ってことで、まずは本から入ってみた。
人間って、負のスパイラルに迷いこんじゃうと、もうちょっとやそっとでは
出てこられない。。。。
そして、こわれていく。
破滅した高橋夫妻の事件が、きっかけで、危ないところまでいったけど
何とか壊れきれずに、軌道修正することができた遠藤家と、高橋3兄弟に、
やっぱり、ちょっと、ホッとした。
どこか遠い街、同じ地域、お隣さん、
余所の家出の出来事のようでいて、
もしかすると、あなたの家で
起きることかもしれません。。。。 湊かなえさんの言葉です。
かなえさんの作品って、とにかく一気に読んでしまう。
登場人物に、とても感情移入しやすいのだ。
自分がその場に居合わせてる様な。。。気分になる。
家族って、とても厄介だ。
「どんな感情を持っていても、家族であり続けなきゃいけない」
登場人物の言葉だけど、なんか、ちょっと、身にしみる。
やっぱり、かなえさんの物語って、読後、何とも言えない感が漂う。
けど、やめられない!?