01.最深部 02.サマーワンダーランド 03.瞬き 04.あかるいよるに
05.ARTIST 06.オールドファッション 07.ロンリネス 08.雨と僕の話
09.エキシビジョンデスマッチ 10.monaural fantasy 11.HAPPY BIRTHDAY 12.大不正解
最深部
ここまでおいでよ 君がまだ知らない話をしよう
言い換えれば まだ知らないフリしている
醜い そして美しい 君がいるから
そっちじゃないよ
君はずっと違う場所を探してる
そこに僕はいないんだ読んでるのんい
もういいだろ 頭の中 記憶の中でもない
もっともっと近いとこなのに
最深部で悲鳴とSOSが
もしかしてそれで笑えているつもりかい
最深部で悲鳴とSOSが
飲まれただけだろう 人の海に
彩る 担う それはとても綺麗な模様の鎖
耐える事が未来の為だからと
まぁそうだね 長い目で見れば そうかもしれないね
あと150年生きるならね
最深部で悲鳴とSOSが
誰かの望む君にでもなったつもりかい
最深部で悲鳴とSOSが
合わせただけだろう 帳尻を
耳を塞いでも無駄さ
だって僕は 君の心の声だからさ
最深部で悲鳴とSOSが
もしかして旅にでも出ているつもりかい
最深部で悲鳴とSOSが
忘れただけだろう
最深部で悲鳴とSOSが 最深部で悲鳴とSOSが
忘れただけだろう 帰る場所を
サマーワンダーランド
始まっていないけれど終わろうなんて気取ったって
酔っ払った帰り道で電話して
なんだか今日は涼しいねなんて笑っちゃって
何やってるんだろうなって思ってはいるんだよ
互いの忖度の末に出た曖昧さを
電話に出る君の甘さを
この夏に紛れて どさくさに紛れて
どうせな大袈裟に波風立てて
ややこしくしたいのだけど
この目眩は君からもらったのに
夏のせいじゃ嫌でしょ
入り口はいつだって華やか みんな手招きして
無傷で帰れた人のいないワンダーランド
恋愛にゃ感性もくそもないよって
こんなのは何の言い訳にもならないけど
見た後何も残らないアクション映画も
電話をする僕の弱さも
でもほら夏だから まぁせっかくだから
どうせなら大袈裟に波風立てて
ややこしくしたいのだけど
この目眩は君からもらったのに
夏のせいじゃ嫌だよ
割り切れないくせに踏み切れない僕を
わかりやすく説明すれば
ただ君に見とれて 恋に落ちただけで
どうせなら大袈裟に波風立てて
ややこしくしたいのだけど
この目眩は君からもらったのに
夏のせいじゃ嫌でしょ
どうせならどこまで行けるのかだけ
確かめてみませんか
その後に二人で大怪我したら
秋のせいにでもしよう
瞬き
幸せとは
星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった
雨に傘を差せる事だ
何の為に生きて行くのか
答えなんて無くていいよ
会いたい人と必要なものを
少し守れたら
背伸びもへりくだりもせずに
僕のそのままで
愛しい気持ちを歌えたなら
幸せとは
星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった
雨に傘を差せる事だ
瞬きもせずに目を凝らしても
見付かる類のものじゃない
だからそばにいて欲しいんだ
夢の為生きられた人
逸れた道が正解だった人
誰かの為に費やした人
自分を生きた人
誰にもなれなかったけど
ただ今日も僕を必要だと思ってくれたら
幸せとは
星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった
雨に傘を差せる事だ
また弱さ見付けて戸惑う僕に
でもそれが出来るだろうか
目を閉じ見付けた場所で
幸せとは
星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった
雨に傘を差せる事だ
そしていつの間にか僕の方が
守られてしまう事だ
いつもそばに
いつも君がいて欲しいんだ
目を開けても 目を閉じても
あかるいよるに
雲が避けてアスファルト照らして
それだけの灯りでももう十分だったり
時を超えて探し回ったところで
とても見つからない物じゃなきゃ嫌だったり
生まれた時からずっと一緒にいるわりに
ずいぶん息の合わない 心と私
