最近、先が読めないけれど、とりあえず、予約は入れとかないと。。。行けなかったらしょうがない。。。そんな気持ちでチケットをせっせととってる今日この頃。それが7月は結構重なってて、忙しかったりする💦
先週末7月24日(土)に、NODA・MAP第24回公演「フェイクスピア」観てきた。
NODA・MAPを最初に見たのが3つ前??松たか子さんめあての2016年の第20回。21回は観てないけれど、22回は古田さんやら天海祐希さんやらの超豪華な競演を、そして23回は再び松さん。今回は。。。。どうしようかと思ったんだけど、高橋一生君はみておおいて損はないんじゃない??なんてミーハー感満載だったんだけど。。。
とにもかくにも、すごかった(*'▽')
シェイクスピアてきなものなんだろうなぁ・・・フェイクなんだろうなぁ・・・とかは思ってて。。。
最初の方は、それこそ、シェイクスピアの四大悲劇をもじってるみたいで、私学生時代英文学専攻で、リア王とか、授業でやった割には全然意味不明で、さらにはサンテグジュペリさんの星の王子様もでてきて、実は私、この作品読んでないんと違う??なんて発覚して、物語的には若干消化不良気味だったんだけど、それは役者の皆様の超絶演技派の皆様方の実力で、思わず大声で笑いそうになるのをこらえたりしてたんだけど。。
主人公が大事にしてた小さな箱が、ボイスレコーダーと判明して、主人公がパイロットで。。。。途切れるCAさんの声、何といってもあの有名な「頭を下げろ!」の言葉で、ハッと気づいた。。。
これって、あの日の日航ジャンボの中だ。。。。って!!
野田地図の演出で、カーテンとか大きな幕とかで場面変換が今回も子気味よく使われていて。。。キャスター付きの椅子が、今回、大活躍だなぁって思ってたんですけどね。。。そのジャンボ機の何分間でしたっけ?緊迫のあの時間が、ものすごい迫力で演じられてて。。。キャスター付きいすと、そして傾斜のある舞台。グラグラと揺れる機内があまりにも臨場感ありすぎて。。。途中から涙が止まらなくなってしまった。
舞台の中で何度も言われてた、永遠プラス36年。。。プラスってなんなん(笑)って思ってたけど、私当時12歳だった??生き残りの少女と同い年くらい。。。そこから数えて。。。そういう事か!!って!!!
やっぱ、野田秀樹、すごいなぁ~って。。。高橋一生君も、すんごいな~って。。
恐山のいたこの白石加代子さん、その幼馴染の橋爪功さん。怪しげな二人の川平慈英さんと伊原剛志さん。星の王子様の前田あっちゃんなどなどなど。。。
中でも橋爪さんの幼子っぷりがこれまたよくて。。。もちろん野田さんの飛びぬけ不思議キャラも(笑)
あっという間の2時間5分でした。
いや、ほんと、すごかったわ~。もう、その言葉しか出てこない。。「ことば」って扱い、むずかしいわ。。