makiのきまぐれブログ

Mr.Childrenが好き♡ back numberが好き♡ 他にもイロイロ♡♡

2019年の本!!

そしてさらに、2019年1年間のまとめ!!

 

月々upしてるので、重複ですが、やはりずらりと並ぶと圧巻ですなぁ(^^)

さてさて、2020年はどんなホントの出会いがあるか・・・楽しみです。

 

2019年の読書メーター
読んだ本の数:70
読んだページ数:23808
ナイス数:1237

新装版 ハゲタカ(上) (講談社文庫)新装版 ハゲタカ(上) (講談社文庫)
ドラマ一部の完結編を録画しそこね、貴子のホテルの行方がどうしてもきになりつつ、やっとここまで到着。 鷲津が綾野剛くんに脳内変換され、難しい話だけれどなんとか理解が追いついてる。 高度成長期からバブル崩壊。腐敗の進む日本経済。 彼の活躍と、そして、割腹自殺した男(彼の父親??)の闇。そして問題のミカドホテルの行方は? 下巻に続きます。
読了日:01月18日 著者:真山 仁
新装版 ハゲタカ(下) (講談社文庫)新装版 ハゲタカ(下) (講談社文庫)
え?これでおわりなの??貴子のミカドホテルグループはどうなったの??鷲津の貴子への思いは偽物なの?鷲津の復讐の物語だっていうのなら、結果(結論?)をあれだけで済ましちゃうわけ??芝野さんも、なんか中途半端にフェイドアウトだし?? う~ん。。。。あとがき読みながら、ホリエモンってこういうことしてたんだとその辺は納得??? 結末を楽しみに読み進んだのに不満大! とりあえず、それを解決してくれるのか、いや多分違った話になるんだろう気はしてるんだけどⅡに進みます。
読了日:01月28日 著者:真山 仁
新装版 ハゲタカ2(上) (講談社文庫)新装版 ハゲタカ2(上) (講談社文庫)
予想に反して、芝野さんも貴子もでてきた♪ 夜更けのバーで鷲津のピアノを称賛したのは、貴子だとばかり。。。 でも、あれって、きっとアランと地下鉄の改札をくぐった美女!? にしても、鈴紡の行方は? つくづく飯島と、日本を影で牛耳る政府のお偉い方たちには吐き気を催すわ。
読了日:02月03日 著者:真山 仁
新装版 ハゲタカ2(下) (講談社文庫)新装版 ハゲタカ2(下) (講談社文庫)
鷲津と、芝野が結局は共に戦う姿が嬉しかった。 またしても二人は負けるのか。。。 曙電機の諸星も、シャシンの滝本もよく頑張った(!?) ドキドキなまま結末へ突っ走る前に、アランの墓前でのエピソードが泣けた。結局アランの死の真相は? …ってか、まだ続くのね^^;
読了日:02月06日 著者:真山 仁
カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)
外国文学を読んだのは久しぶりで、相も変わらず登場人物たちの名前が覚えにくくて、これ誰だ?の世界を繰り返す私。 クリスティーを制覇した私にはピュント氏がポアロにしか思えず、世間で言われてるほど、面白いか??の疑問符をちらつかせながら読み進め、ラストで。。。 そう来る!!(笑) はい、下巻も読みますよ。
読了日:02月14日 著者:アンソニー・ホロヴィッツ
カササギ殺人事件〈下〉 (創元推理文庫)カササギ殺人事件〈下〉 (創元推理文庫)
最初の登場人物紹介を見て、違う物語?? 下巻って書いてあるよね?続きだよね。。。 読み始めてそういえばと上巻最初の頁を思い出す。 なるほど、そんな仕掛けでしたか! (作中)作家アランコンウェイの人間像にちょっと引く(^^; でもスーザンの立ち位置にはなんか共感が持てていろんな意味でドキドキできた。 もう1回、上巻に戻るのがホントだろうけど、ちょっと疲れたかも。またいつか!(笑)
読了日:02月23日 著者:アンソニー・ホロヴィッツ
ハゲタカ2.5 ハーディ(上) (講談社文庫)ハゲタカ2.5 ハーディ(上) (講談社文庫)
貴子が不幸すぎる!(笑) 謎の女出てくるし? でもアランのなぞがとけるのか? 下巻に続きます
読了日:02月28日 著者:真山 仁,山田 章博
ハゲタカ2.5 ハーディ(下) (講談社文庫)ハゲタカ2.5 ハーディ(下) (講談社文庫)
無事に私の謎は回収されました(^^)v ちょっと、強引というか、あっさりというか。 ふ~んって感じがしなくもないけど。 これからの貴子に幸あれと願うばかり。 将陽明も美麗も不幸だったわ。。。
読了日:03月05日 著者:真山 仁,山田 章博
ばけもの好む中将 平安不思議めぐり (集英社文庫)ばけもの好む中将 平安不思議めぐり (集英社文庫)
超美形でエリートなのに「ばけもの好む」という肩書がつく宣能。そして、その宣能になぜか好かれる小心者の宗孝には12人もの姉がいる。。 4つの奇怪な物語。 宗孝は、宣能に巻き込まれたって言うけど、実は宗孝の姉様方たちに深い関係があったという(笑) 平安時代、やっぱ愛だわね。。。 そして、恐ろしくは物の怪より人の性。 源氏物語とか、伊勢物語の筒井筒とか、数十年前に教科書で習ったことを思い出す。。 大好きだったあさきゆめみしや、なんて素敵にジャパネスクも。。。 妹君の初草や十の姉上の活躍も、これからもっと楽しみ♪
読了日:03月11日 著者:瀬川 貴次
ばけもの好む中将 弐 姑獲鳥と牛鬼 (集英社文庫)ばけもの好む中将 弐 姑獲鳥と牛鬼 (集英社文庫)
