makiのきまぐれブログ

Mr.Childrenが好き♡ back numberが好き♡ 他にもイロイロ♡♡

ラブストーリー (4th album) 2014.3.26

01.聖者の行進 02.繋いだ手から 03.003 04.fish 05.光の街
06.高嶺の花子さん 07.MOTTO 08.君がドアを閉めた後 09.こわいはなし
10.ネタンデルタール人 11.頬を濡らす雨のように 12.世田谷ラブストーリー

聖者の行進

背の高いビルを避けて僕らの行進は続く続く
列を乱さぬようにはみ出せば踏み潰されてしまう
心の中で何度も間違ってる叫んでも
 
冷たい雨と分厚い壁が また僕に手招きをしている
辛い思いはしなくていい 僕の弱さにつけ込んで
目の前全部ぶち壊せたら その勇気があれば
正しいと思う事だけを 歌って描いて息が止まるまで
 
配給されたその正解をただ
言われた書き順でなぞり続ける
過去の成功例に近くてコントロールのしやすい
彼ら好みの人間を目指しているわけじゃない
 
冷たい雨と分厚い壁が また僕に手招きをしている
もうみんなこっちに来ているよ 言葉巧みに誘導して
目の前全部ぶち壊せたら その勇気があれば
まだ一緒にいられた人やものがあった
そうか僕は置いて来たんだ
 
失くした事も忘れる程に 休む事無く僕らは進む
 
誰もが守りたいと今日より良い明日を願うから
その気持ちのせいにして 行進は続いてく
 
冷たい雨と分厚い壁が また僕に手招きをしている
辛い思いはしなくていい 僕の弱さにつけ込んで
目の前全部ぶち壊せたら その勇気があれば
正しいと思う事だけを 歌って描いて息が止まるまで
 
 

繋いだ手から

Produced by 蔦屋 好位置
ここに僕がいて 横に君がいる人生なら
もう何もいらない 嘘じゃなかったはずなのに
電話握りしめて 朝まで口実を探していた
胸の痛みはどこにいたのか こんな事になるまで
 
何もできない君なら 何でも出来る僕になろう
誓った夜の僕には なんて言い訳して謝ろう
 
繋いだ手からこぼれ落ちてゆく
出会った頃の気持ちも 君がいてくれる喜びも
僕はずっと忘れていたんだね
離した手から溢れ出してくる
今頃になって君に 言わなきゃいけなかった言葉が
見つかるのはなぜだろう
 
もしあの日君と 出会えてなかったらきっと僕はまだ
もっと卑屈で もっとセンスのない服着てたろうな
 
よく笑ってよく食べて よく眠る君につられて
僕は僕になれたのに 全部分かっていたはずなのに
 
離した手から溢れ出してくる
今頃になって君の 笑った顔ばかり思い出して
言い訳でもしたいのかな
 
美しい花でも石コロでもなくて
贈るべきだったのはそんなものじゃなくて
 
繋いだ手からこぼれ落ちてゆく
出会った頃の気持ちも 君がいてくれる喜びも
僕はずっと忘れていたんだね
離した手から溢れ出してくる
今頃になって君に 言わなきゃいけなかった言葉が
やっと見つかったからさ
 
さっき見つかったからさ
 
 

003

月の光も届かぬ部屋で
君は心を隠したまま僕の首に腕をまわす
夜と同じ色のドレスは
さっき簡単に脱ぎ捨てたのに
 
抱きしめて爪を立てて 薄い膜から
君を連れ去ろうと 伸ばしきった腕から
飛び出すのは 頼りなく濁った情熱で
こんなものじゃ 君の胸は打ち抜けない
 
狙いをもう一度定め直して
囚われの君に標準を合わせて最後は引き金を
大丈夫 夜が明けてしまうまでに
奥まで潜って かたをつけるから
 
抱きしめて爪を立てて 薄い膜から
君を連れ去ろうと 開けたドアの奥から
溢れ出すのは 君の中の澄み切った感情で
話が違うぜ これじゃ君を打ち抜けない
 
強く触れるほど君がこぼすのは
涙に良く似た色の蜜
僕の目の前にいる今の君は偽物だろ
 
抱きしめて爪を立てて 薄い膜から
君を連れ去ろうと 伸ばしきった腕から
飛び出すのは 情けなく澄み切った情熱で
こんなものじゃ 君の胸は打ち抜けない
 
 

