先日から、我が家の本棚の大整理を致しておりまして。。。。
兄から譲り受けた本、昔、自分で夢中になった本を少々整理いたしましょうってことで。
フリマでお金になりそうなシリーズものを片っ端から売りさばいてるわけですけどね（笑）
あさきゆめみし・・・いわずと知れた、源氏物語を漫画でお勉強できる本ですよね。
なんてステキにジャパネスク・・・・夢中になって読んだコバルト文庫。涙なくして読めなかったよぉ。。。
この二つのシリーズが、ホンットに大好きで、でも、やっぱりそういうものは高値で売れるわけでして
売ろうか、どうしようか、悩んでおります時に、本屋さんをなぜかそぞろ歩きしていて・・・
出会っちゃたわけですよ。こんな表紙のシリーズに。。。
瀬川貴次さんの ばけもの好む中将シリーズ （現在7巻まで出てるみたい？？）
でその場で、大人買い♪♪っていえばかっこいいんですが、
私、結構貧乏でして。。。。
とりあえず、家に帰り、フリマで検索！（笑）
そして、6巻までのセット売りを、購入させていただいたわけです（＾＾）ｖ
瀬川さん、まったく存じ上げない作家さんで、不安ではあったんですけどね。
でも、別名で、それこそ、コバルト文庫で大活躍してらした って事も聞きかじり、
ドキドキしながら、読み始めたわけなんですけどね。。。
めちゃいい感じです♪
あさきゆめみし、なんて素敵にジャパネスクを経てる人なら
ちょっとぐらい難しい公達（きんだち）とか御簾（みす）とか
はたまた左近衛中将（さこのえのちゅうじょう）とか右兵衛佐（うひょうえのすけ）とかも
なんとなく（あくまでもなんとなく！ってのがみそですよww)、読み進めることができる（笑）
主人公の宣能（のぶよし）さんが、なかなか、なじまなかったけど。。。（＾＾；
平安時代ごろの 雅な中の 物の怪 話 が軸になってるんだけど、
高校生の頃、古典の教科書に出てきた、源氏物語の光の君と葵の姫との出会いのお話とか
伊勢物語の 筒井筒 の恋のお話だとか。。。
そんなものが、そこかしこに、散らばっていて、それを勉強してた当時の
若々しい自分をも思い出す( *´艸｀) 的な 楽しみがあったりなんかもするんですよね～
（あ、私、学生時代、国語の教科書が大好きでして。。。その頃から根っからの活字好きでした！）
そして、おどろおどろしきは、物の怪より、人の心 っていうのも、やっぱり、昔も今もかわらず。。。
ばけもの好む中将の宜能に、小心者の宗孝が、振り回される・・・っていう表向きのストーリーなんだけど
でも、1冊読み終えてみたら、4つのストーリ、元とは言えば、宗孝くんの12人もいる姉様方に
全部つながっていて、宗孝が、宜能に巻き込まれたんじゃなくて、その逆じゃん！？って（笑）
おまけに、宜能のかわいらしい妹君も、この物語のキーになっていくんじゃない？？
続きを読むのが、ちょっと楽しみ♪
ホントは、もちょっと、レビュー的なもの書くつもりだったんだけど。。。
内容よりも、このホントの出会いにワクワクしたってお話で、終わっちゃいましたとさ！？（笑）
はい。