シリーズ2作目は 華麗な中将4人とまみえる短編華麗なる中将たち もののけに憑かれた4の姉の恋(?)の短編憑かれた女 泣く石を求めたのに赤子を拾い、宗孝の男気(?)、宮中の争い、そして秘めた恋など中身満載の中編うぶめと牛鬼 の3作。前作とたがわず一見別のお話が終わればみんな繋がっている。。という見事さ。 頭のなかで考えてるはずが口に出しちゃってるまぬけな宗孝だけど、いざというときに頼れるところ。好きになっちゃうよ(笑) そして、いざというときにもキチンとキメル宣能はいわんをかな。 和歌も効いてますね。
読了日:03月13日 著者:瀬川 貴次
ばけもの好む中将 参 天狗の神隠し (集英社文庫)ばけもの好む中将 参 天狗の神隠し (集英社文庫)
弘徽殿の女御の若かりし頃の恋の話のもつれかと思ったのに。。。 宗孝の姉ばかりでなく母までも! 毒キノコや宰相の中将の火遊び(!?)が、まわりまわってこうつながる?作者のストーリーを練る腕にも脱帽です。 そして今回も、いざという時の宗孝の行動力にはビビビとくる(笑) 初草に、思い未来がのしかからぬよう、もう少し、可愛いままでいられるように願うばかりです。
読了日:03月16日 著者:瀬川 貴次
ばけもの好む中将 四 踊る大菩薩寺院 (集英社文庫)ばけもの好む中将 四 踊る大菩薩寺院 (集英社文庫)
今回は頭の中将♪これで宗孝は、全ての中将様方とすっかり顔馴染みになったわね(笑) 十二の姉と初草と春若。人間関係が複雑になっていってるけどある意味先が楽しみ。 そして今回もいざという時に男気を見せる宗孝、いいわ~(^-^) 大菩薩寺院のアトラクション(!?)は素晴らしい。五の姉。ホント、バリエーションに富んだ姉様方♪ 次巻がどんな話が飛び出すのか?想像が追い付かなくてワクワクです。
読了日:03月17日 著者:瀬川 貴次
ばけもの好む中将 五 冬の牡丹燈籠 (集英社文庫)ばけもの好む中将 五 冬の牡丹燈籠 (集英社文庫)
前の巻があまりにも楽しかったので、今回はちょっと物足りない。。。宣能が元気が無かったら。。。やはり宗孝では華がないか・・・^^; でも、春若と雅平の羽目の外しっぷりや、陰陽師歳明の哀れ。。。(笑)そして、十二の姉上真白の豪傑ぶりなど、宣能が元気がになる要素が積み重なって、調子も上がってきてよかったかな(^^) 新しい年、初草にも元気な笑顔が戻ってますように☆
読了日:03月18日 著者:瀬川 貴次
ばけもの好む中将 六 美しき獣たち (集英社文庫)ばけもの好む中将 六 美しき獣たち (集英社文庫)
ここにきて、初登場の九の姉が登場! 小徽殿の女御、右大臣、初草をまきこんで何処に。。。 安倍晴明なら、と嘆く歳明が、良い味だしてる(笑) もののけ話からちょっと遠ざかった感の六でした。
読了日:03月28日 著者:瀬川 貴次
ばけもの好む中将 七 花鎮めの舞 (集英社文庫)ばけもの好む中将 七 花鎮めの舞 (集英社文庫)
右大臣が根っからのワルだとは、宣能のためにめも思いたくないが。。。 またしてもばけものを好まない宗孝の身に怪異。 恐ろしきはおなごの怨念。。 春若と真白と初草。(宗孝は、入れたいようないれたくないような。。笑)、幼いかわいい子達が幸せになってほしいなあ☆
読了日:03月30日 著者:瀬川 貴次
桜風堂ものがたり(上) (PHP文芸文庫)桜風堂ものがたり(上) (PHP文芸文庫)
本屋大賞だっけ?その時から気になってたけどやっと文庫になったので。。。 この上巻では色んな蕾が散りばめられてますよね?どんな風につながって、からみあって、キレイな花を咲かせていくのか。。。 一整に幸せを!苑絵と渚砂に幸せを!猫のアリスに幸せを! 下巻に続きます。
読了日:04月06日 著者:村山早紀
桜風堂ものがたり(下) (PHP文芸文庫)桜風堂ものがたり(下) (PHP文芸文庫)
ひたすら泣いてた。でも帯に書いてある通り、悲しい涙ではない。 一整の弔い合戦(死んでないって!ww)のように「四月の魚」でつながる渚砂、苑絵、柳田、塚本、そして星野百貨店。渚砂からは鳴海(なるる)、団先生へ。また蓬田とも。そして桜風堂書店へも。 奇跡とはこうして起こるんだとしみじみ。。。 私は昔、本屋さんで働きたかった。好きなだけ本が読めるから(売り物があるだけで、勝手には読めないのに。。) そんな書店員さんたちの努力と夢の結晶のこの本。先が気になって斜め読みしちゃったので、またじっくり読み返したい♪
読了日:04月07日 著者:村山早紀
あきない世傳 金と銀(六) 本流篇 (時代小説文庫)あきない世傳 金と銀(六) 本流篇 (時代小説文庫)
やっと智蔵とともに五鈴屋を盛り上げていける幸。。だったよね?とおぼろげに読みはじめたのに!? 七代目襲名、そして江戸へ!! 今度こそ幸の望む商いができますように。。。 四人で力を合わせ開店の準備をしていく様、そしてついに開店、お客様を迎えたときは一緒にわくわくした。 ホント良かった~(*´ー`*)
読了日:04月16日 著者:髙田郁
精霊の守り人 (新潮文庫)精霊の守り人 (新潮文庫)
何だか共通点の多いバルサとチャグム。でもだからこそ、うまくいったのかな?それを優しく見守るタンダもステキだ。 いつの間にか政治に力を注ぎ込んでしまう星読み人。でもどこの、そしていつの時代にも真実と正しいことを求める人がいるのはささやかな救い。 主人公バルサより皇太子となったチャグムのこれからの方が気になるんですけど。。(笑)
読了日:04月20日 著者:上橋 菜穂子
闇の守り人 (新潮文庫)闇の守り人 (新潮文庫)