fish

(Arrange) Produced by  島田 昌典
私のスカートが青く揺れている
終わりの言葉に怯えているのね
 
あなたの話では
悪いのは自分で決して私じゃないとか
じゃあどうしてなの
 
あの子みたいに笑えば
あの子みたいに泣けたなら
甘え上手になれてたら
今もそばにいられたの?
 
さよなら
まだ私を呼ぶ声が
頭の中を まわるまわる
さよなら
ねぇまだ間に合うから
私の震える肩を抱きしめてよ
 
頼りない星と遠すぎるネオンが
出来の悪い物語の終わりを彩る
 
あなたの好きな色をした スカートを揺らしながら
あの日みたいに笑えても もうそばにいられない
 
さよなら
まだ私を呼ぶ声が
頭の中をまわるまわる
さよなら
ねぇまだ間に合うから
私の震える肩を抱きしめてよ
 
さよなら
あなたは見上げている
私はそれを見つめてる
さよなら
一度だけつぶやいて
続きは心の中に閉まっておくの
 
あなたがここに帰って来ますように
 
 

光の街

橋から見える川の流れは今日も穏やかで
日差しを反射してキラキラ海へ向かってゆく
借りてきた映画は夕飯の後観ようねと
はりきってるけどいつだって君は寝てしまう
 
思い出は時間をかけて美しくなってゆくけど
今見えるこの景色もこれはこれで
 
君は知っているのだろうか
こんなにも救われている僕を
こんなにも世界が輝いて見えてる事を
今君の見ている空や街は
どんな色に見えているんだろう
聞いてみよう君が眠ってしまう前に
 
コンビニのくじで当たったアイスを食べながら
自分で買うのより美味しいね別に同じだろ
文句を言うならあげないよとにらんでいる
君から僕は大切な物をもういくつももらったよ
 
遠くばかり探してとらわれて見失う僕に
こっちだよはやく行こうって手を引いて
 
君は知っているのだろうか
こんなにも救われている僕を
こんなにも世界が輝いて見えてる事を
今君の見ている空や街が
同じように輝いてるなら
探し物を僕はもう見つけていたんだろう
 
 

高嶺の花子さん

(Arrangement) Produced by 蔦屋 好位置
君から見た僕はきっと
ただの友達の友達
たかが知人Bにむけられた
笑顔があれならもう
恐ろしい人だ
 
君を惚れさせる黒魔術は知らないし
海に誘う勇気も車も無い
でも見たいとなりで目覚めて
おはようと笑う君を
 
会いたいんだ 今すぐその角から
飛び出してきてくれないか
夏の魔物に連れ去られ 僕のもとへ
生まれた星のもとが違くたって
偶然と夏の魔法とやらの力で 僕のものに
なるわけないか
 
君の恋人になる人は
モデルみたいな人なんだろう
そいつはきっと君よりも年上で
焼けた肌がよく似合う洋楽好きな人だ
 
キスをするときも君は背伸びしている
頭をなでられ君が笑います
駄目だ何ひとつ勝ってない
いや待てよそいつ誰だ
 
会いたいんだ 今すぐその角から
飛び出してきてくれないか
夏の魔法に連れ去られ 僕のもとへ
君が他の誰を気になっていたって
偶然とアブラカタブラな力で 僕のものに
 
