「天外者」で日本の歴史を学んだあとは、中国の歴史を。。。とうことで、福田雄一監督の「新解釈・三國志」みてきた。。
三國志・・・さっぱりわからないところです。以前映画のレッドクリフがめちゃ流行ってたので、それ見て、わずかに「赤壁の戦い」は名前程度、知っていた。
愛読の宮部みゆきさん、「ボツコニアン」の小説にも三國志、出て来た（これはおそらくゲームの方だね）けど、ゲーム＆歴史という私の苦手ダブルパンチで、全然頭に入ってない。。。
そこに、福田組による、そうそうたる俳優陣が演じるのであれば、私にも三國志、理解できるかもしれないじゃん♪♪って意気揚々と見に行ったけど。。。
これぞ、福田組で、お勉強になんてなるはずもなかった(笑)
見るからに怪しげな三國志を研究しているという学者さん（西田敏行さん）が出てきて、僕的には、実際はこんな風だったんじゃないかと思うんですよ。。。という体で三國志が描かれるわけで。。。
劉備は腑抜け野郎だし、漢の二人はただの女好きだし、呉の二人はお馬鹿さんだという！？おまけに、天才軍師と呼ばれた諸葛孔明は、ただ奥さんの言葉を実行してただけという。。。
(笑)である。。。うん、私的には、ただ(笑)であった。まぁ、かなりばかばかしかったけどね。大好きな俳優さんたちが次々と出て来たからまぁ、それでいいか。。って感じ。
一番好きなのは、絶世の舞姫貂蝉(ちょうせん）が、漢の董卓（とうたく）さんと呂布（りょふ）さん（それぞれ、佐藤二朗さん、城田優さん）を惑わして、漢をつぶす。。。くだり。（え？そもそも漢って三國志の三じゃないんだってね！？）
まず絶世の美女が渡辺直美ちゃんって(笑)それを連れて来たのが超モテ男の趙雲（ちょううん）さん。おっとこまえのがんちゃんが中でも飛び切りの美女を！！って真面目な顔で連れてくる( *´艸｀)「時代的考証」(当時はこういうひとが絶世の美女であった）で納得する面々だけど。。。
うん、その貂蝉の渡辺直美ちゃんが実は偽の姿で、その身がボディースーツ的に脱ぎ捨てられるんだけれども、その脱ぎ捨てられた姿が面白すぎて、しばらくそのあたりの話が入ってこないほどに、笑い転げてしまったのでした( *´艸｀)
あとは、山田孝之君の無駄づかい！！
蜀の三義兄弟劉備（りゅうび）と関羽（かんう）、張飛（ちょうひ）（それぞれ、大泉洋さん、橋本さとしさん、高橋努さん）がどっかの砦に攻めて行ったときに、その砦でおかしな行動をとる人。。。黄巾（こうきん）さんって、わりと重要な人らしいんだけど。。。なんだか三國志誕生のきっかけになった人とか！？でもそんなことを感じさせない意味不明の無駄遣い感が最高でした( ´艸｀)
はい、私が好きなのは、あんま重要じゃないとこです(^^;
・・・ってか、そもそも三國志って何？今更ながらググってみた。。
魏（ぎ）・呉（ご）・蜀（しょく）の三国が争覇した三国の歴史を述べた歴史書ってことらしい。。
で、今回映画を見て、有名な赤壁の戦いとは、蜀が呉を味方につけて、魏を打とうとした(打ったのか？）戦いだって事がわかったよ(^^)v レッドクリフではお顔がみんな同じにみえて、どれがだれかさっぱりわからんかったけど、今回は実によくわかったよ。みんな、よく知ってる顔ぶれだったから。。。だから、それだけまとめとこ(笑)
蜀・・武将＝劉備・関羽・張飛 軍師＝孔明（ムロツヨシ）・黄婦人（橋本環奈） 美形の若武者＝趙雲（岩田剛典）
とりあえず、リンクも貼っとこ。。。
呉の二人がもう、超おかしかった。自分の意見を持たず、人の意見にすぐ同意してしまう孫権に、だまされやすく、熱くなりやすい周瑜。賀来賢人さん、何をするにもいちいち騒がしくって。。。もう最高でした( *´艸｀)
魏の国が、あんま目立たなかった？？いや、私、途中で眠りに落ちたからその１５分くらいで何かあったのか？？とりあえず、最初、旬君が出て来た時に、旬君♥。。。あれ？ちょっと違う？？もしやムロさん？？・・・いややっぱ旬君だ。。。。ちょっと混乱しました。旬君のお顔がなんかちょっと変だった気がする。。。
赤壁の戦いで、劉備が闇討ち（？）をかける場面（？）。。。戦い嫌いのすぐ逃げたかる劉備が先頭に立って戦ったのは、得意の酒に酔って気分が大きくなったから・・・って言うのも、馬鹿らしくて好きだわ～。一番最初に、酒に酔って関羽と張飛と義兄弟になるっていう布石がばっちり効いてたよ(^^)b やっぱそういうところ福田さんしっかり練ってらっしゃるね～。などと思うのです。
でも実際のところ、「新解釈」で済ませちゃう。それでいいの？まぁ、歴史ファンは、主演大泉洋にムロさん。。。って事で、まず見ないだろうから、いいのかね(笑)
若干、途中でしんどくなったけど、嫌いじゃないですね(^^)