バルサが、自分と養父ジグロの過去を清算する物語。 自分の求めるもののために真実を曲げてしまう権力者たち。それをまちがってると言えるのは分別のある大人には難しい。。カッサの勇気に乾杯! ちゃんとバルサと別れられて、そして優しい叔母ユーカという家族とも縁が戻った。バルサ、よかったね。 さあ、タンダの元へ! と言っても穏やかな未来が待っているとは思えないけど。。。(苦笑)
読了日:04月24日 著者:上橋 菜穂子
夢の守り人 (新潮文庫)夢の守り人 (新潮文庫)
今回はトロガイの過去をたどる。。巻き込まれる弟子タンダ。最後の師匠の一声に、笑いながらも安心の涙。。。 皇太子になると決めたチャグムに、つけ入る闇。 でもどんどん強くなる彼がどんな帝になるのか?心強い(?)シュガがいるから、安心かな?(笑) さてさて、やっとタンダのもとに戻ったバルサ。いきなりの戦いになったけど、今度こそは二人で穏やかな。。。というわけにはやはりまだいかないか(笑) 夢見ることは大事だけれどそれに飲み込まれないようにしなきゃだね。
読了日:04月30日 著者:上橋 菜穂子
虚空の旅人 (新潮文庫)虚空の旅人 (新潮文庫)
待望!チャグムの物語♪ いつ、バルサやトロガイがヘルプに現れるかと期待する。。が、なるほど「旅人」は番外的だったのね。。とあとがきで納得。 にしても、やはり、チャグムとシュガがいいコンビで。そして今回、タルサンという同年代の友人(?)までできた! これから、皇太子そして後には帝となるに向け、大変さを感じる隣国での争いを通じ、また強くなったチャグム。人間らしさがどんどん鍛えられてるね。 そして、長女のカリーナ、三女のサルーナ、そしてスリナァ。それぞれの立場でそれぞれの強さ。時代は女性が動かすのね(笑)
読了日:05月09日 著者:上橋 菜穂子
神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)
せめてタンダの傷が癒えるまでは。。 なのに出掛けた市場で、結局は災いに巻き込まれる二人(笑) ロタ王国でタルマハヤを抱くアスラに自分を重ねたバルサ。 捕らえられたタンダ。スファルとシハナは敵か味方か。複雑怪奇になるのですね? 下巻へ急ぎます。
読了日:05月16日 著者:上橋 菜穂子
神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)
アスラ、強かったなぁ。。。っていうか、愛されてる子は強いんだよね。はやく目覚めてチキサと共にマーサの下で幸せになるといい。。 そしてもう一人、イーハン。立派すぎるでしょ!!地位が高い人でもこんな考え方を貫くことができるなら、ロタ王国は健全な国に育つでしょう。。問題は山積みですが(^^; バルサの不死身さ加減にも慣れてきたけど、でも、そんなにもう無理させないで!作者さん!!と言いたい(笑)
読了日:05月17日 著者:上橋 菜穂子
蒼路の旅人 (新潮文庫)蒼路の旅人 (新潮文庫)
旅人編はチャグムの物語。 けど、捕虜になっと南を旅することになるなんて。。。 サンガルのタルサンと旧交を温めるのかと思えばとんでもない! シュガとも別れ、祖父トーサとも別れ。。帝はなんて器が小さいんだ!!! でもヨゴの男ヒュウゴや海の恵みの子セナとの不思議な出会いがまた、チャグムを強くした。 そしてルィンとジン。 みんなが願ったように私も願おう。。 チャグムに幸あれ。
読了日:05月25日 著者:上橋 菜穂子
天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)
よかった。出会えて。。。 タンダは気がつけばロタね草兵になっちゃってるし、チャグムはがんじがらめになりそうな複雑な立場においやられてるし。。 再びの登場に思わずニヤけた(!)ヒュウゴに助けられたバルサ。大人になっちゃったチャグム。でも二人が力を会わせてチャグムの夢を叶えられますように。。 。。にしても新ヨゴの帝のばかさかげんにはほとほと嫌気がさすよ。
読了日:05月28日 著者:上橋 菜穂子
天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 (新潮文庫)天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 (新潮文庫)
バルサの知人がまさかの裏切り者だとは!? 必死の思いでロタからカンバルに入ったのに絶望の闇。。絶体絶命かと思ったけど、信じれば叶うのね?すっかり大人になっちゃったチャグム。あともう一歩だ! 次巻で最終巻と言うことは、オールスター勢揃い?♪シュガとチャグムを再び会わせてあげたいな。。 トロガイのタンダへの愛がステキだった。魂飛ばしをするのは若い者がすることだって!(笑) 最後はみんなが笑顔になれますように☆
読了日:05月29日 著者:上橋 菜穂子
天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編 (新潮文庫)天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編 (新潮文庫)
読み始めたら途中でやめることなんてできなかった(笑) バルサとトロガイ、アスラ、チキサ、そしてタンダとの再会。チャグムとシュガ、母、そして父である帝との再会。 今までさんざんけなしてきたけど帝はちょっと哀れな人だと初めて思った。自分の主張に周りを巻き込ませず、チャグムの行く道を阻まなかったことに、一国の主としての大きさを見た。。。という感じ?? 壮大な物語がついに終わってしまったけれど、生きていくうえで人との出会いが、こんなにも自分を変え、人生を豊かにすることのステキさに、また再読を誓う私なのでした。
