎邸-藤子(足塚)不二雄-善意の第三者!?母智恵子
「クラクラ日記」母が栞子に残した本//
小学生の栞子さん!
有名な作家さんの昔の名前にまつわる2冊。
栞子さんの母への思い。
大輔の過去の恋から学んだことを栞子さんには生かさなきゃね。
読了日:10月10日 著者:三上 延

ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)の感想
再読なのでまとめ的に。
たんぽぽ娘」滝野蓮杖-ヒトリ書房井上-古書交換会
「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」坂口夫妻、しのぶ両親
春と修羅」玉岡聡子-栞子の父(回想)//
あれ?たんぽぽ娘の秘密(結末?)書いてないじゃん!!
チェブラーシカ!!映画であの愛らしいキャラクターができたとは!にしても、この話はいつ読んでもいい!
おじいちゃんと孫が本でつながるなんてステキだ。
そして今後は聡子さんともいい関係が気付けるといいな。
ロバの耳!私もよく叫んでるけど、まさかの文香ちゃん!!
読了日:10月13日 著者:三上 延

沈黙のパレードの感想
湯川さんが人間らしくなってる!!
石神事件への思い、そして草薙への思いに泣きそうになった。
蓮沼は最悪だけれども、菊野の人々は。。。
にしても、相変わらず、複雑な事件。
真相にたどりつく湯川はすごすぎる。
読了日:10月14日 著者:東野 圭吾

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)の感想
再読のまとめ。
江戸川乱歩-少年探偵団-来城慶子.鹿山明-ヒトリ書房井上.母智恵子-金庫の鍵、暗号、捨てたはずの原稿//
いよいよ智恵子本人が登場!本について膨大な知識を持ち、嫌いだと言いながらもひかれあう母と娘
大輔くんのせい(おかげ?)で人生が変わったかもしれない娘栞子さん。志田さん、そこで登場するの!!
うつし世はゆめ。よるの夢こそまこと。
乱歩さん、怪奇な作品を書いてらっしゃる方なのですね。。。
読了日:10月17日 著者:三上 延

ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)の感想
再読のまとめ
彷書月刊」宮内多実子、志田の連れ
ブラック・ジャック」滝野リュウ、真壁奈名子慎也兄弟
「われに五月を」門野澄夫、兄嫁久枝
今回は断章って形が挿入されてて裏話が披露されてるのが興味深い。//
志田さんの正体。一度読んでるはずなのに忘れてるし!?
手塚治虫という人は!一つの話にいろんなパターンがあるとは作者で本を選ぶ人泣かせったらこれ以上のものはない!
智恵子と栞子の違いは人生を共にする男性の違いだね。
そして実は、リュウちゃんがおもしろい(笑)
読了日:10月21日 著者:三上 延

ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)の感想
2冊の晩年-栞子のアンカット&田中嘉雄の自家用をめぐる6巻。再読のまとめ。
虚貝堂杉尾→小谷「走れメロス」ロマネスクの会→富沢先生「駆け込み訴へ」→久我山書房商大・叔母鶴代・母真里・孫寛子。
田中嘉雄→五浦絹子→大輔=田中敏雄
久我山商大→篠川千恵子=栞子←篠川聖司//
複雑な人間関係の実にしっかりからんでいた大輔と栞子の恋愛模様がほほえましい。
にしても・・・本に執着する人の心意気ってある種怖いわね。
…にしても、この本3度目!?
相変わらず初めて読む感満載でした^^;
読了日:10月27日 著者:三上 延

ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫)の感想
再読のまとめ。
シェイクスピアのファーストフォリオ4冊。
久我山商大⇔篠川千恵子、
舞砂道具店吉原喜一=赤、青、白3冊
水城英子(千恵子母)、水木隆司=黒
商大→吉原→英子→千恵子//
古書というものは、とんでもないものだ。。。
シェイクスピア、私には難しすぎるけど
新しいことをたくさん始めた人なんだね~。
千恵子さんと大輔のわだかまりもとけ
栞子さんと大輔の母の関係もいい感じで。
そして、ラスト。いや~とにかくよかったよかった(^^)
読了日:10月29日 著者:三上 延

ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫)の感想
栞子さんと結婚した大輔の青い革のブックカバーの本(事件手帖!)を探す間に、栞子が娘扉子に過去の事件を話す番外編!?…ってか、前巻で終わるみたいな話が、今後も続きそうな!(笑)
「からたちの花」平尾由紀子-和春=坂口昌志しのぶ夫妻。子守歌
「俺と母さんの思い出の本」磯原秀実、母未喜子、妻きらら-ゲーム本、楽譜
「雪の断章」小菅奈緒⇔今野裕太→志田。恋物語
「王様の背中」舞砂道具店吉原孝二、山田家、とんびコート//
娘の読書好き=良い人概念を心配する栞子さんがおかしい。人の事が言える!?(笑)
読了日:10月31日 著者:三上 延