とめどなく溢れたならいいのに
誰にでも分けられたらいいのに
ああ色味も形も
人と違ったっていいんだよ
だからもうどこにも行かないでね
私も離さないようにするから
ああ芝生の緑に
寝転ぶようにそっと育てられたら
好きになろう 嫌いになれたらな
努力してもダメね結局は
恋も愛も憧れも夢も信念も
呼び方が違うだけ
かかった人にだけ価値が生まれる魔法 の話
アブラカタブラ テクマクマヤ リンリロン
スリーテゥーワン ラララララ
これからも毎日ずっと一緒にいるんだし
どうせなら楽しい方がいい そこは同じね
なにも恥ずかしい事じゃないのに
羨む必要なんてないのに
ああリズムも匂いも
誰と似ていたっていいんだよ
だからもうどこにも行かないでね
私も離さないようにするから
ああ芝生の緑に
寝転ぶようにそっと育てられたなら
言う事は聞かないまでも
少しくらい仲良くなれたら
ARTIST
上 見ながらトップギアで
走りながら蟻も踏まず進め
目立つ程度ならキスの雨あられ
目に余るようなら槍が降ります
時間と自分を担保にして
命からがら辿り着いた未来
ご褒美が並んだショーケース憐れ
猛毒のガスが充満しています
YUKE!心もカラダもいっそ魂も
URE!撒き散らして磨り減った感情に綿を詰めて
何に怯え何に魅せられ僕らはまた旅をするのか
ストップ 胸が高鳴るよう
お金出して褒めて頂く批評
見せつけるつもりが見世物
それも才能 NO 能書きが過ぎます
YUKE!イチかバチかでもういっそプライドも
URE!ありきたりで色のない思い出に技を詰めて
どこへ向かい誰に出会えば 満たされるその日が来るのか
イビツな形だから光ったはずなのに
人と違うから作れたはずなのに
YUKE!心もカラダもいっそ魂も
URE!撒き散らして磨り減った感情を会いに詰めて
何に怯え何に魅せられ 僕らはまた旅をするのか
オールドファッション
よく晴れた空に 雪が降るような
あぁ そう 多分そんな感じだ
変な例えだね 僕もそう思うよ
だけど君はそんな感じだ
一体どこから話せば
君という素敵な生き物の素敵さが
いま2回出た素敵はわざとだからね
どうでもいいか
単純な事なんだよきっと
比べるまでもないよ
僕に足りないものを全部
君が持ち合わせていたんだ
悲しくなるくらい
あぁ それを今数えてた所だよ
不安とか迷いでできている
僕の胸の細胞を
出来るなら君と取り替えて欲しかった
花は風を待って
月が夜を照らすのと同じように
僕に君なんだ
デコボコしてても 並んで歩けば
この道がいいいと思った
お祝いしようって君が
なんにも無い日に言い出すのは決まって僕がバレないように落ち込んだ時だ
不甲斐ないね
肝心な所はいつも
少し君の真似をして
はずれでも優しい答えが出せるように
鳥は春を歌って
いつだってそれに気付いてる君に
僕はなりたかった
僕と見た街は夜空は
どう映っていたんだろう
君は後悔していないかな
ねぇちょっと
そんなのどうだっていいの
ドーナツ買って来てよって
君なら ああ そう言うだろうな
単純な事なんだきっと
誰がなんと言おうと
どれだけの時間が命が巡ったとしても
風は花を探して
夜と月が呼び合うのと同じように
君には僕なんだ
ロンリネス
今日はお忙しい所ありがとうございます
早速インタビューから始めさせて頂きます
神様はこれまで様々なタイプの
人間をお作りになられて来られたわけですが
作品を作るうえで心掛けてる事 気を付けている事は
あるわけないか
ロンリネス そう僕ら ロンリネス
じゃあ胸の痛みでも交換しようよ 不適合?わお
どんなに身を溶かしても 境界線は鮮やかに
待望の新作のお話のその前に
ぶちまけた話最高傑作はどこのどいつですか?
失礼いたしました 気をとり直しまして
先週リリースとなりました新作のお話に
今作にあって1番のポイントはどこですか?
伝えたいメッセージは
ねえメッセージは?
ロンリネス そう僕ら ロンリネス
裸で抱き合ってればひとつになれるかい
素敵?どう?どう?
こんがり身を焦がすほど 繋ぎ目は浮き彫りに
同じ材料でお馴染みの作業で
作れるんなら 全部同じにしといてよ
ロンリネス そう僕ら ロンリネス
多数決に四捨五入
邪魔な端数は 切り捨てて おそろい!
