makiのきまぐれブログ

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私も覚えてる。。。映画「ヒノマルソウル」見てきた

6月29日。ホントはナゴヤspitz見るために有給とったんだけど。。。他会場もチケット取れてて、下手したら終演まで見られない!?ってことに今更ながら気づいて、直前まで行くの迷った挙句、やめにした。

 

地元で映画見た。FUKASE君が怪宴してる「キャラクター」とものすごく悩んだんだけど、そもそも私、怖いの駄目で、ドラマの世にも奇妙な物語でさえ、夜眠れなくなるということに、はたと気づいて、こっちにした、

田中圭君主演、「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」

劇場で予告見た時から、絶対見たいと思ってたから。。。。だって、長野オリンピックにまつわる原田さんの悲劇&快進撃(?)は私、覚えてるから。。。で、そこで起こってた舞台裏、こりゃあ、絶対泣くよなぁ。。。って思ったけど、平日の朝1番の地元劇場に、人はそんなに多くない。。。って思って、思い切って劇場で!!

 

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いや~。もうず~っと涙、涙。途中、嗚咽とか。。。(^^;

でもね、後ろ(って言っても座席に間撮ってあるから斜め後ろなんだけど)に男の人がいててね、始まる前、ポップコーンくちゃくちゃ言わせながらで、ちょっと・・・って思ってたんだけど、その人の号泣ぶりがこれまたなかなかすごくって。。。ある意味、私も気にせず号泣できた(笑)

 

4年前、リレハンメルで原田の失敗ジャンプにより銀メダルに終わった団体男子。その一員だった、西方仁也仁也さんが、4年後、金を誓った長野で、代表選に漏れて、テストジャンパーとして、それでも代表になった原田をみて、くしゃくしゃするお話。(?なんていったら怒られるわ。。。)

 

実際、長野のジャンプ団体は、ものすっごい記憶に残ってる。原田さんが「ふなきぃ~~~~~」って喜んだのはホントに、何度も見た場面。

そう、あの時も、原田さんがジャンプに失敗して。。。実際「原田は肝心な時に落ちる」なんて、某国会議員がスケート選手に言ったと同じ言葉を私も思ってた記憶がある。。。だから、彼がどんだけの気持ちと覚悟であの場に臨んでいたのか。。。傍観者とは今も昔も、なんて、無責任なのか。。。呆然としながら、そして涙が止まらなかった。。。

 

・・・ってこれは、そんな原田さんの物語ではなく、その金メダルの為に競技続行を決めさせた、テストジャンパーたちのお話。

実際、西方さんって名前は私はほとんど記憶になかったんだけど。。。そうそう、今はあんなに大騒ぎな葛西さんも、最後で4人の枠に漏れてたとか!?今じゃ沙羅ちゃんが大活躍してる女子のジャンプはオリンピック種目じゃなかったとか。。。びっくりするような事実に呆然とする。長野、1998年。あれからもう20年。か。。。

 

西方さんの奥さんを演じる、太鳳ちゃん、いい演技してたねぇ。。。そしてもちろん、ほんもの(?)の奥さんもきっといい奥さんだったんでしょうね。

女性ジャンパーとして女の子には夢のまた夢のオリンピックに!という彼女は坂道グループのアイドルさん??びっくりしたね、いい演技してました。

そして耳が不自由な高橋さんを演じるやまだゆう山田裕貴くんも、とっても素敵でした。

ちょっとチキンな、南方さんを郷敦くん。そう、私がちゃんと判別できる、弟くん。前の記事で、イチケイノカラスに出てる郷敦くんははちゃんと判別できる!なんて書きながら、あれは兄の真剣と判明し、愕然としたのは、別の話(^^; とても濃くて凛々しい郷敦くんが、ちょっとやる気なくて。。。同じ志をもち、オリンピックを目指すスポーツマンも、ごく普通の人間で、いろんなタイプがいるんだなぁ。。。

監督(?)の、古田さんは、もうさすがに圧巻で!!!最初の方で、西方さんと原田さんを苛め抜く人懐こさと、標準語でばっちり決めるところ、ウイスキーがウーロン茶だったところ。。。彼が出てるだけでもう、名場面(笑)

 

雪で中断した団体ジャンプ会場。裏側ではあんなにみんな必死で、ものすごいドラマが展開しているのに、「なんで飛んでんだよ~。寒いから、もう帰る?」なんて言ってる観客の言葉、あれが現実。見える事しかみようとしない自分にそのままそっくり返ってきて。。。反省。。。

もうすぐ、オリンピックが始まる。

こんな時期になぜ!?どうせ感染拡大させるだけでしょ!!なんんでオリンピックだけ特別な訳???

イロイロと思うところはもちろんありますが、アスリートたちに罪はない。そしてそれを支える、選ばれなかった人、支える人、いろんな人の汗やら涙やらを忘れないようにしたいと思う。すべての人を讃えられるような、そんな穏やかな心を持ちたいと思うのであった。。。

 

基になった選手の皆さん、そして、俳優陣の皆さん。とても素晴らしいお話を体験できて、よかったです。ありがとう(^^)