読了日:05月30日 著者:上橋 菜穂子
マリアビートル (角川文庫)マリアビートル (角川文庫)
面白かった。 1本の新幹線が移動する中で起こる事件。 王子と木村の事件。 蜜柑と檸檬、そして天道虫の事件。 どう転ぶのが先が気になってドキドキ読み進めた。 王子の言動に胸糞悪くなったけど、木村お祖父ちゃん夫妻が最高!! …にしても天道虫の運の悪さ加減はちょっと笑えるけど 怖い人なのよね。。。 ところで鈴木ってのは??あの鈴木さん!? グラスホッパー再読決定だね(笑)
読了日:06月09日 著者:伊坂 幸太郎
流れ行く者: 守り人短編集 (新潮文庫)流れ行く者: 守り人短編集 (新潮文庫)
チビッ子タンダはかわいらしい。 それに比べバルサは荒くれてるね。。。 本編に出てきた小話がリンクしててニヤリ。 ジグロとの生活は、大変だったね。でも愛が溢れててそれがまた切ない。
読了日:06月13日 著者:上橋 菜穂子
炎路を行く者: 守り人作品集 (新潮文庫)炎路を行く者: 守り人作品集 (新潮文庫)
時系列的に言えば、天と地の守り人3部に入る前後。 敵なのか味方なのか。。ただ、私は彼が好きだ。 そんなヒュウゴが家族をタルシュに皆殺しにされ、それでもタルシュに仕える訳と経緯を思い返す物語。 人生に翻弄されたけど、未来を見据える目的がチャグムと結局は同じだから、助けてくれたんだ。 いい出会いだった。。。 そして、幼いバルサ。悲しいけど、人はそうして強くなる。ジグロ。。!!
読了日:06月29日 著者:上橋 菜穂子
蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫)蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫)
ピアノコンクール。 風間塵。栄伝亜弥。マサル・カルロス~。高島明石 それぞれの事情を持ちながら一つのコンクールに集う4人。 お互い(?)に感化し合いながら、音だけでなく、色や景色まで見せる4人の神に愛されたピアニストたち。 うん、同じピアノでも、弾き手によって全然音が違うのを 私は高校生の時に知った。 クラッシック音楽は詳しくないんだけど、なんか臨場感が伝わってくる。 だれか一人だけ。。。それがコンクール。 でも音楽は、いろんな形があっていい。 どんな結末が待ってるのか、楽しみでならない。 下巻に続く!!
読了日:07月07日 著者:恩田 陸
蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)
クラッシック音楽についてはよくわからないけれど 塵くんとオーケストラのリハーサルの場面は、 自分もその場にいるようで、とにかく一緒にわくわくした。 マサルの夢はとてもステキで是非とも実現を。 番外とかでいいので明石君の物語も読みたいです。 結局コンクールの優勝は。。。だよね?(笑)
読了日:07月11日 著者:恩田 陸
希望の糸希望の糸
松宮脩平-これはいったい誰だ? からの数ページは、超興奮しちゃった(笑) まあ、その「彼」の物語ではなかったけれども 松宮の、仕事と個人が並行して進みながら あれ?なんか??結局???って進んでいくさまが お見事でした。 そこここに見え隠れする「彼」の存在ww を抜きにしても、割と結局みんな幸せになれそう? って感じに、大満足の1冊でした。 新しい事に挑戦するのもいいですが、やっぱ安心!納得♪ な東野さんなのでありました…
読了日:07月16日 著者:東野 圭吾
さよならの儀式さよならの儀式
SFの短編集。 最初の物語はえ?その後どうなんの??やっぱ短編は嫌いだと思い 2作目、3作目はなんとなくどこかで起こってそうな不気味さに。。。 4つめは表題作。こんな時代が来るのは怖いなと思いつつ 5作目。一気にSF化した感?でも、人間味のあふれるお話。。かな? と、安心するも、次は、どっか~ん主人公が悪者なんて!! 6作目でそんな気持ちをおちつかせるかのように息継ぎをして。 最終作。さすがにこの時はそのつもりで読んでるのに、実は実はの逆転の発想!?的に読み進めるほどざわざわした。 圧倒的に最終作が好き。
読了日:07月28日 著者:宮部みゆき
ばけもの好む中将 八 恋する舞台 (集英社文庫)ばけもの好む中将 八 恋する舞台 (集英社文庫)
「ばけもの好む」感がなくなってきて、宮中恋物語& 右大臣家はたまた十の姉をも巻き込んだ悪者多情丸との諸々話に変わってきたかも?? ・・・と言いながらも宗孝が当時の貴人(?)らしく 憑き物へのさわりを気にして寝込んだり、 巫女集団との舞台など、楽しい(!?)お話で、好きなんですけどね(笑) そして。。。いよいよ、宗孝と初草の今後が気になる所。 腕白な春若と真白の今後は、どうなのかしらね。。。
読了日:07月30日 著者:瀬川 貴次
櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)
キンカムイを読んでたけど??が飛びまくったのでお盆休みをいいことに最初から再読! でも、あれ?これっていわゆる1巻のはずよね?という疑問が飛び回ることに。。。(笑) おまけに櫻子さんがいなくなる(?)予言まで!? ハーブティーのあこがれのお姉さんから始まり 山路おまわりさんとの出会い。 薔子さんのお屋敷で降霊会。 3話(骨)とも愛憎うずまき、櫻子さんには縁のない話。でもだからこそ、真実(?)を見つけられるのか!?
