makiのきまぐれブログ

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春馬君の「天外者」観てきた(T_T)

公開初日から、いつか行こう。。。と思っているうちに、「2月4日上演終了」の文字が出てきて、有給届を出した。緊急事態宣言が出る中、行ける映画館と言えばイオンシネマ。チェックするたびに、1日1回午前中上映しかなかったので先延ばしになってた。最終日・・・と言っても、今朝見たら、10日まで延長になってたんだけど。。。1席おきの120席の劇場が、ほぼ満席でした。。。平日なのに、すごいね。。。

映画館で、パンフレット買うのなんて、いつぶりだろう。。。でもこれは、やはり手にせずにはいられなかった。今、800円もするんだね!!

 

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春馬君のあのくしゃっとした笑顔を見て泣き、入水自殺を図る女の子に「死んじゃだめだ」というのに泣き、三浦翔平君に「ひとりじゃないだろ!!」って言われてるの見て泣き、髷を切り落とし、その姿を見る母の涙に一緒に涙し、そして、最後の方の大阪商人の何かの会で、力強く演説する姿を見て泣き、エンドロールの後のメイキング映像、そして、ご冥福をお祈りいたしますの文字に泣いた。

あ~、こんなにも人を引き付ける力がある人が何でこんなに早く逝っちゃったんだろう。。。とにかく泣けて泣けてしょうがなかった。

五代友厚という人と、春馬君の生きざまが、「不器用」という点で重なってる気がしたのは私の勝手の思い込みだろうけど。。。

 

日本史にさっぱり弱く、私の知識はほぼドラマからのみ。。。という低レベルの私は、五代友厚なる人の存在さえも知らなかった。映画の中でつるんでた(言い方悪いか?でもとってもいい意味だよ)、坂本竜馬、弥太郎はもちろん、ましゃの大河みたから程よくは知ってるし、利助、のちの伊藤博文は、お札になった人だし、初の総理大臣だしまぁ名前は超メジャー級だから私でも知ってる。なのに五代さんはホントに。。。薩摩藩の人で(斉彬公は、篤姫の義理パパだよね!そう、その時代の人なのね!)、グラバー邸のグラバーさんと仲良し。イギリスの戦艦の捕虜になり(実は薩摩の滅亡を助けた!?)、のちにイギリスに渡り勉学を勧め、戻り今度は大阪で。。。

そう、大阪なのである。兵庫の田舎の住民だけれども、あえて言えば、地元なのだ。。。彼の葬儀の際にはその弔問の為に大阪の経済がストップしたといわれるほどの功績を残しているというのに。。。エンドロールに府知事と市長の名前が並んでたよ。。。関西ローカルで、五代さんと、この映画のメイキングを紹介した番組がやってて、映画を見るまでと録画だけしてまだ見てないので、またそれも見なくちゃな。。

 

いやね、岩崎弥太郎役の、西川貴教君も、よかったよ。彼も関西人だからね。竜馬が亡くなって、何もできなくなって、成功した五代を訪ねるが、今のおまえはダメだと追い返される。。。あれ?弥太郎って、こんなみじめな時代もあったんだ。。と思ってたら、その、くだんの大阪の会議の席で、今度は弥太郎が五代をいさめる(?)場面に、あ~友情って、こういうものよね。。。と涙があふれるのである。

竜馬役の三浦翔平君との帆にのぼって、日本の夜明けじゃ~と語る場面もよかったよ。やっとかなったダブル三浦共演が最初で最後なんて、ほんと泣ける。いや、それ以前にホントにいい場面なのだ。友達、切磋琢磨できる友達がいるっていいよな~。。。と。

 

春馬君目当てだったけど、とってもお勉強になったし、五代さんという人を知れたし、そして何より、素晴らしい作品でした。公開に感謝です。観れてよかった。ありがとう。

欲を言うなら、もう1回くらい見たいから。。。またさらに延長とかならないかしらね。。さすがに、ないか。。。

 

最後に。、

あなたのファンであったことを、誇りに思います。春馬君、どうか、安らかに。。。