クローズド・ノート 2007年9月劇場公開 （原作 ： 雫井 脩介）
当時、作品完成の記者会見か何かで、沢尻エリカが「別に・・・」発言をして
話題になった映画。
きっかけは、それだったけど、その後ＣＭなどを見て、なんか良さげと
見に行こうとしたのだが、タイミングが合わずに、結局原作を先に読んだ。
とにかく、続きが気になって、一気に読んだ記憶がある。
そして今日、1年ほどハードディスクで温めていたのをついに見ることができた。
沢尻エリカって、あんなことがなかったら、絶対ものすごい女優さんになってたと思う。
清純派、かわいいのに、演技もうまい！！
ちょっと、今話題になってる、酒井典子にしていない？関係はないけど。。。
ヘルタースケーター（だっけ？）には興味はないけど、是非また彼女の作品は見たいなぁ・・・
監督の行定勲さん。素敵な映像が盛りだくさんでした。
まず、主人公が住むアパート。そこから見える石の階段。
登校拒否の女の子の住む家や街並み
七色の鯉が泳ぐという川、小学校。。。
「これぞ昭和」って思わせるようなレトロな街並みが、素敵なストーリーをより盛り上げてたと思う。
あと、風。。。
たくさんの紙飛行機が舞うのが印象的なラストだったけど、
それ以前にも、たくさんの風が、出演者たちの髪を揺らしていたのが印象的だった。
これは、映画ならでは。本を読むだけでは体感できない、ステキな感覚です。
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小学校の先生をめざす大学生の香恵が引っ越してきた部屋に、
前の住人が万年筆で書き綴ったノートが残されていた。
香恵は万年筆屋さんでアルバイトをしている。
香恵はリュウに恋をする。。。
ノートは、初担任をまかされた小学校教師、伊吹の日記。
初めて担任をすることになった生徒たちの話
太陽の子
心の力
いろんな言葉が香恵に勇気を与える。
日記だから、もちろ恋の話もあった。
偶然図書館で再会した隆のはなし。。。。
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この先は敢えて書かないけれど。。。
とても切なかった。けど、とても温かかった。
伊吹先生のひたむきな姿が、香恵とリュウ、そして私にも力をくれた。
心の力、私ももっと、使わなきゃだな。。。
