makiのきまぐれブログ

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有川浩 ストーリー・セラー

やっぱり私、有川浩さんの作品って好きだわ~。
そう思った、有川浩さんの ストーリー・セラー
 
新年早々、我が家に届いたこの本ですが、今はもう3月。。。
寄り道してたら、時間が過ぎるの早い早い
 
でも、読み始めたら、ぐいぐい引き込まれちゃって、一気に読んじゃいましたね~。
奥さんが作家さんな夫婦の物語で、Side:Aでは奥さんが Side:Bでは旦那さんが
死んじゃうお話なんだけど。。。。
 
ただそれだけじゃぁないんですね~。以下ネタバレなんで積読もしくは、読みたいリストにある人は
とばしゃちゃったほうががいいかもです
 
 
 
Side:A と Side:b 2編の短編からなるこのお話なんですけどね・・・
Side:Aの後半で、編集さんが言うわけですよ
どこまで本当だったんですか?
 
これじゃわかんないか。。。
作家さんの奥さんがいて、彼女は病気で。。。複雑な思考をすればするほど脳が劣化し
思考は最後までし~っかりしてるのに、脳の寿命が尽きちゃって、死んじゃうって病気で。
物語は、旦那さんの視点から、彼女との出会い、そして作家さんへの道、そして彼女の死が
語られていくわけで。。。。で、彼女が死んじゃった後に、彼女の編集さんがその旦那さんに聞くわけですよ。
どこまで本当だったんですか??
 
ん??っておもうでしょ!!(笑)
 
でね、??ってしながらも、もしかしたらその種明かしが出てくるの??とかってSide:Bを読み始めると
「前は女性作家が死ぬ話だったろ?今度は女性作家の夫が死ぬ話にしてみたら?」
そんな作家夫婦の会話が始まるわけでして。。。
 
もちろん、Side:Aで死んじゃった、女性作家の夫婦のお話じゃないことはあきらかで
あぁ、この夫婦(っていうか、奥さんの作家さんの方だね)が書いた物語がSide:Aだったのね~
なんて、一応の納得で読み進めるわけなんだけど。。。。
 
で、Side:Bですよ。結局この会話の通り、今度は旦那さんが死んじゃうお話なんだけど・・・
これまた複雑で旦那さんは彼女の書くお話がホンットに大好きで。。。
旦那さんは、事故で入院するんだけど、腫瘍が見つかって。。。あっという間に死んじゃうの。
 
・・・って思ったら、それは彼女の書いたお話で、彼女は逆夢を起こしてやる!!って奮闘するんだけど
やっぱり旦那さんは死んじゃうわけで。。。
 
そしてまた、編集さんが彼女に聞くわけですよ。
どこまで本当だったんですか??
 
頭が混乱すること間違いなし。
最後に私は、これは作者有川さんにホントに起こったお話ではないか?
どこまでが本当なんだ?って思考に富んでくわけですが、
有川さんの旦那さんは、たしかご健在・・・なはず・・・・!?(旦那さん、ごめんなさい!!)
 
 

 
まぁ、そんな話の構成はさておき、あいかわらず、有川さんの書く人間はと~ってもステキです。
す~ぐ、物語の誰かに感情移入しちゃって、一緒に笑ったり泣いたりしちゃいます。
 
この話、結構な勢いで泣けて・・・・電車で、目を真っ赤にはらしていた私。
読んでみようかな??なんて方は自宅で読まれることをお勧めします
 
 
 
あなたがすきあなたがすきあなたがすきあなたがすきあなたがすきあなたがすきあなたがすき
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覆れ覆れ覆れ覆れ覆れ覆れ覆れ覆れ覆れ覆れ覆れ覆れ覆れ覆れ覆れ覆れ覆れ覆れ覆れ覆れ
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こんな文字の洪水、ページの見開き一杯にあったら、迫力で、感情ふれます!
言葉の力って偉大だなぁ。。。って改めて本読むのが好きになれる本でもあったりする気がしますよ