makiのきまぐれブログ

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宮沢りえ舞台「アンナ・カレーニナ」観てきた

森ノ宮ピロティホール、地元ではまだ桜の花は蕾が固いのに、大阪城では桜がほぼ満開、お城のライトアップもしてるらしいよ。。。そのすぐ最寄り駅(その2)で降り立ちながら、人ごみに躊躇したら、ホールの前の公園の桜が満開でした🌸

そんな3月25日、初生宮沢りえさん舞台「アンナ・カレーニナ」観てきた。

 

なんかめっちゃ、難しかったわ~。

 

されに、めっちゃ長丁場。あれだけのセリフをあの熱量で演じきれるりえさん、さすがです!!早着替え(?)的にちょっと舞台を降りただけなのに次の場面でもう衣装が変わってる?とか、もう、まじ、すごかったです。

 

一つの舞台上で、2つの物語が同時進行してたり、舞台の俳優さんが客席に向かって独り言を述べたり。。。そうそう、生演奏が舞台上で行われていたり。。。

ぞろぞろと歩いてくる集団が何かと思えば、実は小道具を舞台上に運ぶのが主な仕事(?)だったり。。

 

話の内容といえば、宮沢さん演じるアンナ・カレーニアの生涯。旦那小日向さんがいながら渡邊圭介さんに溺れる。このふたり同じアレクセイ姓っていうのがまたややこしい。体面を重んじる小日向さんが悪者なのかいや普通の優しい人なのか、渡邊さんの愛が宮沢さんの嫉妬によって壊されていくのがなんとも言えなく気の毒なのか。そもそも宮沢さんは何を求めているのか?

っていう筋と、土居志央梨さん演じるキティって女性が、神を信じない農民(?)と結婚し(途中、渡邊さんと結ばれるかと思いきや、宮沢さんの横やりが入り。。。)子供をもち幸せをつかんでいくっていう筋。土居さんの熱演も宮沢さん同様、超見ごたえがあった!)

夫に浮気される妻が順々に入れ替わっていって(最初は小日向さんの姉(妹?)キティのお母さんだったのがいつの間にかアンナ??このセリフ最初の方に聞いたけどそれをあなたが言うの?的に)。。。とにもかくにも愛憎もつれる物語??

 

この記事を書くにあたって、ホームページで確認すると、「戦争と平和」のトルストイが原作だという。ロシア文学最高峰の名作らしいが、なるほど、難しいわけだわ・・・

 

そんな大人の愛憎がもつれあってる話の中、ほぼどの場面にも、子供が遊んでて。。。

宮沢さんと小日向さんの息子さん、後半で初めてセリフが出たときは「あ!しゃべるんだ??」的なびっくりだったんだけど、なんかすごい存在感だった。

 

物語は、私好みじゃなかったけれど(アンナの性格がそもそも理解できない)、俳優さんたちの熱量、舞台構成(物が多い!それを俳優さんたちが演じながら撤去したりセットしたり。。。ピアノとチェロ(コンバス?)とバイオリンの方々も、気付けば演者になってたりもする。。。)とかは、ものすごかった。圧巻であった。

 

3時間45分の長丁場。終わってみれば長かったんだけど、観てる途中はあんま感じなかった。それもすごいよなぁ。。。

大阪公演は3日間だけ。え?2公演する日もある??これまたすごいや。