読了日:08月14日 著者:太田 紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている   骨と石榴と夏休み (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み (角川文庫)
鴻上のおばあちゃんの事件。 いいちゃんのお母さんの事件と内海さんとの出会い。 そして再び薔子さん。お祖父ちゃん東藤清治郎の誕生日からの。。。題名が怖い殺されてもいい人!? ソウタロウ。櫻子さんのお母さん(byばあやさん)。 登場人物が増えてきた! けど相変わらず名前しか出てこない直江さんって、結局出てくるんだっけ!?
読了日:08月14日 著者:太田 紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている  雨と九月と君の嘘 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘 (角川文庫)
ヘクターが九条家に♪ それに伴う藤岡さんの話は辛かったけど、奥さんがいい人でよかった。。 おばあちゃんとプリンの話も切ない。 理科室の準備室の整理にまつわる佐々木先生と夏子さんの話も切なくて、それと共に櫻子さんのルーツが少し紐解かれ。。 櫻子さん、一気に人間らしくなった気がする。 でも確かにまだ正太郎に影を見てるのねと。。。
読了日:08月15日 著者:太田 紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は十一月に消えた (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は十一月に消えた (角川文庫)
鴻上の椿ちゃんのストーカー事件からの旭山動物園、沢さん登場! そして、鴻上とおばあちゃんの絵の話をはさみ いよいよ蝶形骨、花房の姿が!! そっか。。20本の蝋燭、実際は随分年は上なのね。 三姉妹に苦悩する磯崎先生は、もしや重要人物だったりするのだろうか? 無いよね💦(少なくとも11巻まではなかったはず!?)
読了日:08月15日 著者:太田 紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている冬の記憶と時の地図 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている冬の記憶と時の地図 (角川文庫
キンカムイで正太郎が青葉さんに、設楽教授みたいに!って言ってた物語だ。。。 櫻子さんのおじさんのファイルにあった臼渕日和さんの死について調べる二人がたどり着いた結末に驚愕!! 蝶形骨の採取の目的に操られた女性がまた一人。 番外は、一年後の物語なのか?クリスマスプレゼントって言ってる。。と時系列が気になる私。 正太郎が櫻子さんにちゃんと会いに行って、ちゃんと聞いたことに、あ~少年どころじゃないよ。立派だよ!ってなぜだか上から目線ながらほっと安心。
読了日:08月15日 著者:太田 紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密 (角川文庫)
6作目にしてやっと語られた櫻子さんと正太郎の出会い。でもそれが弐骨の磯崎先生の忠告とか、ファントムとの会話とか、そして設楽教授との面会とか、惣太郎くんとか、永山のおばあちゃんとか(これは壱骨だけど)、このタイミングなんだって感じ!? わずか一年ちょっとで、すごい成長した正太郎が素敵だよ。でもちょっと、いや、かなり、恐怖だね。。
読了日:08月15日 著者:太田 紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 謡う指先 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 謡う指先 (角川文庫)
前作の終りから、どとっと来るのかと思えば穏やかな巻。 といっても正太郎が学校で襲われたけど!? 鴻上目線で磯崎先生の独特さもあったけど。 耕治さんとの雪山は楽しかったし、さすが男同士で惣太郎くんのもやもやめ解決! これって嵐の前の静けさか!? ウルフのお礼が超かわいい♪
読了日:08月16日 著者:太田 紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている はじまりの音 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている はじまりの音 (角川文庫)
阿世知登場で、女子高生の友情に振り回される正太郎と今井がかわいい。 九条家でまさかのご近所トラブル!? 青葉さんと青い池で蛇にまつわる家族の復讐劇かと思いきや。。。 三人のおじいちゃんたちがかっこよすぎ! 梅さんが、強くて、優しくて、悲しい。。 だって、キンカムイで。。。。
読了日:08月16日 著者:太田 紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間 (角川文庫)
送られてきたウルフの写真から、ファントム賭け(?)をすることになった正太郎。 集団心理、こわい。でもそれに負けなかったけど。。櫻子さんが、間に合ってよかった。。。 挨拶に来た三奈美さん、二葉になろうとした一重さん、闇は深い。磯崎先生の闇も広がる!? 弐骨ではうってかわってホラー話!?内海さんって面白すぎる(笑)でも、事故物件って大変なんだな。。 櫻子さんから盗んだ(!?)狼の骨のお守りが、正太郎、そして彼が守りたい櫻子さんをも、守ってくれますように。。
読了日:08月16日 著者:太田 紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし (角川文庫)
正太郎の両親の話。 雨のドライブでの怪談話。 薔子さんの友達の話。 青葉さんが正太郎の生きる道を導き 鴻上は正太郎を親友と呼ぶ。 。。。。 まさか、石榴の一年後のエピソードが、今につながるとは!? プロローグのおそらく三奈美さんと磯崎先生の会話も気になる。。 レディーボーデンこそ、重い話だったけど後のふたつは軽いと思ってたのに、そうじゃないかも!? 九条家から人がいなくなるし。夏なのに。。
読了日:08月17日 著者:太田 紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶の足跡 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶の足跡 (角川文庫)
正太郎が見つけたものが、二人じゃなくてホントに良かった。でも高校2年生なのに、古だぬきさんの問いもその答えも、納得しかない。 にしても、五年前の正太郎の体験がまたしても死体を引き寄せるとは。。。 裁判官裁判から繰りひげられる不幸の連鎖。 そして引き継がれる廃屋の闇。 花房は正太郎を傷つけない!? 梅さんの入院と正太郎の言葉が櫻子さんに効いてるといいな。
読了日:08月17日 著者:太田 紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている ジュリエットの告白 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている ジュリエットの告白 (角川文庫)
正太郎の兄登場! この物語はいろんな形のわけあり家族が登場するけど、今回櫻子さんと3人で訪れた親戚の家もなんだかんだと暖かかった。もちろんお兄ちゃんも!! に比べ弐骨のジュリエットは悲しかった。 そしていいちゃんの家も複雑で。鴻上ちゃんも複雑で。。 次巻に続くのね!?
