makiのきまぐれブログ

Mr.Childrenが好き♡ back numberが好き♡ 他にもイロイロ♡♡

有川浩 図書館戦争


 
 
先日シリーズ6作を一挙に大人買いしたシリーズの1冊目です。
無事読み終わりました。
 
私、これ、スキです
 
作者さんのあとがきによると、コンセプトは月9連ドラ風で一発GO!だそうです(笑)
そんでもって、図書館で戦争。。。!?
 
まったくもって???なんだけど、読後なら、良くわかります。
 
新人社会人の「郁」が新しい仕事と人間関係と社会情勢にに真っ向から向かい合いながら
成長していくお話。。。
 
ただ、舞台がちょっとかわってて
いわゆる「本」に対する「表現の自由」がことごとく侵害されている世界
本に検閲が入って、たとえば子供に好ましくないと思われる表現が入ってる本は
販売を禁止されてしまう。。。
たとえば、正義のファンタジーヒーローが銃を持ったってだけで対象になっちゃうの。
 
私、そんな世界じゃ困っちゃうわ~(>_<)
 
 
とにかく、現実にはない世界だから、図書特殊部隊とか良化特務機関とか
なじみのないこ難しい漢字が並んでるんだけれど、
お話自体は、日常に転がってる様なさまざまなことの積み重ねで
本を読みながら、思いっきり主人公に感情移入できちゃって
なぜか、私、結構泣きました!!
悲しい涙じゃないんだなぁ~
 
 
郁がめざした「正義のヒーロー」が堂上教官だろうってことは
読み始めてすぐ察しがついたんだけど。。。
 
堂上が、それに対して苦悩を持ってた。。。ってくだり、好きだなぁ。。。。
 
 
この有川浩さんの描く人間って、前回読んだ「空飛ぶ広報室」の時も思ったんだけど
とっても表情豊かで、良くも悪くもとっても人間臭くていい感じです。
今後、人間模様がどんなふうに進展していくか、とっても楽しみです
 
 
余談ですが、作者さん。
私、男性だと思ってたんだけど、女性だったんですね~(笑)
なぜか勝手な思い込み。
でも浩だもん。おまけに、前回自衛隊のお話だったし??
まぁ、たしかに、私勝手に勘違いして、決めつけちゃって、
思いがけない「うそつき女」になっちゃってたこと、過去にも多数あるんだなぁ。。。