この胸の焦りに身を任せ
君のとこへ走ったとして 実は僕の方が
悪い意味で夏の魔法的なもので
舞い上がってましたって怖すぎる
オチばかり浮んできて
 
真夏の空の下で震えながら
君の事を考えます
好きなアイスの味はきっと
 
会いたいんだ 今すぐその角から
飛び出してきてくれないか
夏の魔物に連れ去られ 僕のもとへ
生まれた星のもとが違くたって
偶然と夏の魔法とやらの力で 僕のものに
なるわけないか
 
 

MOTTO

もっともっと私を知って欲しいんだって
汚れきった奥の奥まで みせてあげる それで
もっともっと私を愛して欲しいんだって
躊躇しないで そんなんじゃ感じないわ
 
あぁ 愛とは手に入れるもの
もしくはどこかで待っているの?
あぁ 涙を流した量に応じて 配られるのかしら
 
雨を待っても雹が降って
明日を待っても今日になって
期待はずれが多すぎて ラララ
春を待てずに蝶になって
たった一人で蝶になって
馬鹿なフリが板について
 
もっともっと私を知って欲しいんだって
汚れきった奥の奥まで みせてあげる それで
もっともっと私を愛して欲しいんだって
遠慮しないで まだそれ私じゃないわ
 
女は美しい だけどあまりに儚過ぎて
 
もっともっと私を知って欲しいんだって
汚れきった奥の奥まで みせてあげる それで
もっともっと私を愛して欲しいんだって
躊躇しないで そんなんじゃ感じないわ
 
怖じ気づいた?
なら君に用は無いわ
 
 

君がドアを閉めた後

線路沿い家までの道を
缶ビールと想い出を一人ぶら下げて
サンダルのかかとを引きずって歩く
僕を自転車が追い越して離れてゆく
 
君とよくこの道を商店街の帰りに
近道でもないのになぜかいつも通って帰ったね
 
君がいればなあって思うんだよ
服を選ぶ時玄関のドアを開けた時
新しい歌ができた時
君ならなんて言うかな
君がいればなあって思うんだよ
 
毎度目が覚めても君はいなくて
だけど目を閉じると君がいて
季節は巡るからこんな僕も
そのうち君の知らない僕に
 
君が気に入ってた雑貨屋も
今はなくなって別の店が入ってて
角の花屋もそういえばあのアパートも
僕は今でもあの時のまま
 
君がいればなあって思うんだよ
靴を選ぶ時玄関のドアを閉めた時
新しい歌ができた時
君ならなんて言うかな
君がいればなあって思うんだよ
 
 

こわいはなし

悲しい事にきっと二人は
気付いてしまったのだろう
面倒な話なんて後回しで
ただ笑顔でいられたらそれでよかった
でも それが わざわいのもと
 
二人同じ歩幅でずっと
歩けるはずがないのに
いつだって早足で付いて回って
脚が痛むでしょう
好きよ好きよで隠れていた
甘い蜜の副作用が
じわりじわり二人をむしばんでいく
 
悲しいけれど二度と二人が
笑い合う事はないだろう
互いの汚れは見て見ぬふり
すれば嫌いになるわけないから大丈夫
でもそれが わざわいのもと
 
二人同じ強さでいつも
想えるはずが無いから
いつだってどちらかが傷付いていた
さぞ疲れたでしょう
嫌よ嫌よで隠れている
箱の奥に残されたものに
気付やしないんだろうな
 
悩んで迷ってでも欲しいと抱きしめたのに
僕ら弱い生き物だからね
そうだから出会えたのにね
 
二人同じ歩幅でずっと
歩けるはずがないのに
いつだって早足で付いて回って
脚が痛むでしょう
好きよ好きよで隠れていた
甘い蜜の副作用が
じわりじわり二人をむしばんでいく
 
 