読了日:08月17日 著者:太田 紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている わたしのおうちはどこですか (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている わたしのおうちはどこですか (角川文庫)
いいちゃん誘拐事件。ドキドキして、そして鴻上の事が嫌いになりそうだった。 テディベアの話でも、なんて邪魔くさいんだと 。。。 でも、一つの山は無事乗り越えられたようで良かったんじゃない!? かわいそうなのは正太郎だけど、まあ、彼は大丈夫。 同じ会場で、それぞれの謎に挑み、大団円を迎えたあのメンバーじゃないのなら 盗聴器をしかけたのは誰! 櫻子さんと過ごした最後の秋って!? そろそろ終りが近づいてきた?? やっとキンカムイに戻ってこれた💦
読了日:08月17日 著者:太田 紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている キムンカムイの花嫁 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている キムンカムイの花嫁 (角川文庫)
14作目にして帯には最終章開始! ばあやと温泉旅行に出掛けた先で見つけた遺体の真相を求めて、疑惑を抱く青葉さんと共に。 いじめ。にどう対応するのがよいか?結局幸せになれなかった二人。 で、無事解決かと思えばやはりの青葉さん!? 鴻上が捕まったときにいたもう一人はやはり彼?? にしても9月14日って??? 鴻上の誕生日が10月頭だから、いいちゃんの誘拐事件より前で櫻子さんがいなくなったのは夏休み。轢き逃げ事件からの爆発事件がその頃?? いやまて、そうしたら、鴻上を誑かそうとしたのは? 訳がわかりません。。
読了日:08月18日 著者:太田 紫織
銀翼のイカロス (文春文庫)銀翼のイカロス (文春文庫)
「やられたら、倍返しだ」 4作目にして実はたった2度目のこの言葉。。 ぶれない半沢、がすごかった!そしてもちろん中野渡頭取も! あとがきを読みながら。。JALって銀行が債権放棄したんだと改めて知る。なんか大変だった記憶しかないけど 労働者、銀行マン、それぞれの思いになるほどと思い、そして政治家には嫌悪感しかない。。。 あ、的場首相は若干(!?)まともだったかな??? 改めて自分も新年を持たねばと思うが、でも、それはやっぱり彼らに任せとこうとつぶやく自分に苦笑。 いい本。シリーズ再読したいが、それはまた。。
読了日:09月06日 著者:池井戸 潤
民王 (文春文庫)民王 (文春文庫)
時代はちょっと遅れてるらしいけど 漢字の読み間違いとか、泥酔記者会見とか現実の記憶にひっかかりますよ~(笑) 放蕩息子と現職総理が入れ替わる。 入れ替わりなんて何度も使い古された手法なのに そこに、政治クーデター(!?)を盛り込みますか! お互い、反目しながらもやはり親子。 根っこにもってる考えは通じるものがあるのだね。 母(奥さん)が、いいとこ持っていきました! …にしても、就職活動してるのにあそこまで漢字が読めないのは問題でしょ!?(笑) そこへ新薬許認可問題ぶっこんでくるとはもう、どうよ!?(^^;
読了日:09月12日 著者:池井戸 潤
アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)
短編小説かと思いきや、でもその割に、なんだか聞いたことあるような名前やら、エピソードやら出てくるぞ。。。 と思ってたら最終章で!! だめだ、ちゃんと関係性をさらってからラストを読みたい! 最初に戻って、メモ取りながらまとめましたよ。。 で、最終章で、すばらい「伏線」と「回収」に感服したあとに、さらなるあとがきでの衝撃! 劇中に出てきた「斉藤さん一回百円」って!!! この本読んだのは、斉藤さんのライブきっかけでしたけど!?(^^; 殺し屋x2、オーデュポンに続き、4作目でしたが、伊坂さん、もっと読みたい♪
読了日:10月03日 著者:伊坂 幸太郎
あきない世傳 金と銀(七) 碧流篇 (時代小説文庫)あきない世傳 金と銀(七) 碧流篇 (時代小説文庫)
また不幸が起こるんじゃない?? そんな心配をよそに、幸せいっぱいの1冊で良かった。 勝手の違う江戸店で「蟻の目」と「鶚の目」をふるう七代目幸。 そして、連なる、不思議な縁。 ラスト、富五郎の昔話に。。。震えた。。。 さてさて、新しい商いをお披露目した五鈴屋の繁盛はいかほどか!? そして、結の恋の行方は!?(勝手に賢輔を好きだと思ってる!笑)
読了日:10月06日 著者:高田 郁
最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵 (角川文庫)最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵 (角川文庫)
夏神さん、人として、超かっこいいね(^^) カイリも、いい人と出会えて幸せだ! そしてそのカイリに拾われた付喪神のロイドも♪ みんな、かっこいいし。。。 なるほど、これからいろんなお料理が出てくるわけね。 そして多分、幽霊も!? 楽しいシリーズ、読み進めるのが楽しみです。 芸能界のシビアな世界も、親子の厳しいしがらみも カイリにとっての、よいステップでありますように☆
読了日:10月11日 著者:椹野 道流
月の影  影の海 (上) 十二国記 1 (新潮文庫)月の影 影の海 (上) 十二国記 1 (新潮文庫)
話題の十二国記のスタート。 陽子の気持ちとおんなじで、何がなにかさっぱりわからない。 それゆえに、続きを読まずにいられない!? さて、下巻で謎(?)はとけるのか。 陽子の運命はいかに。。。
読了日:10月17日 著者:小野 不由美
月の影  影の海 (下) 十二国記 1 (新潮文庫)月の影 影の海 (下) 十二国記 1 (新潮文庫)
すごい結末(始まりだけど?!)だ! 陽子にとって、無駄なことなんてなかった。。 どんなに苦しくても。。。 中でも楽俊との出会いはかけがいがない。 出てくる男たちがみな、かっこよすぎるし♪ も一回、上巻から読み返したい。 踏まえとかないといけないことが、てんこ盛り!?
