makiのきまぐれブログ

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星守る犬 2011年劇場公開

2014年もあと二日。。。
振り返ってみようと思ったら、1ヶ月くらい前にも気になってた
今年、映画をほぼ観てない。。。
ビデオでさえも観てなくて、記事たった4本
 
そんなわけで、ハードディスクのなかにたっくさんある作品の中から選びましたのが
 
2011年に劇場公開されました、星守る犬
 
さいころに、両親、祖母そして祖父を亡くし、人とかかわることを苦手とする
市役所職員 玉山鉄二くんが
ある日見つかった白骨化した死体とそばに寄り添うように死んでいた犬が見つかった現場で
ふとみつけたレシートから、この二人(一人、西田敏行と一匹、秋田県のハッピー)の
足跡を追って行くってお話・・・
 
2011年の東日本大震災で被災した土地で前年夏から秋にかけてたくさん撮影がおこなわれてた
ってことでも話題になった作品でしたっけ??
 
ワンコ好きな私としましては、犬モノってことで録画してたと思うんですけど、
ハッピーの最初の登場場面が、ワゴン車のサンルーフからちょこって顔を出すんだけれども
きゅ~ん (≧◇≦)ってなっちゃいまいた。。。
ラストの方で、飼い主西田さんが亡くなった後に、バーベキューをする人たちに
昔楽しかった家族だんらんの図を重ねてしまって近づいてしまい、ひどい目にあっちゃうんだけれど
ワンコってそういうところ、凄く愛おしいなぁ~。なんて
去年亡くなった、我が家の愛犬カール君を思い出したりもしながら。。。。
 
最初は、陽気なおじさん、西田さんとハッピーの珍道中って感じで
楽しい物語なんですけどね。
 
二人が立ち寄った先の人たちに話を聞いていくんだけれどもその人たちが
中村獅童 さんだったり、温水さん だったり 三浦友和さん だったりで
また、豪華でね~
 
でもね、玉山さんとおじいさんとのエピソード
題名にもなってる 星守る犬 のエピソードが入ってきた物語中盤で
がらりと雰囲気が変わるの
 
決して手に入らない星を ず~っと眺めつづけてる犬のこと
転じて、高望みをする人を表すたとえ
 
これに対して玉山さんが、手に入らないものなんて眺めてるだけムダだよ とかってまた言うもんだから
 
え~それなのに、そんな題名付けたの??なんてクエッションマーク満載だったんだけれども
 
実は陽気な西田おじさんは、仕事をなくし奥さんに捨てられ、あてもなく旅に出てしまったわけで
ラスト、な~んにもないなかで、死ぬのが怖い。。。なんて現実どっぷりつきつめられてる内容なんです。
 
で、そんな二人の足跡を追っていった玉山さんは
望んでも望んでもかなわないから望み続ける
ただそれだけ それでいい
人は皆生きていく限り 星守る犬
 
って結論に達して行くわけで。。。
 
楽しくも、切なくも、でもやっぱり心がほっこり暖まるような
素敵な物語でした。
 
私も結構、前半の玉山君っぽいところがあるんだけれども、
たくさんの望みをみつけて、人とかかわって、生きていかなきゃな~なんて
思ったりもするのでありました。