makiのきまぐれブログ

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東野圭吾 疾風ロンド

実業之日本社文庫からの、「いきなり文庫」シリーズ(?)第2弾
 

 
東野圭吾さんの 疾風ロンド を読み終えました。
 
 
生物兵器を開発した研究者が、開発したそれが恐ろしすぎたゆえに解雇される。
で、その復讐ってことで、その生物兵器を雪山に埋めた。見つけないと大変だよ~って
その上司を脅す事から始まるこの事件は、いきなりその脅迫者が事故死してしまう
っていう、え~~それはないでしょ。。。ΣΣ(゜д゜lll) なんだけれども
 
人間のエゴや良心
上司にはさからえないサラリーマンの哀愁
自分は命令するだけで、上からみてるだけのエライ人(ってやっぱりどこにでもいる!!)
スポーツ選手の心の葛藤
親子の心情のすれ違いなど、さまざまな人間ドラマと
 
スキー場をもつ地域の村おこし(?)的な努力とか
 
あ~!!!久々に雪山ですべりたい~(^◇^)とか
 
いろんなものが、いっぱい詰まってます!!
ホント!?強引かも!?(笑)
 
 
ラスト、埋められた生物兵器を発見するあたりからは
横取り!?
 
奪還!!
 
ほっとしたのもつかの間。。。
 
ありゃりゃ、トホホだなぁ(涙) からの
 
オ~!!!!(≧◇≦)ノ まで
 
本の裏表紙に書いてある通り、最後の1ページまで目が離せません♪♪
 
 
そんなスリリング(?)な物語の中に、素敵な文章がありました。
 
自分が不幸に見舞われたとき、人の不幸を願ってはいけない。
自分たちの分まで幸せになって欲しいと思わなきゃいけない。
そうすると、その人たちの幸せのおこぼれが自分にもまわってくるはず。
 
そして、他の人たちがすることといえば、
自分たちが同じような不幸に見舞われないように用心して
幸せを精一杯作りだして、その気の毒な人たちにもしあわせが廻るようにすること。
 
 
なるほどな~。がんばらなきゃo(^o^)o
 
 
ドキドキして、楽しくて、元気がでる1冊でした(^^)