伊坂幸太郎さんの新作(文庫)が出たからと、早々に買って、読み始めようとした。
そう、ようとしたのである。
だってね、この本は伊坂幸太郎の呼びかけで始まった螺旋プロジェクトなるものの一環で、8人の作家が原始から未来までの歴史物語を主人公は別にして、共通のルールとツールを登場させながら、一斉に書く。というのである。。
最初から読むべき。。。なんだろうなと思いつつ。。。これ以上積読、新作家を増やすのは、辞退したい。。。。ととりあえず手にしたプロジェクトも後半になるのかな。昭和後期の物語
シーソーモンスターを読み始めた
目次には確かに「シーソーモンスター」と「スピンモンスター」とあった。
けどそれさえも何も考えずに(何度も書くが)読み始めた。
う~ん。。。。難しいぞ!・・・っていうのもそもそも私の頭には連作っていうのが頭にあった。。。原始・古代・中世近世・明治・昭和前期、それまでの物語がつづられているはずである。
ん?でも待てよ。みんなでいっせいに書きませんか?言ってなかったか?ほかの人だって、前作を受けて書いてるわけじゃないんだよね??これだけで楽しめばいいんだよ。。。あぁ。でも相いれない海族と山族って。。。。カタツムリって・・・
考えれば考えるほど、ドツボにはまっていっている自分を自覚はしていた。
まぁでも、どうしても仲良くできない、嫁(妻)の宮子と姑(母)セツとの間に挟まれるもう一人(?)の主人公(?)直人の職場での立ち位置、宮子の前のお仕事系、謎の石黒市夫、そして懐かしきかなバブリーな時代からみすえる(実際今私がいる)現代への予言。
ぐいぐいと引き込まれはした。嫁姑摩擦問題の解決(?)も、ある意味「めでたしめでたし」でないところが伊坂さんさしいやなんて思ったりした。
で、次章(であると思っていた。いや裏表紙に螺旋第二章開始って書いてあったから、最初の年表で伊坂さんが2作あるのは、これから発表されるのだと思っていた)へ入ると。。。。
あれ?主人公変わった。。。。時代も。。。自動運転って。。。近未来!?
改めて年表をみたら、近未来「スピンモンスター」って書いてあるじゃん(^^;
読み始めたけど、閉じてしまった(^^;
気持ちの整理が必要だ。。。あぁ、どうしよう。。。。このまま近未来版の「スピンモンスター」を読み進めるべきか。。。原始から読み進めるべきか。。。
とりあえず、なじみのある薬丸岳さんとか朝井リョウさんをかじってみるべきか。。。
大きな問題にぶち当たった、10月の終わりである。
…ってとりあえずググってみたら、朝井リョウさんしか文庫本になってないのね。で薬丸岳さんが11月末の文庫本発売らしく。。。