makiのきまぐれブログ

Mr.Childrenが好き♡ back numberが好き♡ 他にもイロイロ♡♡

東野圭吾 祈りの幕が下りる時

読み始めたら、あっという間に読んじゃいました~。
 

 
 
 
 
あぁ、この本、これから読もうと思ってらっしゃる方、この記事読まない方が
絶対いいと思います。
まっさらな気持ちで、ページをめくりながらうける衝撃を是非是非感じていただきたい
 
 
 
 
これ、本の帯にも、作品紹介にも書いてないんですけどね、
加賀さんのお話なの。
新参者とか、赤い糸とか、最近では麒麟の翼に出てくる刑事加賀恭一郎さん。
 
加賀さんっていえば、彼が大学生だった頃からのお付き合い。
学生時代の恋。そして失くした恋もありました。
お父上の臨終のお話がからんできたのは、赤い糸でしたっけ?
お母様が一人息子に逢うこともかなわずひとりで死んだのなら
私も一人で死んでいく。。。。
今回は、その孤独死したっていうお母様のお話が出てきまして。。。。
 
もちろん、本筋の事件は、別のお話ですが、からんでくるんです。
お母様の真実(って言い方も変ですが)が明らかになり、それを知った加賀さんは??
そして、それを知らせる金森さんとの今後は。。。
 
色々な苦労を背負ってきた加賀さんが、次の作品でどんなふうになってるのか
とても、興味津々です。
東野さん、次回作 「超特急」 でお願いしますφ(。。*)
 
 
その話は横に置いておくといたしまして。。。
苦しい幼少期を経、女性演出家として成功した主人公。
彼女の人生と複雑に絡み合う、あの人やこの人。
そして人間の入れ替わり。
そして橋。
おまけに、今この時期に原発作業員などという要素まで取り入れて。。。
すべてが事件に向かってつながっていく様は、さすが東野さん、お見事です。
 
もし、私が主人公だったなら。。。
そんなに強くなれるかな。
正しいこととはもちろん言えない。
けど、生きて行くって、きれい事だけじゃすまされないことだってたくさんある。
強い意志。
親子の愛情。
 
私には、やっぱり到底無理だろう。。。