昨年10月～全8回というWOWOWドラマにしては長めの連続ドラマ。放送が始まる前にと再読も済ませた割に、ドラマを見るのはやっぱり年を超えた(^^;
ちなみに、去年途中で記事にした、「華麗なる一族」はまだ見終わってません( ;∀;)
今回も、まだ先は長いので、途中で記事にしておく。
だってねぇ。。。私はイロイロ言いたい！
「ソロモンの偽証」である。
原作というか宮部みゆきファンとしては、どうしても原作と比べてしまう。
主人公涼子が、事件を調べるきっかけが、自分のカンニングを柏木君に見られたからって！？え？？って思わず原作パラパラしなおしたけど、そういう直接的な話はなかったよね？まぁ、映像にするにあたって、そういうわかりやすい動機は必要だと理解はするんですけどね。
で、校長と容疑者大出俊次の父勝との力関係がえぐすぎでしょ。田中哲司さんの悪者ぶりがとっても様になってて天晴ではあるんですけど、そんなに大人の悪を大きくしちゃったら。。。せっかくの、学生主導の裁判ドラマ（？）なのに。。。まぁ、テレビ向きではあるんですけどね。
それに、裁判ができるって決まってないのに、（挙句に味方と思ってる校長によって妨害！）どんどん、調査が進んでいく。裁判に参加する学生さんは、藤野さんと神原君以外はてんで蚊帳の外で。。。
で、極めつけが、俊次が自白ですと！？原作では、単純に父親を恐れてちょっと強がりな男の子って感じなのに、怖い怖い！まぁ、やってることは実際に怖かったんですけど、裁判に出るって決めてからの彼は原作ではある種かわいらしくもあったのに。。
裁判に参加する学生さんたちの事が妨害とか、勝と校長との密約とかで全然描かれてなくて、判事の彼とか、ましてや力が強くて俊次を抑え込める彼なんて、出て気もしなかった。。。
そもそも、死体発見が彼女で、告発状も父親が隠すんじゃなくて最初から彼女で、担任の女教師は、若干どこか蚊帳の外。突然やってくる神原君に、そもそも最初からいる割にとっても影が薄くって、藤野さんの周りをうろうろしてる君って誰だっけ？？言い出したらきりがないくらい。。。。まぁ、そういうことは、しょうがないか。。。
あくまでも原作があって、脚本家さんがいて、時間の制限があって、もちろん映像で見せるにはそれなりの見せ方もあるわけだから。。。
にしても、萌歌ちゃん。高校生役、はまってるね～。原作ではもっといけ好かない橋本じゅん記者が、ちょっといい人で、色んな役目をこなしてる笑
父高嶋政宏刑事は、まったくの別件だけを追っかけてるし（目的っていうかは同じ大出家だけど）。まぁ、その件が解決（？）して、涼子の裁判にも影響してくるんだけれど。。。
やっと始まった学校内裁判。結審まで結構なドラマがあって、かなり心が消耗したはず。。。それぞれの役者さんたちがどんな演技を見せてくれるのか。。。ここからは、あれが違う、これが違うを一旦忘れて（まさか、結末変わってないよね！？汗）楽しみたい。
そして時間が許すなら、いつ録ったかもはやわからない、映画版みて、すっきりと脱「ソロモン」卒「ソロモン」したいものです(笑)
お正月休みが明日までだけど。。。全然ハードディスクが軽くなっていない状況に(;・∀・)な私なのであ～る。
