makiのきまぐれブログ

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有川浩 ヒア・カムズ・ザ・サン

たった7行のあらすじからでき上った、2本の作品は
主人公はもとより、登場人物もほぼ同じ。
でも、彼らの人生のある場面とある場面を切り取った物語ではなく
全く違ったところで違った生活をしているパラレルワールドの2つのお話。
 

 
有川浩さんによる、ヒア・カムズ・サン
本の帯にもあるように、またちがったパラレルワールドを描く舞台もあるんだそうな。。。
そちらはさておき。。。
 
どちらの話もとても、楽しいんだけれども、
私個人的には、後半のお話のが好きかな(*^_^*)
 
なんともいえない、大人になれない大人のお父さんが!!!
 
そんなお父さんをさしてある登場人物が言うのです。
親は立派な人であるべきだっていうのは、子供の幻想だ
親も単なる人間だ。人間は迷うし間違うし卑しい。親だって迷うし間違うし卑しい。
そういうもんだ、諦めろ。
 
深い言葉です。
でも私自身、案外と早い時間に諦めちゃったかも!?
もしも私がまだ親になる機会があるとするならば。。。
早々に、教えてあげたい言葉だったりして(笑)
 
 
そうそう、主人公は、手に触れたものに残る記憶が見えてしまう特殊能力をもっています。
たとえば、私がその主人公にプレゼントを渡すとします。
その主人公がプレゼントに触れた瞬間に、私がそのプレゼントを
どんな思いで選び、渡したのかが、わかっちゃうっていうことです!!
 
もしも私にそんな能力があったとしたら。。。
人とつきあうのが、億劫になっちゃうかもしれませんね。
それでもこの主人公はとてもすてきな生き方をしてます。
 
有川作品の主人公たちには、私はいつもあこがれを感じます。
そんな人に私もなりたい。。。
でも、なれないんですけど。。。