makiのきまぐれブログ

Mr.Childrenが好き♡ back numberが好き♡ 他にもイロイロ♡♡

2021年10月の本

先月んだ本のまとめ。10月、6冊、1日平均83ページ

ここにきて、ちょっとブレーキがかかったかな??(^^;

10月は、ドラマ見るのが結構忙しかった。

あと、7月の広島の神社参りの記事(サブブログ)が放置されてたので京都の旅を上げる前に、一気に作成したり。。。

お庭もそろそろ冬支度をしないといけないし。。。などなど、忙しかったみたい!?笑

 

宮部みゆきさんの昔の本再読企画も、まぁ、ぼちぼち。。。先は長そうだけど。

そして、ついに名前探しの放課後までたどり着いた辻村さんの初期作品たちももう少し♪

 

新しい本を買うのを我慢した10月。11月もしっかり読み進めて積読減を!!

 

10月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2565
ナイス数:156

孤宿の人 上孤宿の人 上の感想
讃岐の国丸海藩の枯滝の屋敷に、幕府の罪人、加賀殿が流されてきた。 上巻では丸海藩に住む人々が、それによって不安をあおられ、そして振り回されて右往左往する姿が描かれている。 匙の井上家の啓一郎先生に舷洲先生、引手見習の宇佐、町役所同心の渡辺、そしてほう。。。 再読だから(15年以上ぶりだが)加賀さまが鬼でないことは知ってるんだけれど、実際自分が丸海にいたら、どれだけ不安だったことだろう。 にしても、男の子は勇敢すぎても困りものである。彼らの一家の行く末も、気にせずにはいられない。 そしてもちろん宇佐も。
読了日:10月31日 著者:宮部 みゆき
名前探しの放課後(上) (講談社文庫)名前探しの放課後(上) (講談社文庫)の感想
いつかとあすなが、わざわざ遠く離れた学校に進学した意味がきになりますね。そしてあすなの保護者として父母じゃなく祖父なのも気になる。 果たして名前探しの本人は河野くんでまちがいない!? 天木のすっぱりした性格がいい。秀人と椿の関係も良い。 さてさてどんな結末が待つのか楽しみだ。 下巻に進みます!
読了日:10月27日 著者:辻村 深月
旅屋おかえり (集英社文庫)旅屋おかえり (集英社文庫)の感想
表題をみて、おかえりって旅館での話かな。もちろん、ただいま、おかえりの。。って思ったら早々に丘えりこって名前の通称かよ!って(笑) でも、最初の思いは間違ってなくて、ダブルミーニングなんだなと、読み終わってわかる。 最初の旅でのハプニングの数々!おかえりの周りの人たちの溢れんばかりの愛に涙し、あとの旅では、愛ゆえの憎しみからの開放に涙。 旅屋。イイなぁ。おかえりさんのアシスタントになって一緒に旅したい!そしてあちこちでおかえりって言ってもらいたいな。 そして改めて、マハさんの旅は家族がセットなんだね。
読了日:10月18日 著者:原田 マハ
あかんべえあかんべえの感想
約20年ぶりの再読。 女の子が肩車をされて歩いていく。。って場面だけを強烈に覚えていた本作。 興願寺の住職の時代、そして現代(時代物だけど)、人の業というのは全く変わってなくて、なんともいえないもの悲しさを感じるが、今も昔もそれに対し、きちんと正そう、解決しようって人がいて、世界は成り立っているのだなぁと。 主人公おりんが子供ながらに、亡者の元之助、おりんと話し合いながら「人」を学んでいくさまが、いい。 そして多恵母さんと絆を結びあえたのに一安心。 亡者さんもみんな成仏できて、よかったよかった(^^)
読了日:10月17日 著者:宮部 みゆき
ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)感想
声の力を持ったぼく ふみちゃんを奪われた復讐にその声を使うため、秋山先生のもとで学習する。 食用とペットの扱いの違い 自分の知り合いとそうでない人とでの正しさの違い 考えさせられることばかり。 私には罰どころか条件さえ提示できない恐れ。 なのにぼくは!!! 秋先生が怒るのは無理ないけど、そんなぼくを私はすごいと思う。 次の作品で元気な二人に会えるかな? でも私には秋先生も動物園に行った二人も思い出せない。から、また前に戻る。先に進めない私(+_+)ホント嫌になる。
読了日:10月13日 著者:辻村 深月
キネマの神様 (文春文庫)キネマの神様 (文春文庫)の感想
映画は昔の恋物語が中心で、原作は「今」の物語。こっちの方が断然いい! 父にネットを教えたことで、娘歩の就職が決まり、そしてそのゴウも評論家(?)として書き物デビュー。国をまたいで真の友人ができる。無責任、炎上とか悪い事もあるけど、便利でよい世界になったものだ。 そしてさらに編集長の引きこもり怪獣もゴウの文章を通じてそこから脱却する。 マハさんは、家族のつらい現実を描きながらもその愛をもとても素敵に表現するいい作家さんだと改めて思う。 バリバリ活躍する清音ちゃんもとてもいい! 優しい気持ちになれる物語だ。
読了日:10月02日 著者:原田 マハ

読書メーター