読了日:10月19日 著者:小野 不由美
風の海 迷宮の岸 十二国記 2 (新潮文庫)風の海 迷宮の岸 十二国記 2 (新潮文庫)
1作目で延王と陽子の会話で「成獣じゃなかった?」「過去形?」と言われた泰麒の物語。 景麒が教育係をしてたんだ。 悩む泰麒を前に、景麒、延王、延麒が勢ぞろいした場面では そんな場合じゃないのにワクワクした。 時系列的に言えば、1作目よりまだ随分前の話で。 でも、それゆえに、物語の行方が何となく示されてるよう。 陽子が学んだこと、それをもう一度泰麒が学ぶことで うんうん。。。ってなんだか私まで嬉しい。 どんどん次の物語、その後の物語が知りたくなる。 やはり、十二国記、はまってしまった。。。(笑)
読了日:10月20日 著者:小野 不由美
東の海神(わだつみ)  西の滄海 十二国記 3 (新潮文庫)東の海神(わだつみ) 西の滄海 十二国記 3 (新潮文庫)
延王尚隆と延麒六太の物語。 1章では陽子を助け2章では泰麒を弄んだ(!?笑)、 裕福な雁国がまだ、混沌とした荒野だった頃の話。 立派なはずの尚隆が、側近から遊んでばかりでしかられて ものすごい不思議だったけど、彼が更夜に対して ふざけるな!という場面では泣きそうになった。 捕らえられた六太に驪媚が尚隆のすばらしさを解く場面も 涙を禁じ得ない。 改めて、やっぱこのころから尚隆はできた男だと。。。 六太の苦悶。尚隆への思いに、更夜への思い。 ほんと、泣けてくる。 ラストの「雁史邦書」約90年の重みにまた涙。
読了日:10月24日 著者:小野 不由美
風の万里  黎明の空 (上) 十二国記 4 (新潮文庫)風の万里 黎明の空 (上) 十二国記 4 (新潮文庫)
三人の女の物語。 恵王陽子。 芳の元公主祥瓊。 才の元王の愛妾梨耀に仙にしてもらった海客鈴。 祥瓊と鈴は陽子にあうため慶国に堯天に向かい、 陽子は王宮でなく街へ下りる。 それぞれの苦悩と学習。 陽子は遠甫の下で学び、 祥瓊はなんと楽俊に出会い旅を共にし(陽子のように彼から学び)、 そして鈴は少年清秀から学ぶ。 さてさて、3人の運命の行方は?? 国が多くなってきて。。。 そして陽子が学ぶことが小難しすぎて。。 私の頭もイッパイイッパイ。でも気になる!下巻へ続く!!
読了日:10月27日 著者:小野 不由美
風の万里  黎明の空 (下) 十二国記 4 (新潮文庫)風の万里 黎明の空 (下) 十二国記 4 (新潮文庫)
冬器の取引での鈴と祥瓊の出会い。 遠甫を探してたどりついた鈴と陽子の出会い。 そしてついに3人が出会う。より良い慶の為に! 啖呵を切った祥瓊と鈴の何とカッコ良かった事! 信頼できる友、師、臣下を得、陽子の治世がやっと始まる。 景甫との関係も、ちょっとはよくなるかな!? それにしても、人と人との出会いは不思議なもので そしてそれは素晴らしい宝となる。 さて、次はどこの国の誰のお話になるのかしら? もう楽しみでしかない(笑)
読了日:11月04日 著者:小野 不由美
丕緒の鳥 (ひしょのとり)  十二国記 5 (新潮文庫)丕緒の鳥 (ひしょのとり) 十二国記 5 (新潮文庫)
番外編。短編集。 王不在、もしくは王が立ってすぐの荒れた時代の庶民の話。 青条の蘭が好き。果たして王に届くのか?そしてその王は誰?先がとにかく気になったけど。。。玄英宮。尚隆と六太だ!そしてラストは、里木に実がなったのよね?? 楽照の獄は現代の死刑制度の是非に通じる物語。舞台は柳。 内容はすごくわかるんだけれどもなんせ漢字が多いうえに読みづらいくて、ちょっとくじけた。 丕緒の鳥。風信。ともに慶。丕緒の思いが王(陽子!)に届いてよかったし、新王のお陰のほんの少しだけでもの希望の光に、慶の未来の発展が楽しみ。
読了日:11月09日 著者:小野 不由美
図南の翼 (となんのつばさ) 十二国記 6 (新潮文庫)図南の翼 (となんのつばさ) 十二国記 6 (新潮文庫)
珠晶が恭国の王となるため、蓬山に昇山する物語。 珠晶が王であることは、祥瓊が随分とこけにされた 風の万里~で分かっていたこととはいえ。。。 なるほど、あれだけ口が立つのは、それなりの経験が あったのね。 頑丘、利公、室季和、聯紵台、彼女も良い(悪い人も)出会いをした。でも、やっぱりもともと頭はよかったよね。 そして、あの自信(ホントは自信だけじゃなかったけど)! 言霊ってあると思うけど、実践してるやはり彼女はすごい。 利公、私もしや彼が麒麟か?って。。そんなわけないのに(笑)でも、正体はなかなかのもの!
