makiのきまぐれブログ

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再読 東野圭吾 ナミヤ雑貨店の奇跡

映画を見に行きまして。。。
もう一度読みたくなりました。。。が本棚を探してもない!?
会社の子に貸し出してたのが、先日帰ってきましたので、再読しました。



東野圭吾さん ナミヤ雑貨店の奇跡

相変わらず、面白いほど覚えてませんで^^;
映画は、エピソードの半分も拾えてなかったんですね。
再び読んで、一番好きと思った、ポール・レノンさんのお話なんて、かけらもなかった(笑)

最初に読んだときの感想を記事にしておりまして、これまた読み直してみたら
私にしたら、よく書けてる!?
あらすじは、そちらで。。。

で、ただただよく覚えていたのが、相談者さんたちが、児童養護施設丸光園でつながってること。
だから、そのあたりが頭の片隅でゆらゆらしてたので、ほう、こうつながりますか??
そんな感想を持ったので、その辺をまとめておくことに・・・


現代
敦也。翔太。幸平。
盗みを働き、今は廃屋となっているナミヤ雑貨店に朝までの隠れ家としてやってくる。
そこで、結果、3人の相談を受けることになる。

月のウサギ(静子)・・・オリンピックを目指すフェンシングの選手。恋人をとるか、フェンシングをとるか?
魚屋ミュージシャン(克郎)・・・ミュージシャンとして夢を追うべきか実家の魚屋をつぐべきか
迷える子犬(晴美)・・・会社勤めをやめてホステスとして生きていきたい

現代と書いたけど、3人の相談者は(日本がボイコットした)モスクワオリンピックの時代の人。
時空がゆがんでいて、手紙だけが、過去から現代、現代から過去に行き来する。

静子と、晴美は昔のお隣さん、まぁ友人??静子が晴美にナミヤ雑貨店を教える・・・
月のウサギがお礼状を出したところに、魚屋ミュージシャンが回答を回収しに来て出会っている。

ちなみに月のウサギは、ナミヤ店主の息子とも、店の前で店主が亡くなったころに会っている。

過去
グリーンリバー・・・不倫相手の子供を妊娠。生むかどうか。。。
ポール・レノン(浩介)・・・親が夜逃げする。やめさせたいけど、どうしたらいいか


魚屋ミュージシャンは、クリスマス慰問で丸光園で歌い、少女セリと出会う。
施設が火事
弟を助けられたセリは、魚屋ミュージシャンのオリジナル曲を歌い継ぐことになる・・・

その火事の後、丸光園出身の 晴美と浩介がばったり!
浩介が、晴美に、木彫りの犬を作ってあげていた(浩介は覚えてないが)
晴美は浩介に、株や不動産のアドバイスを(聞かれてもないけど)している・・・

晴美はその時に、丸光園の創始者と、かなわぬ恋の相手のお話を聞く・・・
(それはナミヤ店主との恋だった!!← 晴美はその辺の事情を知ることはないが。。。)

浩介はナミヤ雑貨店に向かい、店主の息子と会い、将来自分が書くことになる
礼状の話を聞く(もちろん浩介はまだ礼状は書いていないので、別の人の話と思う)


再び現在 (店主三十三回忌の復活の日
グリーンリバーの娘・・・・今はミュージシャンのマネージャーをしています^^
そのお礼状を出しに来た際に、浩介とシャッターの前で鉢合わせ。

浩介。
自分で切り開いてきた人生だと思ってきた。ナミヤのじいさんのアドバイスなんて聞かずによかった!
しかし、立ち寄ったバーは、昔共にビートルズを愛した友人の姉の店であり
ビートルズのレコードたちとの再会。そして、夜逃げをした両親の末路を知ることになる。

晴美。
敦也たちのアドバイスに従い人生を生き、成功者となる。
育った施設丸光園が、火事になり・・・・経営不振に陥り・・・・立て直そうとするが・・・
結果、同じく丸光園で育った敦也たちの憎しみの対象となり、空き巣に入られるはずが
出くわし・・・

敦也たちは、自分たちがアドバイスをして育てた(?)晴美を襲ってしまったという結末!!


こんな感じかな?書いててやっぱりわけわからなくなっちゃった^^;
まぁ、ラスト、敦也たちのもとにも、ナミヤ店主から「回答」が届くという結末もあるんだけど!!


ものすごくよく組まれて、ラストに向かって収束していくさまは、もうほんとお見事!
東野圭吾!あっぱれ!!な世界なんだけど、

初めて読んだときに思った ナミヤ店主と丸光園の創始者の思い に加え
ポール・レノンとBar Fab4の出会いが、とにかく、とてもステキだと思った。


次読むときは、どんな感想になるかしら??また、5年ほど先に、感想書いてみるかな??
また、忘れてるかな^^;