最近、月初めの「まとめ」で済ませるばっかりだったから、Book記事書くの、久しぶりだわ～。
ブックメーターってサイトで、読書の整理やってるけれども、久々に
熱く、語りたい本を読んでしまったのです。
・・・・って言ってもこの本で私、めっちゃ泣いた(T_T)
お昼休み食べてる会社近くのレストランで泣き
三宮に行く電車の中で泣き
帰る電車で再び泣き
さらに、ラストまで読み切りたいと、その帰りに寄ったコーヒーショップで泣いた。。。。
え？？そんなに感動作なのかって？？
いえいえ、ただの・・・っていうか、結構甘めの恋愛話です。
彼か、彼女が「自衛隊員」っていうのがかなり、特殊感ありですが・・・
その特殊感を逆手（？）にとって、ともあれば、暗く重くなっちゃう話を
最後はすかっとハッピーエンドに持ち込んでしまうの。
それが、有川浩の書く物語。。
ラブコメ今昔
軍事とオタクと彼
広報官、走る！
青い衝撃
秘め事
ダンディ・ライオン～またはラブコメ今昔イマドキ編
この主人公が違う6つのお話で構成されてるんだけど。。。
なかなか、ステキな題名たちです。
軍事とオタクと彼・・・決して軍事オタクの話じゃないよ。オタクっプリが、ギャップ！？です（笑）
広報官、走る！・・・有川さんと広報室っていえば、空飛ぶ・・・の空井君のお話かと思えば
空、じゃなくて、今度は、陸の広報室が舞台です
秘め事・・・上官の娘と付き合うことになったけど、言い出せない二人は・・・
それぞれ、涙なくしては読めません！？
そして、ラブコメ今昔は・・・・主人公は結構エラめ（位がね）の人が、奥さんとの慣れ染めを
隊内誌に載せたいから取材を！！っていうので、そこをふむふむ思い出すんだけれども。。
ラスト、結構衝撃が来ます。
で、その衝撃は、ダンデェ・ライオンで種明かし（？）される・・・みたいな！？（笑）
そして、再び、最初から読み返してみたくなる・・・・
有川作品を読んだ事があって、それを好きだと思える人になら、絶対お勧めの1冊なのです！
あ、駄目な人には、まったくもって駄目な分野かも知れません。
でも、「自衛隊」の人たちは、やっぱり同じ人間でいろんな趣味も持ってるしもちろん
恋もするし、家族を持ってる。。。
でも「国を守る」って事は普通の人より、やっぱりものすごく意識してて。。。
「仕事ですから」と誇ることさえせずに命を懸けるすべての人々が
正しく報われる世の中であってほしいと思います
そう、あとがきで語る有川さんに、激しく同意する私なのでありました。
