makiのきまぐれブログ

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やっと見れた!阿部ちゃんヘンリー八世

(勝手に)秋の観劇3部作。スタートは10/8(土) 梅田芸術劇場シアタードラマシティ「ヘンリー八世」である。

そう、2020年、コロナで中止になったやつのリベンジ!4日間5公演しかないけれど。。。10月は2週目と3週目14日間で見たい舞台が3本という。。。練りに練って無事全て第1希望でゲットでき、さらに音楽ライブを2本組み込もうとしたけれど、この舞台の後夕方から参加する予定の米津さんはチケット取れませんでした。。。って言うのは余談。。

 

入場の際に配られた小旗は、ラストで使用とのこと。相変わらず人物相関図がわからなくて、幕間にかったパンフレットの阿部ちゃんが、ステキすぎます✨

 


ヘンリー八世とはイングランド

女王キャサリンスペイン王家から嫁いだ元兄嫁(!)

亡くなったとはいえ兄の嫁をめとった結婚は果たして正しかったのか?

跡継ぎの男子が生まれないということは、正しくなかったのだろうか。。。

そんな不安と、私腹を肥やす聖職者ウルジーの策略で離婚することに。。

でもウルジーのパーティーで王と出会いその愛を得たキャサリンの次女であったアンが女王の座を引き継ぐことは、彼の本意ではない??

 

なんか、ちょっとややこしかったんだけれども、幕間に後ろに座ったお客さんが、ヘンリー八世のうんちくをせっせと同行者に話しており(処刑を重ねる残虐非道な王、妻はころころ変わって6人に至るなどなど)、あぁ、そういう人なのね。。。キャサリンとはこのままうまくいかぬのね。。。苦難を超えて、ハッピーエンドとか期待してる私の思惑通りには、ちっとも進まないわけね。。。と2幕への心構え笑

 

あれ?私、大学でイギリス文学専攻してたんじゃなかったっけ?そうそう、原文で「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」のリア王?いや、ハムレットか?講義で学んだ記憶がある。。。。確か最初は嵐の中を歩いている。。。ぐらいしか実はない。。。ものすごく記憶の片隅に。。。。

・・・が、シェイクスピアは、全然知らない!!(←言い切った笑)でも、鋼太郎さんと阿部ちゃんの舞台、観たかったの。阿部ちゃんが王だなんて、きっと超、かっこいいはず!!!ってチケットを取ったのが2020年。そう、コロナで中止になったのでますます期待が高まって、再演に飛びついて取れたチケットは4列目という!!

 

さぁ、そろそろ始まるかな。。。とおもって、舞台上で誰かがピアノを弾いてるみたいだけど。。。ってお顔がちょうど、手すりに重なって見えないじゃん汗ってかなり焦ったけれど、その方は、まぁ、演奏を担当する方だったから。。。よかった。。。

阿部ちゃん、鋼太郎さんをはじめ、演者の皆さんの表情が良く見えるお席で、思いっきり堪能させていただきました(^^)

 

 

オープニングはいきなりのベッドシーン。に女王との強引なKissにどぎまぎしながら。。

阿部ちゃんってがたいがおっきいじゃない?マントをひらりと翻しながら歩き立ち止まる姿のかっこいい事!!

悪徳聖職者ウルジー鋼太郎。いや、鋼太郎さんの悪役は、違和感がない笑

王女キャサリンそしてアン。私としては最初から出てきたキャサリンに肩入れしたくなったけど。。。アンはキャサリンの女官で、キャサリンの事を思うと。。。っていいながら、あれ?結局後釜に収まるのね。。。難しい。。。

突然登場したクランマーのちのカンタベリ大司教金子大地さん。彼の事、最近どっかで見たよ!あ、ドラマ魔法のリノベだ!幕間にパンフレット買いに行ったときに、その案内で彼の写真が載ってて。。。え?出てきたっけ??って思ってたら、後半の5幕からとのこと。彼の最後の演説。のちのエリザベス1世の洗礼式の演説は、ちょっと、すごくて感動した。。。

ウルジーの秘書クロムウェルは裏切り者?ウルジーと同じベッドからでてきて(だと思うんだけど、テーブルが死角になってて見えなかった汗)悪い事したよね?でも同じベッドから出てきたよね??複雑な愛???

でもウルジークロムウェルに託した言葉は真っ当で、(やっぱり、愛?)よかった!

 

見ごたえのある俳優陣の面々です。

 

エリザベスの洗礼式は舞台後方から整列して入場してくる全キャストさん。(スタート前から「通路は出演者が通る可能性があるので、荷物を置かないでください」ってわいさん言われてたのはこのことか)

私たちはその洗礼式に参加する群衆だった!!笑 入場時にもらった小旗ふりまくり~🏁🏁

なんかね、その入場列見てると、涙出てきた。儀式に参加してる群衆の気分の高揚感と、コロナ禍を乗り越えて、満員のお客さんと、その中を通り過ぎるキャストさんたち。現実と架空、混ぜ混ぜの涙(T_T)

 

阿部ちゃんヘンリー八世が超かっこよくて、悪評高き王っていう歴史上の人評が信じられない。まぁ歴史とは都合のいい人にとって都合のいいように残るものだから、私のヘンリー八世は、悩んで、裏切られて、振り回されたけど、なんとか!って頑張ったステキな王だ!!それでいい(^^)

 

また、一つ、お勉強できてかしこくなりました(^^)

 

 

鋼太郎さんのシェイクスピアシリーズ。次回は旬くんのジョン王。私の中でどんなジョン王が誕生(?)するのか。。。(シェイクスピア、知らないですもん!予習?もちろんするもんですか!!笑)

楽しみに待つとしよう。。。