makiのきまぐれブログ

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百田尚樹 永遠の0

私の周りで、本を読むと言う人は、すでにみんなが読んだと言った。。。
出遅れ感に、相当焦っておりましたが、やっと読み終えることができました。
 

 
12月21日に映画公開を控えた
百田尚樹さんの 永遠の0
 
零戦の敏腕のパイロット、特攻でなくなった宮部久蔵。
「生きて家族のもとに帰る」
その信念は、臆病者と言われるほどのものだったのに
何故、特攻で。。。
終戦間際、ほんの1週間前の出来事。
一体、彼に何が起こったのだろう・・・
 
 
零戦のことも、戦争のことも、南の島での戦いのことも、そしてもちろん特攻隊のことも
私はほとんど知らなかった。
 
それを、宮部さんを知る人たちの、宮部さんと闘った今生きてる人たちが語っていく。
なんてこった。。。
戦時中の日本って。。。
偉い人の考えることは、でも今も昔も大きな違いは無いんじゃない??
 
 
なかなか読み進めることができなかった。
戦争ものって苦手なんです。
 
 
でも、後半。
繰り返される人間ドラマ。
ある出来事があったからこそ、今がある。
すべては、つながってるんだなぁ。。。
 
家族の為に生きて帰ると言いながら
たらされた蜘蛛の糸を、その糸をたどれば望みがあると分かっていながら
その糸を他の人に譲った宮部氏。
 
優しすぎる人っていうのは、ホントにいるんだなぁ。。。
でもやさしいだけでなく、とても強い。
 
 
そして、エピローグがこれまた、なんといってもすばらしい。
 
善いことすれば、まわりまわって、きっと自分にかえってくる。
そんな生易しいものではないことは百も承知で敢えて言う。
 
 
優しくて、ちょっとしたことで人にふりまわわされない強い人に、私はなりたい。。。。
 
そして、そんな優しい人が、生き易い世の中であることを願いたい。。。
 
 
改めて今思う。
再び過ちを繰り返さないために、昔を知ることは大切だ。
映画も、是非見にいこう。。。