風立ちぬ 観てきたよ～^^

 

スタジオジブリ、宮崎監督の「風立ちぬ」を見てきた。

な～んにも予備知識無しに、ジブリ♪ジブリ♪♪って見に行ったんだけど
旧式戦闘機らしき飛行機が飛び、関東大震災と思われる大地震で街が崩れ
なんだ？？結構深刻な作品なの*1って思い、
返ってきてから調べると。。。
零戦（飛行機）を作った堀越二郎さんの半生と
これまた実在した堀辰夫さんって作家さんが書いた物語を
一つにまとめてみました！！って作品だったんですね～φ（．． ）

二郎さんが子供のころに飛行機をつくる頃を夢見て
学生時代を経、三菱に就職して、恋をして、零戦を完成させる。

時間の経過がいきなりぶっ飛んで、まぁ、その間に夢（？）が挟まれて
なんだか、頭が混乱したけれど、
二郎さんと、菜穂子さんのラブストーリーとして観賞した感じではステキだった！？
大正から昭和にかけての物語で、ましてや、ジブリの作品で、
「好きだ」「愛してる」など、ちょっと（かなり？）大胆な気がした。。。


話はそれるけれど、夏休みも終盤で、レディースデーで、ジブリアニメってことで
映画館は盛況だった。
チケットを買いに行ったお昼の上映では満員御礼のＳＯＬＤ　ＯＵＴ札が出てたし
夕方の回もほぼ満席。
いつもは、多くても20人ほどで、自分の周りは貸し切り状態の映画館なのに
さすがだわ～って思ったけれど、これってちょっと子供には難しくない？？

いわゆる、「たばこ論争」なんてのも話題にあがっちゃうのも無理ないかなぁ。
私的には全然気にならなかったけど。。。
例えば結核患者の横でタバコをふかすなんて、なんてこと！！って事だったけど
彼女が離れるのがいやで、ここで吸って！っていったわけだから
愛の深さというかなんというかを感じられる場面に見えたりして。。。。
それほど、仕事人がたばこをふかすのは当然だった一昔を、理解できるわけで・・・


まぁ、いろいろな意見があるのでしょう(￢＿￢)


主題である（と思われる）飛行機の開発ってことに話を戻すと
ラストのドイツの開発者の言葉が全てなのかな

「飛行機は美しい。そして飛行機は魔物である」

魔物って言葉がちょっと違うかったはず。。。。私の特異な雰囲気で！（笑）


空を飛ぶのは人類の夢で、そして、そこに美しさをも求めた二郎さん。
でもその飛行機は、戦争の道具で、人を殺し、戦争に行けば半数も戻ってくることはない。

でも、そんな兵器をつくってるのではなくて、飛行機をつくってる。

　何十万人もの命を一瞬で奪い去った核爆弾や細菌兵器
　あれだって最初は　名もない科学者の純粋で
　小さな夢から始まっているんじゃないだろうか？

小難しく考えると、結論は出る筈もなく。。。
でも、美しく、便利な飛行機をつくった彼を、夢を実現した彼を私はすごいと思う。

　描いた夢
　それを追い続けたって　所詮
　たどり着けるのはひとにぎりの人だけだと知ってる

から。。。

な～んて、ミスチルの歌詞に乗っかってみました^^



そう言えば、何度かジブリの記事を書いてきた私だけれど
スクリーンでジブリ作品を見たの、実は、初めてだったんでした～＾＾
自分でもびっくり！！(笑）

*1:+_+