 
八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)の感想
花だよりを読む前に再読。
そっか、最初はお蕎麦屋さんだったんだね。
小松原さま、あさひ大夫の野江ちゃん、
そして何より艱難辛苦がふりそそぐ澪ちゃん。
始まったばかりなのに、やっぱり涙がでちゃう。
前回、随分読み急いでしまったので、これからじっくり
みをつくしWORLDを満喫します♪
ぴりから鰹田麩
ひんやり心太
とろとろ茶碗蒸し
ほっこり酒粕
とりあえず私は茶碗蒸しと粕汁が大好きなので食べたくて
仕方がありませんでしたとさ(笑)
読了日:11月06日 著者:高田 郁

 
花散らしの雨 みをつくし料理帖の感想
再読まとめ。
登龍楼のスパイ!?ふきちゃん(健坊)。戯曲者(恐妻家)清右衛門。りうばあさん。美緒さん。など新しい人物を加え新しいお店でのお話。
ほろにが蕗ごはんー采女宗馬は意外にも!?おひなさま。
こぼれ梅ー白味醂、あさひ大夫、涙は来ん(きつね)、又次との逢瀬!?(笑)
なめらかくず饅頭ー太一、おりょうの風疹。伊佐三の棟梁仕事。
忍び瓜ー美緒さんの恋。そして澪の恋。きゅうりの切り口は三つ葉葵のご紋。
次々におそいかかる苦難の中でも、やっぱり野江ちゃんとの友情が、澪の生きる糧となる。がんばれ!澪!!
読了日:11月08日 著者:高田 郁

 
想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)の感想
野江ちゃんとの再会が、たとえ一瞬でもやはりうれしい。
あいかわらず苦難続きの澪だけど、小松原からの助言、りうからの説教、又次との共同作業で、ますます料理人として精進する姿に、とにかく幸せになってほしい。
そしてふきの願いも叶いますように☆
再読まとめ。
「う」づくし-芳の簪、うそつき富三←佐兵衛は今!?
ふっくら鱧の葛たたき-翁屋での調理、野江ちゃんとの再会。
ふわり菊花雪(山芋)-つる屋の偽物ー食中毒ー三方よしの日、駒繋ぎ根付く。
こんがり焼き柿-健坊がいなくなる。澪の決意。小松原の正体。健坊の未来。
読了日:11月10日 著者:高田 郁

 
今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)の感想
ラストの澪と小松原のひと時が何と言っても穏やかで美しい。母上の登場で、澪はショックを受けるけど、競い合い準備中に寒鰆を送ってくれたのは、小松原か母上か。。。
野江ちゃんが太夫になった経緯も判明。悲しい。でも清右衛門が実はめっちゃキーパーソン!
再読まとめ・
ははきぎ飯ー美緒の包丁修行、小松原の母、身分違いの恋。
里の白雪ー清右衛門(彼への専売)&坂村堂→あさひ太夫←卯吉、女の身請け。
ひょっとこ温寿司-伊佐三不審な行動。太一の声。おりょうの苦悩。
寒鰆の昆布締めー番付を争って登龍楼との競い合い。指の怪我。
読了日:11月13日 著者:高田 郁

 
小夜しぐれ (みをつくし料理帖)の感想
浅蜊の御神酒蒸しー種市の過去は悲しいね。信じて寄り添ってくれる誰かは、大切。前作になるけど佐兵衛にも、わかってほしい。。。
菜の花尽くしー贅沢でいて心溢れる膳。伝右衛門の申し出に澪はどう答える?
寿ぎ膳ー父久兵衛に続き美緒も悟る二人の雰囲気。思う人には思われず。。でもそれも、幸せへの道への一歩だよね。
ひとくち宝珠ー一馬と弥三郎がおかしい!(笑)こんな小松原さまを、澪にも教えてあげたいね。
色んなことがわかり、前に進みながらも、澪の困難はつづくのね。みんなの幸せを望むだけなのに、切ないね。。
読了日:11月15日 著者:高田 郁

 
心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)の感想
数馬の妹早帆の活躍をありがたしと取るべきか?
でも「俺の女房殿にならぬか」「ともに生きるならば、下がり眉が良い」そんな言葉を言われたらもう。。。。
澪の心星はいずこに。。。(って覚えてるけど!!)
再読のまとめ。
しくじり生麩-坂村堂、房八の無理強い、一柳の柳吾。
賄い三方よし-翁屋と登龍楼からの申し出。太夫の中食。
お手軽割籠-火の扱いの制限、早帆への料理指南、小野寺邸。
あたり苧環-小野寺家より重光。美緒さん。源斎。塗り箸。片貝の返却。
あいもかわらず、一難さったらまた一難だわ。雲外蒼天はいつ!?
読了日:11月18日 著者:高田 郁

