makiのきまぐれブログ

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高田大介 図書館の魔女 烏の伝言

土曜日、朝の4時ごろまで読みふけってしまい、すっかり体内時計がおかしくなった
その本は



高田大介さんの 図書館の魔女 烏の伝言
4冊からなる図書館の魔女 に続く、シリーズ2作目、これ からすのつてこと
って読みます。

そうなんですよ。このシリーズ、とてつもなく難しい漢字が多くて、
さらに難しい読みがふってあるんですよ。

最初の1文だけでも、すごいですよ~。読める??

初夏の黎明に吹きおろす山風は冴えざえとした気流に水分を孕み
頂きを覆う這松の新緑あざやかな葉叢に一つひとつ鈴をつけるように露を結びながら
低く重たく谷間に這いおりていく。

いや、文章固すぎるでしょ・・・

さらにこのページには
山巓  乗越 飛沫 蜘蛛手 八叉 椎骨 屹立 蠕動 艮 擡げる 蒼天 展げる 躍る・・・・

でね、最初の何回かまではルビふってあるんだけどね、それが物語が進むにつれ
漢字だけになってくのよ。

私を特に悩ませた2語
弁え と 廓  →  わきまえ と くるわ
上巻の中頃で出てきて、上巻読む間はよめたんだけど、下巻になると読めなくなってた^^;
まぁ、気持ちはわかるので、変な風に勝手変換して読み進めるのに支障はなかったけど・・・
物語の行く先が気になって、上巻のページを繰る暇がなかったのよね。。。

解説に書いてあります。
固有名詞以外カタカナを一切使わない作者の美しい日本語を通じて私たちは学ぶこととなる。

とある国家間の陰謀?をめぐる??みたいな話で、実は登場人物はカタカナなんですよ!(笑)
そこじゃない??^^;
つまるところ、「図書館」ってある通りシリーズ1作目から通じて、「言葉」とは?って事が
キーワードになってくる物語ではあるんです。
ただ、裏切り者につぐ裏切り者だらけで、結末がまったく見えてこない
でもそんな中に、一度拾った以上、責任が生じるから捨てることができない。。。
最初は、相反するかに見えた人々が、どんどん仲間になっていくとか。
色んな要素がめいいっぱい詰まってて。。。

なかなか、読み応えのある本です。

ただ、活字が大好きな私でさえ、悪戦苦闘したこの文章は、果たして一般受けするのだろうか??

大丈夫です、難しい漢字は、気分だけ味わって、とばしちゃって全然大丈夫です(笑)

後半になってきたら、眠る時間になっても、読み進めないと気が済まなくなります。
だって、朝4時まで読んでました!!
暗かった部屋が、ちょっと明るくなってきたもんなぁ・・・・

シリーズ1作目も、平日の深夜1時過ぎまでかかって読んだ気がする。。。^^;
病気ですな。。。


で、ラストまで読み終えて、いや~、すごい!!って思ったら、読み飛ばした文字やら
やたらとカタカナの登場人物たちの位置関係が気になりだして。。。
今日、再び、上巻を手にした始末です。

読み捨てにしないところ、やっぱ、おもしろい本なんでしょう。

どなたか、挑戦してみてください^^
感想、語り合いましょ~~~~~♪♪

あ、でも、この作品依限っては、シリーズ途中からじゃなくて、シリーズ最初
4冊から始めないといけないから・・・大変かもね。。。

特に、最初は、とにかく、固いもんなぁ。。。。

薦めてるんだか、やめといたほうがいいといってるんだか!?
いや、乗り越えて、楽しんでほしいなぁ。。。。^^v


ほとんど内容に触れない、Book記事になっちゃったなぁ
でも、どうしても、記事にしておきたかった 「図書館の魔女」 なのでありましたとさ!