NHK大河「鎌倉殿の13人」遅ればせながらも第41回まで来た。
前回17回の感想の時に、源頼朝、こわすぎ～～～って思ってたけど、今は北条義時、怖すぎ～。。。になっている。もう、「そして誰もいなくなった」の世界である。
ただ、その17回に匹敵するくらい印象的な買いだったので、記事にしておく。
で、第41回の主役は和田義盛である。坂東武者で力は強いがおつむは弱い。。。でも愛されキャラである。なのに（それゆえ？）、義時が、彼に戦いをするように仕向け（謀反の罪で倒すため）、一旦収まったかに見えたのに、結局俗にいう「和田合戦」のお話である。鎌倉の市街地で行われた戦い。でも、私的には「愛」の回だったと思うのである。
NHKさんから、また勝手に画像借りてきました。
まずは、主人公和田義盛。（まだひげもじゃもじゃじゃないすっきりとしたお顔だね）
彼が戦いをおこしたのは、北条を倒すため。鎌倉殿（実朝）を北条から救うためであった。以前から、実朝を家に呼んだりして、仲のよかった実朝と義盛。義盛はもちろん、忠臣として、そしておそらく友として（恐れ多いが）実朝のことを慕っていた。
そして、実朝は。。。。あくまでも私の私見だけど、彼、女性を愛せないんだよね。で、義盛のことを愛してた。。。
戦場に鎧を付けて義盛の前に現れた実朝の美しかったこと！！なのに、これまた義時の思惑に巻き込まれてる。。。命だけはとらないと約束しておきながら（返事はしてなかったけど・・・）、義盛が打ち取られる様を、見せつけられることになるとは。。。不憫である。
そんな二人の仲を切り裂いた義時、そりゃぁ、実朝に「鎌倉に信じられるものはもういない」とかって言われるよ。。。
そして和田義盛の妻「巴御前」。二人の愛も、美しかったよ。。。
そして、この二人。ネットで噂になってたのが刷り込まれたてた！？
実朝が忘れたどくろを取りに行く命を立候補した大江に向ける政子が！！
怖い女として歴史を彩る彼女だけれど、今回は、妹に嫌われ、弟には好き勝手にやられ、結構かわいそうな人だと思うから、そんなロマンスもあっていいよ。うん。
で、のえである。結局彼女が義時を毒殺するんだっけ？（巷のうわさで刷り込まれた！？）
そんなのえにすっかり騙されてる義時が、二つに一つを選べっていったとき、最初は「離れない」とかって言ったのに、「危険」といわれてすぐに言葉を翻したのに爆笑した。義時は、ほんとに愛がわからない朴念仁である笑
だから息子泰時があんなにひねくれてしまったんだよ。。。でもその泰時、戦いで指揮を執る姿がめっちゃかっこいいと思ったら。。。お酒の力を借りてだった。。。っていうのもおかしかった。そんな泰時を支える初は、とても愛らく、そして、頼もしい。のえと真逆で、ホント、良い嫁である。。。
いつのまにか、すっかりと悪者になってしまった義時だけれども、義盛をうちとって、その場から去る場面。苦しそうな顔をして、涙してた。。。まぁ、彼も、難しい立場にがんじがらめにされてるんだなぁ。。。世の実権を握るということは、そういうこと・・！？
物語もいよいよ終盤。ラストがどうなるのか。。。楽しみに！
