フェスティバルホールに行ってきた。
長い事東京公演ばっかりで、やっと地方興行が回ってきた劇団☆新感線
いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』
主演は、生田斗真くん。前回のヴァン!バン!バーン!から続いての主役。
お茶目で、踊って、歌える、斗真君。
もう、めっちゃかっこよかったよ~( *´艸`)
・・・って言っても2階席で、よく見えたわけじゃなかったけれど。。。。
全体的に舞台が見渡せて、観劇的には、めっちゃよかったです。
以下、ネタバレなります。
そして、偽 ってついてる通り、斗真君が演じるのは 偽の義経。
なんと、奥州地方奥華家の嫡男でありながら、ちょっとおバカさんで、
ホントの義経を殺しちゃって。。。陰謀うずまく大人の事情で、義経になって
平家討伐に向かうものの、第1幕の最後に、あっけなく殺されてしまう、偽義経。
2幕、斗真君出てこないの?と思いきや、これまた題名にある通り、
冥界から、死人として、現世に復活し、悩み、そして、自分を見つける。。。
私が知ってる義経の物語は単純に、兄頼朝と対立してて
弁慶とともに。。。って、めちゃめちゃ乏しいものだけど
そんなものとは全く違った物語で
弁慶は、実は、敵(?)で、まぁ斗真君は実際奥華家の人間で
その先祖たちとか、母の思いとか。。。
いろんな角度の人たちの願いが交差して、てんやわんや。
藤原さくらちゃんが、琵琶みたいな楽器をひきながら歌ったり。。。
中山優馬君と歌ったり。。。そしてラストは斗真君と歌う。。。
りょうさんが、見かけ通り、怖い(!?)巫女長で、でもかっこよく、悲しく。。。
最初は、なんだか怖いだけの冷たい人だったんだけど。。。
宿命で。。。でもかっこよい最後で。。。泣けた。
とにかく、殺陣のシーンがめっちゃ多いんだけど
カッコよく、そしてばからしく、それぞれの役者さんたちがもう超実力派さんばっかで
ものすごく、見ごたえがありました。
間に25分の休憩があったけど、13時スタートで、16:30回ってたから
よく、体力持つよな~って。そして、それを夜公演もする。
さすが、新感線!(笑)
もう1回観たいな~ってかんじだけど、とりあえず、秋はまた違う公演で
大阪に戻ってくるから、また、それを楽しみに( *´艸`)