makiのきまぐれブログ

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薬丸岳 刑事のまなざし

1週間ほど前に、読み終わってたんですが。。。
 

 
薬丸岳さんの 刑事のまなざし
 
薬丸岳さんは、はじめましての作家さんです。
最近ドラマ化、映画化が非常に多いので、気になっちゃうんで色々手を出してます!(笑)
岳さん・・・「がく」さんとお読みするのは妥当ですが、本名は同じ字で「たけし」さんと読むそうです。
そして、兵庫県明石市のご出身ということで、近場じゃん!って一気に親近感をもっちゃいました^^
 
さて、この作品ですが、帯に書いてある通り、去年の秋に椎名桔平さん主演でドラマ化されました。
夜8時台のドラマって、どうしても見そびれてしまう傾向があって、
これもそんな傾向の通り、見なかったのですが。。。
椎名さんの夏目刑事、見られたかた、いかがでしたか??
 
 
主人公の夏目刑事はむかし、自分の娘を通り魔的犯罪で植物状態にされてしまう。
その犯人を見つけるために、刑事になった。
刑事でありながら、刑事にありがちな鋭いまなざしではなく
どちらかというと暖かいまなざしと、やわらかな雰囲気をまとっている。
でも、じっとみつめられると、心の奥までみすかされてしまいそう。。。
 
読んでる途中で、あれ?私が読んでるのって加賀刑事の本だっけ?
そんな錯覚を何度か起こしてしまいました。
なんだか、お二人、似てる気がしたんです。。。
 
 
「ぼくにとっては捜査はいつも苦しいものです」
夏目刑事の目からでなく、犯罪にかかわった人の目線で書かれてる7作からなる短編集。
ラストの表題作は、なんともいえない、壮絶なお話です。
 
これからどうやって生きていくべきか、一度立ち止まって考えなきゃいけないような
そんな気にさせられた物語。
 
最近、この主人公の長編が発売された模様。。。
その後夏目刑事はどのような仕事をしているのか?
非常に気になるところです。