劇場でやたらめったら予告が出てきて、なんか面白そうだから観たいな～。って思ってた2020年３月。コロナが本格的にやってきて、劇場で見る事が叶わなかった。
・・・というわりに、長い事ハードディスクの中で眠ってて、季節外れの１０月にやっと見る事が出来た本作
「弥生、三月 君を愛した３０年」
二人の人物がすれ違う３０年にわたる、３月のとある日のエピソードを繋いだ物語。
波留と、成田亮君がいきなり学生服着て出てきてびっくりしたｗｗ
おまけに、いきなりＡＩＤＳって。。。衝撃がありすぎ。。。おまけに彼女、サクラ(杉咲花ちゃん）が卒業までの１年を待たずに亡くなっちゃうという。。。
あくまでも舞台はすべて３月で。それがカレンダーだったり、時計だったり、携帯・スマホの待ち受け画面だったりの表示で、それが何年かわかるんだけれども。。。
2011年3月10日のデジタル時計を見て、さらに震災まで入れ込んでくるんだと。。
やたら、バスを追っかけるな～。っていうより、田舎のバスは走って追いかけたら止まってくれる。。。以前に、走ってバス停に向かってたら、待ってくれるよな～とか思ったりして。。。。高速バスの窓がんがんしながら追いかけたらさすがにおこられるでしょ？って、変な突込みをしたりしつつ。。。
ってか、弥生の母親ひどくね？まぁ、借金作った上に娘に政略結婚させようとする父親がまず悪いんだけど、それを止めることなく、妹を巻き込んで、それをお願いする母親って。。。ちょっと弥生が不憫すぎた。
サンタが先に結婚したかと思ってたら、じつは弥生の方が。。。
サンタの結婚式の時に、大学の時にイロイロあったみたいだけど・・・ってサンタが弥生に割と人づての話みたいに話してたけど、実は直接かかわってるじゃん？って矛盾をかんじたりもしつつ。。。
タイミングが大事だって息子にいうサンタの実感が半端なかった。たしかに、めちゃくちゃタイミングが悪すぎる二人。
サクラのお墓の前でニアミスする二人。。。いや、それはないでしょ(^^;
東京の古本屋で、抜いた本の隙間越しにって。。。。絶対それはないでしょ(^^;
まあ、それが二人の運命だったと言い切ってしまえばそれまでの話なんだけど、ちょっと無理が多いストーリーだったかなぁ。。。
あぁ、引きこもりのサンタをつれだして、息子君に会わせに行く場面。公園からサッカーボールを追いかけてきた少年が、なんとも言えなかったよ。（ボール）返してください。1回は言ったものの拒否されて、訳の分からない親子のボールパスを見つめる所在のなさが、衝撃でした*1
あと、二人の結婚式の際に流してくれって言うサクラちゃんのカセットテープも。。。結婚式に流すエピソードではないような。。。もちろん、とても大事なアイテムだとは思うんだけど。。。
エンドロールが終わった後に現れる、二人の母親と新生児が二人。ありゃま。そこからですか！という衝撃の前に、サンタの母黒木瞳さんの、出生届を出す際に、見本の山田太郎をそのまま書いて提出したという父親の話に、もうそこまできたら、さすがだな～って感じでした(^^;
気が付けば突っ込みどころ満載でそんな感想ばかりだけれど、見たいな～って思ってたのを見れたので、良かったということにしておこう(^^)v
*1:+_+
