makiのきまぐれブログ

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お盆休みに読み比べ「禁断の魔術」についてさらに。。。

11日から6日間にわたったお盆休み。もともとお盆休みは予定入れないので、自宅にいることはいつものことだが、それなら、たまりにたまったテレビ番組の録画を消化したいところだが。。。あまりの暑さに、自室に入ることがためらわれ、エアコンの効いたリビングでひたすらお昼寝と高校野球を見るのに費やしそうになった休み終盤、それではだめだと、この秋に映像化される予定の東野作品の再読に取り掛かった。

 

続けざまに短編と長編を読み比べた(といっても、ただ読みすすんだだけだけど)。もうすでに、忘れてることのが多いけど、とりあえず、2冊の違い、気になったところだけ、書き留めておくことにした。

 

 

 

左が先出の単行本版(四六判?)、右が文庫版である。。。

おぉ、アマゾンの文庫本に帯がついている。。。そっかヒロインは、柴崎内海じゃないんだよなぁ。。。残念なんだよなぁ。。。ちなみに前記事で、名前が出てきたと興奮した岸谷は(ハライチ澤部君と思って読みながら、一応調べればなんと!)2代目ヒロイン吉高さんの役名。。。本作ではドラマシリーズの彼女であるのか、そもそも「岸谷」が女性であるかどうかも本作ではよくわからなかったけど、次作「沈黙のパレード」で、「男性」と記述がある。。大人の事情っていうのは、いつも、混乱を招くねぇ。。。でも?はい!さらに私、早々に次に進んでます!!湯川がまだ登場してないけれど。。。帰ってきてくれて、よかった(^^)

余談である。。。

 

もっともっとたくさんあったと思うんだけど、とりあえず、大事なとこだけ。。。

 

違った点

伸吾がいきなりJの携帯にかけたところ聞いたことある声??!!彼だ!!

 → 姉の携帯に残っていたあとからJを判別。その後確信とるためにJの携帯に電話

修の2台目のボイスレコーダー 目覚まし時計内 → ペン型のボイスレコーダー

修殺害犯の決定打 空咳 → スマートフォンの着メロ

次会うときは友としてじゃなく~のセリフを残したあと、草薙と湯川はあってない。

 → 草薙が日本酒をもって第13研究室を訪れる。湯川、次は高級ワインがいい

 その高級ワインは、ラストの場面で草薙が用意しているが、湯川の手には渡らなかった。。。

 

明らかになった点

大賀代議士があれでほんとに正しかったのかと秘書に問いかけた後、チョコを食べる場面があるのが引っかかってた単行本版。

 → 秋穂(信吾姉)からゴディバのチョコをプレゼントされたのがきっかけ。いつも汚いものばかり見てるんだから、キレイなもので目も楽しませなければならない

 

信吾父=カンボジアの地雷撤去に対する開発に心血を注いでいた。。

 → その前にアメリカで働いてたらしい。。。詳しいことは話したがらなかった(同僚)。。。実はアメリカで戦争産業、つまるところ、地雷を作る一端を担ってた。

科学者の罪。子にえらそうに自慢するような仕事ではない、贖罪である。。

 

この父の信念を姉から聞いていた湯川の説得で、信吾はレールガンで人を殺すことをやめることができた。ほんとに、ホントに、よかった(^^)

だって、信吾がおばかさんだったら、湯川せんせ、ホントに殺人者になってたよ。。。

 

 

科学を制する者は世界を制する。

原子力爆弾や、地雷。その側から見れば、全く違った言葉になるが、湯川をはじめ、信吾、そして(なくなってしまってるが)父など、科学者がみんなこんな風に志高くあればいい。

 

 

あとは。。。。

 

物語のスタートが、そもそもの事件のはじまり、秋穂がホテルにチェックインするところから始まる。。。。ベテランフロントスタッフが、もしや山岸尚美とか??ってことはここはホテルコルテシア??なんて想像が膨らむオープニングであった。

 

信吾が誤って発射したために屋形船にあたってしまったとき、けが人がいないかとても心配していたが、その場面も描かれていた。。。新年会終盤。。。炎がでて小火にはなったがけが人はいなかったようだ。。。

 

あと、湯川は信吾の会社に訪ねて行って、話をしている。。。え?ええ??事件当日まで全然あってないのかと思ってたよ。。。

標的が人間の頭でなかったら、実に興味深い実験だ。。。眼鏡を抑えながら語るましゃ湯川の映像が浮かんだ一瞬である。。。

 

昨晩、読メに感想は書いた。でも、なんか、中途半端なのよねぇ。。。と突然思い付きで手元に本がない状態で書いたので(もう、2冊とも本棚に片付けちゃった。。。)いろいろ問題はあるかもしれないけど、まぁ、いいや(笑)