makiのきまぐれブログ

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七人ぐらいの兵士

この週末の大阪は、なんか、暑いね~。
長居スタジアムでは a-nation 大阪城ホールでは、西野カナちゃんのライブですか!?
大阪城ホール前で降りた私は、ちょいとコスプレした女の子や
阪神タイガースのユニフォームを着た若者男女に「???」の世界でしたけど
 
そんな私の目的地は、大阪城ホールの川をはさんだ反対側のシアターBRAVA
 
 
今回の目的は、観劇でございます~
 
演目は・・・お笑い怪獣 明石家さんまさん主演 生瀬勝久さん作の 「七人ぐらいの兵士」 でございます~
 
 
 舞台は戦時中の中国。
 大阪出身のものばかりが集められた分隊の物語。
 兵長木下(生瀬さん)は元漫才師。
 訓練中に怪我をして野戦病院(内田ゆきちゃんが従軍看護師として働いている)に入院し
 そこで高座の直前で逃げ出した元相方水島(さんまさん)と再会する。
 水島を憎む木下は、なんとか兵役から逃れようとする水島を自分の分隊に引き入れてもらい
 銃暴発という事故死に見せかけて、水島を殺そうとする・・・
 それは失敗に終わるのだが、そんなある日、駐屯地に慰問団がやってくると聞かされる。
 通信兵の片岡(恵俊彦さん)がそれを利用して脱走を試みようとする中、木下が得意の嘘で
 その慰問団の中の「兵隊さんの時間」ってのがあり、それで実力が認められれば、ひきぬかれ
 脱走じゃなく、堂々と日本へ帰れる。
 その兵隊さんの時間ってのは、漫才で。。。。。みんなで漫才の練習を始める
 
 
そんなふうなお話です。
 
いや~。笑った笑った。
さんまさんが出るっていってもお芝居だし。。。。って結構油断してたんですけどね
笑った笑った
 
銃の暴発に見せかけて、木下が水島を殺そうとする場面でね。。。
 
さんちゃんがノリに乗ってきて(アドリブてんこ盛りやったんでしょうね~)ついに生瀬さんが言うのよ
「はよせい!!それさえすれば、先に進めるねん」って!!(笑)
それにこたえるさんまさん
「今日は、劇場的に10時半まで大丈夫って言ってはったよ~。・・・土曜日やし
 終電までええねんで~
 
おいおい
 
さらにノッるさんまさん。本来舞台中央で、片膝をついて銃を構え、的を狙う。。。。んですけど
一度は座るけど、いい事思い出すたびに立ちあがって舞台前方に進んでギャグを飛ばす。
またここで生瀬さん
「ええかげんにせぇよ!そもそもお前、ココ(舞台中央)で話せばええのに、なんでいちいち
舞台前面にいくねん
 
もう、笑いすぎて、涙が出そうでした
 
さらに、「兵隊さんの時間」のために、分隊の中でペアーを組んで漫才を練習するんだけれど
木下の相方になったのが田中二等兵・・・温水さん!!
 
もう、最高でした
 
 
でもね、結局、兵隊さんのお話・・・・つまるところ、戦争のお話なわけで
最後は、包囲された敵地の中で、最後の突撃をするわけで
 
厳しかった軍曹が、俺が1番に行くからその後はお前達好きにすればいい (逃げてもいいよ)
って行っちゃうわけ
 
日本に帰りたかったから、漫才の練習に明け暮れた皆だったわけだから、当然逃げ出すかとおもいきや・・・
 
あんなに笑って笑って涙を流してたのが・・・ラストは感動と悲しみの涙でした・・・
 
 
「死にたないんとちゃうねん俺は・・・生きたいだけじゃ!アホ。」
 
こんなセリフがありました。。。。同じ事を言ってるんだけど、否定じゃなくて肯定。
どんな場面でも笑っていたいと願う事。
 
笑いのなかにも、学ぶべきことが散らばされているのは、生瀬さんの実力だな~
 
 
15年ぶりの再演ってことらしいですけど、戦後70年の今年。
安保やら、法律改正やらややこしいことになってる今年にこの作品って言うのは、
ちょっと考えさせられるなぁ・・・なんて
ちょっと真面目な事を思いながら、帰路に着いた私なのでありました。
 
 
 
そうそう、カーテンコールでさんまさん、真っ赤な赤いチャイナドレス
での登場
(舞台の小道具だけかと思いきや、実際着れるものも、作ってあったのね~
なんだかとっても、キレイに見えちゃいました~
 
いつまでたっても、元気なお笑い怪獣さんまさんに乾杯だね