お盆休みの行事。
それはお墓参りをはじめとする、一連の「あれ」である。
そもそも我が家は新宅の核家族で、ご先祖様はいらっしゃらない。
しかしながら8年前だろうか。。。私の兄がなくなり、仏壇ができた。
その時から私の、夏休みの過ごし方が変わったのである。
家にいること。。。
昨日はお墓に行ってきた。
お花を供えて、いわゆる「迎えに」行ってきたのである。
まぁ、お墓は目の前から見える、徒歩3分圏内にあるのでたいしたことではない。
日も暮れ始めた夕刻、思い出したように行ってきた。
普通は12日13日だったか。。。
その日は朝から、けんけんと鐘を鳴らす音、ちびっこたちのはしゃぐ声で目覚める。
で、本日12日。
棚経(たなぎょうとよむらしい)。
「棚経とは、お坊さんが一軒一軒の檀家さんを、お盆の期間内にお伺いし、
お仏壇の前でお経をおあげさせて頂くこと」
うちのお寺さんは毎年12日の朝6時からそれを始められる。
近所なんで30分もすれば回ってこられる。
そんなわけで、お休み、おまけに日曜日(同義ではあるが)なのに
早起きなわけである。
お坊さんは、さすがにこの時期一人で檀家のすべてを回ることはできない。
で、持ち回り(?)で何人かのお坊さんの一人が来られるわけなのだが
6年ぶりに来られたという方は歩いて回っておられるようで、とても暑そうだった。
もちろん、あの装束でである。
大変なことだ。
3分ほどだが、ありがたいお経をいただいた。
安らかなのであろう。
明日の夕刻にはご詠歌を上げるわけだ。
所要時間約小一時間。
結構な、重労働である。
明後日15日には、ご詠歌を上げた後、近所の川に見送りに行く。。。
日本の風景である。
さて、二度寝にはいろう