makiのきまぐれブログ

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東野圭吾 マスカレード・ナイト

ちょっと前に読み終わりました。
けっこう重量系の本なのに、楽しくなって、二日で了読



東野圭吾さんの、マスカレード・ナイト です。

わりと新しいシリーズでちょいと元気で破天荒ぎみな、でも頭はキレル新田刑事が主人公なものがたり。
破天荒。。。ちょっと違うかな??
そういえば、隠蔽刑事シリーズの大森署にも、彼みたいな刑事がいたなぁ。。。なんて。。。

相棒は、ホテルウーマンの山岸直美さん。これまた、できる女。
異業種な二人が、山岸さんのホテルで、潜入捜査というかたちで、事件を解決したのが始まりでした。
二人が出会う番外編がありまして、今回3作目。
マスカレード とついてるので、新田刑事が活躍することは分かってたんですが
まさかまさかの、舞台は再びホテルコルテシア東京
コンシェルジュになった、尚美と再び共同戦線をはる・・・ことになろうとは!?

うれしいけれど、そんなに警察介入するような事件が、同じホテルで何度も起こっちゃダメでしょ
元ホテル勤務者としての感想です(笑)

・・・っていいながら、前作マスカレード・イブの感想で、めっちゃ続編楽しみにしてる私がいた・・
前の記事読んで、自分で、笑った。。。
バラの花の伏線。。。
今回もその続きかな。新田君、尚美と再会して、鼻くんくん言わせて、香りが変わったって言ってたね^^


ホテルというのはおかしなお客さんがいっぱいで、そしてまたみな仮面をかぶっている。
今回、新田刑事とフロントでペアを組むことになった氏原氏がいうには
お客様の中には、犯罪者、殺人者だっていたって、それは非日常ではない。
まぁ、そうなんだけどね。
ある意味、彼も、プロ中のプロなわけで、ただちょっと、融通が利かないのでフロントマンどまり。。。
(って言っちゃぁフロントマンに失礼だけど。。。)
でもラスト、新田に僕のせいで・・・と問い合わせる姿はかわいかったです。

あと、主人公二人のほかにも特筆すべき愛すべき人間がもう一人。
前回も影で活躍した能勢刑事。
働きが認められちゃって、所轄から捜査一課に栄転しちゃったわけだけど、
彼の地道でしつこい刑事魂があってこそ、新田刑事も光るのよね~。
今度は、彼の事件も読みたいかも。
でも、彼が主人公だと、物語が、地味かなぁ^^;

相変わらず、関係ない話ばっかだけど。。。

マスカレード・ナイト ですか?

事件そのものは、わりと、しょうもなかった??
犯人の独白で結果報告ですか!?

大阪弁カップルが出てくるんだけど、関西弁が、不自然だった・・・・
おまけに、最後、教会で写真だけ撮らせてほしい、
コンシェルジュ尚美に頼んだ件は、放置で物語おわっちゃったし!?

そもそも、事件解決に、新田刑事、活躍した感が、あんまりないんですけど??

コンシェルジュとして働く尚美は、なんだか、大活躍だったけど。。。
そっか、これは、ホテルウーマン、山岸直美の物語か??
それに、ちょっとした、ミステリー要素をプラスした、実は新田君はわき役!!

彼女の海外勤務がどうやら、決まりそうな雰囲気だけど・・・

新田くんと尚美って、絶対相思相愛だと思う訳で。。。
どうなるの??


なんて、結局いろんな角度から。楽しかったんですけどね(* ´艸`)


そうそう、ほかの読書家さんに教えてもらったんだけどね、
恋のゴンドラに出て来た軽いのりの女の子が、実はホテルコルテシアに勤めてましたって!?
コンシェルジュ見習いですって!?

それはそれは、再びチェックしないといけないですね~。


どうでもいいんだけど、なんか最近、東野圭吾さん、腕おちたなぁ・・・って思うのは私だけかなぁ。
それとも、ハードル上げすぎてるだけで、そんなこと言ったら東野さんが気の毒!?


まぁ、秋の夜長に気楽に読むには、おすすめの1冊であることはまちがいないですかね(笑)