makiのきまぐれブログ

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池井戸潤 ルーズヴェルト・ゲーム

月が変わった4月。
今月の1冊目は、またしてもドラマの原作!?
でもね、まだ始まってないの。4月から始まるドラマの、原作の先読みです
 
 
 
 
野球をこよなく愛したアメリカのルーズベルト大統領が、
一番面白いゲームスコアは、8対7だといったことに起源を発する
8対7のスコアの野球の試合のことを、ルーズヴェルト・ゲームというのだそうだ。
 
そんな題名から想像できるように、野球のお話。
社会人野球のお話。
でも、ただただ野球のお話であるわけでなく、社会人野球ということは企業野球。
それをかかえる、会社「青島製作所」のお話でもあるわけだ。
 
池井戸さんの企業もののお話と言えば、
下町ロケット」の 帝国重工  がなんともにっくきライバル(敵!?)企業が出てくるが
今回も、なんともまぁ、ここまであくどいこと、ようやりますな~の ミツワ電器 がありまして、
次から次に、問題を積み上げてくれます。
 
はたして、青島製作所は、生き残ることができるのか!!
そしてその野球部の行方は。。。
 
ハラハラドキドキの連続だけれども、そこはまた、池井戸作品、
この青島製作所の従業員たちの会社愛(?)がいい感じなのである。
 
8対7のスコア、ルーズベルトゲーム。もちろんその題名から結末は想像できる気はするのだけれど
後半、もう目を離せなくなり、一気読みでした。
 
それは架空のお話だから。。。って変な納得を許すことなく結末を迎えた
エピローグに、ものすごく爽快な気分になりました。
 
 
追い込まれても諦めることのない、登場人物たちに勇気をもらい
「なるようにしかならないんだよ」なんて、軽くあきらめるその前に
やれるだけのことは、やらなきゃだめなんだよな~なんて、自分にカツを入れてみた。
 
 
 
ドラマの方は、唐沢君が主役で、社長を演じる模様ですね。
唐沢君の演技大好きなんで、見るべしだね~。
キャストを見て見ると、その社長と反目(!?)する専務は江口君ですって!?
このキャスト、愛という名のもとに や、白い巨頭をほうふつとさせますね~(笑)
 
話が分かってるから、私がビデオで見る前に、会社でペラッペラとあらすじを話されても
腹を立てずに楽しめますね
まぁ、それの予防としての、原作先読みだったりするんですけどね