makiのきまぐれブログ

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宮部みゆき 淋しい狩人

久しぶりに、本、読み終わりました^^
 
作品は、これ!!
 
 
宮部みゆきさんの 淋しい狩人 です。
 
え??前に記事にした
どれから読むのでしょうか?になかったって??
 
そうなんです。
迷ってたら、スペシャルドラマで、これ、やってたの。
 
 
ドラマを見るより、確か本棚にあったはず。。。
取りだしてきて、読んだわけです(笑)
結構、よくあるパターン
 
 
 
イワさんが営む古本屋さんにかかわる人たちの短編集。
 
 
くしくも、この本には、ブックオフ250円のシールが!!
なんか、不思議な縁を感じました。
 
私、本は自分で買う人で、
今でこそ、新書ばっかりかってるけど、
昔は結構古本屋さんめぐりしてたなぁ~なんて。。。
 
古本屋さんで買った本に久しぶりに遭遇してみたら
古本屋さんのお話だった!!って^^
 
 
表題のお話。
ページ数にすれば100ページほどのホントの短編なんだけど
深かった。。。。
 
失踪した作家さんの解決編のない探偵小説
それをある若者が自分はこれを完成させることができる!って
殺人事件を実際に起こしていく
 
って感じのお話なんだけれども
犯人探しのミステリー
ではなくて、人間のあり方(?)みたいなものを問いかけてて
 
すべての登場人物の、孤独感っていうか
淋しさ
そしてそれゆえに人を恋う。。。
 
 
秋の夜長に、心あったまるような
それでいて、心に空っ風が吹き抜けるような
 
不思議な読後感のある1冊でした。
 
 
表題のほかに5つの短編がおさめられてます。
どれも、ちょっと、切ないというか、
生きて行くのって、簡単じゃないんだよ。。。
って改めて感じるそんなお話たちでした。
 
 
絶対1度は読んでるはずなのに、
ぜんっぜん覚えてなかった私って、
1冊の本を何度も楽しめる
お得体質かなぁ。。。^^;