読了日:11月16日 著者:小野 不由美
華胥の幽夢 (かしょのゆめ) 十二国記 7 (新潮文庫)華胥の幽夢 (かしょのゆめ) 十二国記 7 (新潮文庫)
今までのおさらいができるような短編集。 いや短編集というにはもったいない!! 中でも祥瓊の母国芳の月渓の苦悩を描いた乗月は絶品♪ もちろんちびっこ蒿里と廉王世卓、そして驍宗とのエピソードはほのぼのなのに。。。その後。。。 ・・・ところで、前作のエピローグからにひきつづき 謎の長寿国、奏がとっても気になるんですけど!
読了日:11月19日 著者:小野 不由美
黄昏の岸 暁の天 十二国記 8 (新潮文庫)黄昏の岸 暁の天 十二国記 8 (新潮文庫)
戴国の話とのことで、驍宗がどんな治世を敷き、何故死に、泰麒が行方不明になったのか?そういう物語だと思ってた。確かにそうで、そしてそれだけでなかった。 「誰もがその行為、その行動から他者の内実を推し量るしかない」「結局のところ、その人物の為人の問題でございます」という言葉からは、今生きる自分を顧みずにはいられない重い言葉だ。 新刊、泰麒帰還の物語に進みたいが、「圧倒的な死臭」をまとうことになった彼の蓬莱での物語を読まねばならぬ。 李斉が金波宮へやってくる場面、そして去っていく場面の繋がりが切ないけどいい。
読了日:11月24日 著者:小野 不由美
魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫)魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫)
これは、やはり最初でなく、黄昏の岸~の後に読むのが正解でしょ!! 白い腕や、蹲る犬のようなもの、キを知りませんかと彷徨う女。分かってなければ、ほんとわけわからない不気味なだけの物語。 でも、そのわけわからないことが身の回りで起こる高里の人生は、Episode1上巻の陽子と同じく辛すぎる。。。 これぞ圧倒的屍臭なわけですな・・・ 寄り添おうとする教生の広瀬。同じく流された人かと思ったけれど結局、ただの人だったの?? 「思い出した」と微笑う高里。戻る世界も尋常じゃないよ。 さてさて、ついに新刊に進みます!
読了日:11月27日 著者:小野 不由美
白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)
無事戴に戻り、 さらに白圭宮に戻った(入った?)泰麒。 そして文州に入った李斎の一団。 そして窖に横たわる主人と呼ばれる人影は驍宗なのか!? 先が気になって斜め読みしそうだけれども そんなもったいない事はしてはいけない。。。 二に続く。
読了日:12月04日 著者:小野 不由美
白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫)
え??ちょっと待って!!! 李斎たちが突き当たった結果が実は泰麒の行動なの?? ちょっと待ってよ!!!! ・・・私的には、平仲が泰麒の傍で鳩が鳴くと嘆き、 その後休養中の屋敷で鳴く鳩の声、が気になるんですけど。。。 それが阿選やら突如うつろなまなざしになった官僚たちへのまじないなのでは?? などというのは、きっといつもの「私のただの間違った思い込み」!? とにかく、次巻へ続く!!
読了日:12月12日 著者:小野 不由美
白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記 (新潮文庫)
だんだんと大きくなっていく李斎陣営。 それに対して、人が離れていく阿選陣営。 そして!!生きていた!!!驍宗!!!(T_T) 驍宗自身での脱出が早いか、李斎陣営の救出が早いか 阿選陣営のさらなる非情が早いか。。。 いよいよクライマックスへ♪
読了日:12月17日 著者:小野 不由美
白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記 (新潮文庫)の感想
三でどんどん膨れ上がった李斎陣営。 ラスト四ではとっとと阿選を倒して戴国の復興となるのかと思いきや!? でも、泰麒が最後までやってくれた♪ 驍宗が「…蒿里か」と呼んだ時には涙が出た。そしてさらに!! とらと去思もよくやった(^^)v 李斎のもとに駆け寄る小柄な人影と長身の偉丈夫も♪♪ そして、驍宗の麾下たちがうらやましい。 ものすごい苦労は長かったけれど、尊敬できる人の下で働くことがどんなに幸せか。。。 -過去が現在作る。ならば、今が未来を作るのだ- 次々と集まる懐かしい顔ぶれ。でも??再読決定だね(笑)
読了日:12月18日 著者:小野 不由美

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