 
夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))の感想
つらい、一冊でした。。
まとめ。
滋味重湯ー小松原との別れ。料理番付からの落選。源斉、医師の本分。
牡蛎の宝船ー又次の復活、軒先に柚子。牡蠣と昆布で新しい料理。小松原の嫁取り。
鯛の福探しー澪の味覚消失。柳吾の教え。親方の食事。
悲し柚べしー清右衛門の発破。又次との別れ。澪の味覚戻る。
軒下の柚と雁、雲雀、燕と季節を歌う鳥たちがこの悲しい物語をちょっと明るくしてくれた?
柳吾といい清右衛門といい、澪はいい大人に育てられてるね。
にしても、又次さん(涙)。太夫の身請けに貢献してくれると思ったのに!(涙)
読了日:11月25日 著者:高田 郁

 
残月 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)の感想
みんな変わっていく。
又次さん、佐兵衛、おりょう一家、美緒、坂村堂と柳吾、芳、もちろん澪も。。。
かのひとの面影膳ー下足番りうに、料理見習いふき。氷豆腐、お盆の三日精進。
慰め海苔巻き-しのぶからの捨吉(佐兵衛)。鶴の包丁細工。大雨、そして和解。
麗し鼈甲玉ー登龍楼からの引き抜き。あさひ大夫とつるやの料理人。玉子とこぼれ梅。
心ゆるす葛湯ー清右衛門と種市。種市の決心。房八の祝いの宴料理。天上昆布。柳吾の看病。和解。そして芳の新しい未来。
太夫の生きる縁の話を盗み聞いた(多分)摂津屋は!?
番外編の紋次郎♪
読了日:12月04日 著者:高田 郁
 

 
美雪晴れ―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)の感想
小松原と源斉。一人とは悲しい別れだったが、もう一人は変わらず行く道を示す。蒲鉾作りしかり、野江との再会しかり、そしてどんな料理人を目指すのか。源斉の思いは届くのか。。特別収録で、久々登場のかの人も不幸ではなさそうだ(^^)
味わい焼蒲鉾-臼登場。佐兵衛一家のつる家訪問。
立春大吉もち-料理人政吉は臼の旦那!一柳での年越し。つる屋とは真逆の料理。摂津屋との語らい。
宝尽くし-柳吾と芳の祝い。跡取りに澪?佐兵衛?
昔ながら-吉原での鼈甲玉の商いはじめ。伝右衛門と摂津屋(笑)伊勢屋の火事。
いよいよラストへ!!
読了日:12月05日 著者:高田 郁

 
天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)の感想
最後の料理番付が泣ける!
前は気付かなかったんだけど、一柳が天満一兆庵になってたのには!!!
葛尽くし-美緒の苦労。あさひ太夫と鼈甲珠
親父泣かせ-政吉の腕。絵皿事件(源斉の母)
心許り-酪問題。柳吾、佐兵衛、采女宗馬。小松原との再会。
恋し粟おこし-あさひ太夫の身請け。源斉と澪。高麗橋淡路屋!!!
摂津屋さんが実は頭が切れて、優しくて、ステキ。
健坊もふきと一緒につる屋で働き、佐兵衛は柳吾のもとに。
ホント、めでたし~めでたし(^^)
読了日:12月07日 著者:高田 郁

 
花だより みをつくし料理帖 特別巻の感想
今度こそついに完結。
本編終了から4年後。
つる屋の今、種市の旅から始まって
数馬の奥様乙緒さんがかわいらしい(^^)
もちろん数馬の優しさもやっぱりステキで。
野江ちゃんは又次との出会いを語り、家族を持つ。
源斉先生と澪がすれ違うかとドキドキすれども
強い味方の母かず枝(数馬の母里津も乙緒の味方だった!)の助けを借りて無事乗り越える。
物語は1年を経て、種市、清右衛門の念願かなう。
野江ちゃんの身請けを叶えたけど、やっぱその後の苦労は?
そんな心配を、きれいさっぱりしてくれましたとさ♪
読了日:12月08日 著者:田郁

 
昨日がなければ明日もないの感想
杉村さん、また落ち込まなきゃいいけど。。。
相変わらず、ひどい事件ばっかりで。
表題作は、何とも言えない。私にも兄が作った昨日が私の明日を脅かした記憶がある。もちろんそんなに深刻ではなかったが。。。
でもいるんですよね、常識っていうものが通じない人が。
だから杉村さんは全然悪くないんだけれど、彼の人生に降りかかる闇はおっきすぎるよなぁ。
絶対零度、だってあまりにも救いようがない事件。
華燭はまぁ、当事者にすれば大変だけど、愛が無いわけじゃなかったし、死人も出てないってことでまだよかった。
。。。と思いたい
読了日:12月18日 著者:宮部 みゆき

去就: 隠蔽捜査6 (新潮文庫)の感想
竜崎さん、また左遷なの!?
大森署の皆さんと共にドギマギしました^^;
最初は嫌われ者だったのに、気が付けば慕われ尊敬される署長という地位があったので、弓削本部長には久々に笑わされた。どうせ、やっつけられちゃうのに。。。って(笑)
奥さんの掌の上で転がされてるのも相変わらずで、娘美紀さんとも理解しあえてよかったよかった。
読了日:12月22日 著者:
今野 敏
 

*1:+_+