ネタンデルタール人

なんていつもあいつばっかみんなに 褒められんだ?頭来んなぁ。
持って生まれてきたものに 差を感じる 不公平だ
 
輝く姿にため息が出ちゃう その声を聴けばほら舌打ちが出ちゃう
嫉妬は1ミリもしてないけれど イライラモヤモヤが止められないよ
 
なんであいつと同じに歌えないんだよ 僕も天才ってチヤホヤされたいのに
やる事成す事全部斬新!すごいね!って言われたいのに 言われたいのに
 
なんでいつもあいつばっか女に モテまくるんだ?頭来んなぁ。
前世でそれはそれは良い事を たくさんした あぁそれだそれだ
 
扱う言葉に鳥肌が出ちゃう 有言実行のその態度に 鮫肌が出ちゃう
負けるつもりなんて 皆無なんだけど 現状この立ち位置に 甘んじてるんだ
 
なんであいつと同じに歌えないんだよ 僕も天才ってチヤホヤされたいのに
煮ても焼いても全部オシャレ!大好き!って言われたいのに 言われたいのに
 
本当はわかっているのさ あいつの方が重ねている
やるべき事をひたすら一枚ずつ一枚ずつ
 
ねぇ僕は本気を出し切れてないだけだよ なるべく油断しながらうかうか待っててよ
大器は晩成なんだよって ジュラ紀から決まってるんだよ
さぁ晩成を始めよう
 
僕は僕の歌しか歌えないよ だから僕を磨いていくしかないだろう
やる事全部全部やって してないって顔してやろう そしたらもう
妬んでるだけの 時間を終わりにしよう
 
 

頬を濡らす雨のように

走っても走っても前に 進まない夢にうなされて
目が覚めてもまだ 夢の中に取り残されているのかな
 
君の思うように 全部が上手くいきますように
 
歩き出した僕らには 立ち止まってる時間も
戻る場所も無いように思えるけど
手は差し伸べられてる 暖かな風のように
頬を濡らす雨のように
 
誰かの声に怯えて 自分が誰かも忘れそうだよ
つらくなってもまだ 逃げ出さないのは臆病なだけなのか
 
夢みたいに素敵な事が たくさん君に起きますように
 
歩き出した僕らには 立ち止まってる時間も
戻る場所も無いように思えるけど
手は差し伸べられてる 日差しに掛かった雲のように
いつだって姿を変えて
 
君の不安な毎日が 光で溢れますように
 
歩き出した僕らには 立ち止まってる時間も
戻る場所も無いように思えるけど
手は差し伸べられてる 暖かな風のように
頬を濡らす雨のように
 
歩き出した僕らには 立ち止まってる時間も
戻る場所も無いように思えるけど
手は差し伸べられてる 優しいあの歌のように
僕を照らす君のように
 
 

世田谷ラブストーリー

旧道沿いの居酒屋を出てから僕が無口なのは
今日君を家に誘うその口実を探しているんだよ
駅まで3分ちょっと近過ぎたよな
酔っぱらった僕に君はまたねと小さく手を振った
 
今度は君を追いかけて
もう今日はここにいなよって
ちゃんと言うからまた遊びに来てよ
もう終電に間に合うように送るようなヘマはしない
もうしないからさ
 
改札入って振り返り 気を付けてねとまた君は手を振る
僕も同じ言葉を言いながら呼び止めなきゃと心で繰り返す
 
各駅停車は君を連れ去ってゆく
僕の関われない毎日へとガタンゴトン
君を縛る為の名前を持たない僕の
時間は24時20分まで
 
階段上って見渡せばいつもの見慣れた風景で
ついさっきまでこの街に君がいたのか
あぁ君がいたのか
 
今度は君を追いかけて
もう今日はここにいなよって
ちゃんと言うからまた遊びに来てよ
もう終電に間に合うように送るようなヘマはしない
もうしないからさ
 
月の明かりに照らされて
黒い髪 横顔 唇を
思い出して胸が苦しくなるよ
その全部が僕のものなら悲しい想いなどさせない
絶対させないのにな
 
もう終電に間に合うように送るようなヘマはしない
もうしないからさ