神様ぼくら偉いですか ああ褒めてくれますか
雨と僕の話
雨の交差点の奥に
もうすぐ君が見えなくなる
おまけのような愛しさで呼び止めても
傘をたたく音で届かないだろう
終わったのさ ただ 君と僕の話が
エンドロールは無い あるのは痛みだけ
ついに呆れられるまで
直らないほどの馬鹿なのに
君に嫌われた後で
僕は僕を好きでいられるほど
阿呆じゃなかった
今となれば ただ ありきたりなお話
言葉にはできない そう思っていたのに
終わったのさ ただ 君と僕の話が
エンドロールは無い あるのは痛みだけ
どうして あぁ どうしてだろう
もとから形を持たないのに
あぁ 心が あぁ 繋がりが 壊れるのは
君が触れたもの 全部が優しく思えた
例外は僕だけ もう君は見えない
今となれば ただ ありきたりなお話
言葉にはできない そう思っていたのに
終わったのさ ただ 君と僕の話が
エンドロールは無い あるのは痛みだけ
終わったのさ あぁ あるのは痛みだけ
エキシビジョンデスマッチ
才能のない奴はやめちまえ
黙れよ 戯言山の古ダヌキ
全部が全部 解った調子で
どこで拾った物差しなの
嗚呼 そんなもんで人の未来を測るんだね
ジャンのケンのポンのグーでぶん殴ってよ
パーでも勝てない丸め込めないグーもあんだよ
誰も踏み込めない深い場所で 情熱を押し付けろ
盛ればいつの日か衰える
興味ないね そっちはそっちでやっとうれ
なんなりとご注文通りに
お直し クレームも ああ喜んで
効率 能率 協調性に
発想 人望 リーダーシップ ねぇ
嗚呼 生き様は自分自身で決めますので
ジャンのケンのポンのチョキで引き裂いてよ
どんなに頑ななグーだって刃こぼれひとつ無し
そんなの見たことも聞いたことも無い
それで良い それが良いんだよ そうゆうもんなんだ
ジャンのケンのポンのパーで吹き飛ばしてよ
どんなに研ぎ澄ましたチョキだって触れなきゃ同じ
誰も理解できない筋道で良い
戦う相手を間違えないでよ
monaural fantasy
あの夜に帰りたくて
思い出を振りかざして
祈るようにねだるように
合言葉を唱えている
嘘は無い 無い 無かった
それでも人生は素晴らしい
最後はそう言いたいんだけど
こんなに負け越している中で ぼやいても
夜の奥に溶けてゆくばかり
波の音 逆様の星 行かないで 行かないで
一人きりで描き直したけれど
あぁまるで片目を瞑ったよう
同じ場所 同じ時間
そんなものありはしない
分かっていて 繰り返すのさ
終わりじゃない 終わりじゃない
戻らない なにひとつ
それでも人生は素晴らしい
最後はそう言いたいんだけど
こんなに負け越している中で ぼやいても
波の音 逆様の星 行かないで 行かないで
一人きりで描き直したけれど
ああまるで片目を瞑ったよう
思い付くのは
足りないものばかりだ
それでも人生は素晴らしい
最後はそう言いたいんだけど
こんなに負け越している中でぼやいても
夜の奥に溶けてゆくばかり
波の音 逆様の星 行かないで 行かないで
一人きりで描き直したけれど
あぁまるで片目を瞑ったよう
HAPPY BIRTHDAY
いつの間になら日付は変わって
なんで年って取るんだろう
もう背は伸びないくせに
着信の音で飛び起きたけど損したな
君かと思ったのに
何かの手違いで
好きになってくれないかな
どうにも君のいない場所は
空気が薄くてさ
くらだらない話は思い付くのに
君を抱き締めていい理由だけが見付からない
あぁそうか そうだよな
ハッピーバースデー 片想いの俺
愛が何かは知らないけれど
好きと言う名前の痛みになら詳しいかも
君にも教えてあげたいけれど結局
教わるのは俺だろう
このまま今日が終わり明日が来れば
いつになっても縮まらないこの距離を
駆け引きにも綱引きにもならないやり取りを
もっと単純な名前で呼んであげられるよ
何ひとつ終われないけど
つまらない言葉の繰り返しで
つじつまもきっと合ってない物語の続きに
ひとりよがりの毎日に
ハッピーバースデー
君に言って欲しいだけ
くだらない話は思い付くのに
君を抱き締めていい理由だけが見付からない
ああそうか そうだよな
ハッピーバースデー 片想いの俺
ハッピーバースデー 片想いの俺
大不正解
僕等は完全無欠じゃ無い
原型を愛せる訳でもない
この無様に移ろう形を
安い化けの皮を
噛み付き合い 剥ぎ取り合って
互いを見付けて来たんだろう
補い合うのなんざご免なんだ
さぁ好きに踊ろうぜ
何を創るつもりなんだ
自分で散らかした瓦礫の上
同じ物を欲しがって
同じ時を過ごしたのが運の尽き
縁が目に見えりゃもうきっと腐ってる
言葉は2層 面もそう
仏の顔だって3度までを
天文学的に超えてくる
華麗なステップで
僕等は完全無欠じゃ無い
原型を愛せる訳でも無い
この無様に移ろう形を
安い化けの皮を
噛み付き合い 剥ぎ取り合って
互いを見付けて来たんだろう
補い合うのなんざご免なんだ
さぁ好きに踊ろうぜ
誰になろうとしているんだ
最後はいつも自分を疑わないのに
背中合わせ 槍の雨
道連れ 泥舟 大アタリ
地獄の果てでもとは言ったけど
本当に連れて来んなよ
僕等は完全無欠じゃ無い
原型を愛せる訳でも無い
この無様に移ろう形を
安い化けの皮を
噛み付き合い 剥ぎ取り合って
互いを見付けて来たんだろう
補い合うのなんざご免なんだ
さぁ好きに踊ろうぜ
暑苦しいのなんざご免なんだ
まぁ好きに呼べばいい