makiのきまぐれブログ

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小栗旬x星野源「罪の声」観てきた

日本中が鬼滅フィーバーに沸く中、職場近くのイオンシネマでも、平日にこんなに人がいるなんて!?10年以上通ってきてるけど、初めて。。。。

イオンシネマはレディースデーがない代わりに誰もが1100円になるハッピーマンデーというのがあり、本来、月曜から夜更かしは。。。って躊躇する中、翌日が祝日!さらに仕事終わり鑑賞にぴったりな17時台スタートの上映がぴたりと重なった!!

 

ということで、公開早々、さっそく観てきた「罪の声」

 

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劇場予告で、気になったし、旬君に源さん、観るでしょう!!って予備知識ほぼゼロ・・・(源さんが子供の頃に自分の声を犯罪に使われたって事だけは予告で知ってた!!)

開始早々、あぁ、これはグリコ森永事件だ!!関西で起こった事件だし、そしてスーパーの棚からお菓子が消えたのをよく覚えている。狐目の男も。。。

でも、犯罪に子供の声が使われたって事は覚えてなかったから、予告見ても結びつかなかったのか。。。私は昔から、何でもよく忘れるのだ。。。

っていうか、物語の終わりにこの物語はフィクションってわざわざコメントが入ったし、一応、未解決の事件だし、けど、モチーフにして真実もきっとたくさん混じってる。。。!?

ちなみに、本作ではグリコ森永ではなく、「ギンガ萬堂事件」

道頓堀のグリコの看板がギンガの看板になっていた。。物語の割と重要な意味を持つ場所。。。不思議な気分!?

 

いつも、結局文句ばっかり言いがちな私だけれど、この作品は素晴らしかった。

何も知らずに親や近しい大人に声を録音され脅迫の電話に使われた3人が悲しかった。

源さん演じる曽根俊也は、何も知らなかったがゆえに幸せな人生を送ってきたが突きつけられた現実に、ほかの二人に会いたいと思い、自分も同じだと顔を合わせるが他の二人の人生があまりにも悲惨で。。。どんな気持ちだっただろう。もう、想像もできない。負けずに頑張ろうとしていた姉望ちゃんが、悲しい。弟のそうじろう(?だっけか)も、俊也に会って、そして俊也が幸せだったから、きっと新しい生き方を選択することができたんだと思う。テイラー俊也が記者会見用にスーツを作ってあげる場面がなんとも言えなかった。

そして、新聞記者阿久津を演じるのが旬君。イギリスロケ!!お金かかってる~。というのと同時に、英語を操るそのさまに、あ~、ハリウッド進出俳優さんなのねとしみじみ。。。事件記者としての自分を嫌になったのに、なぜだかこの事件の洗い直しを命じられ。。。俊也に、優しいと言わしめた、俊也の子供にやさしい声をかける場面、そして、明石海峡王橋(?)のたもとで、俊也と二人、コーヒーを飲む場面がお気に入りだ。それに、そうじろう(?)の話を聞くとき、母親との再会の時、何も言わないがとても苦しそうな彼の表情が素晴らしかった。

 

犯罪者家族と、報道の在り方にスポットが当たってたのかな?

何が正しいかなんて、ホントに分からない。誰が正しいかなんてもっとわからない。

だけど、俊也が叔父に託した伝言のように、たとえ憎んだとしてもあなたのようにはならない。私も、そうでありたいと思うのである。

 

ただ、現実だったら、このスクープ(って言い方はきっと正しくない??)が出たら、大きくなった二人の子供、そして幸せな家族、関係者は、みぐるみはがれて、また不幸の連鎖が始まっちゃうんだろうななんて、少し悲しく思うのである。報道関係者じゃだけじゃなく、今はSNSとかで個人がえげつないから。。。

 

…にしても。。。グリコ森永事件って、結局そうだったの?・・・がそうだったんだ!と私の頭脳に埋め込まれることであろう。。。

 

最後に、梶芽衣子さん、久しぶりにお目にかかりましたけど、ステキでした。