makiのきまぐれブログ

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東野圭吾 聖女の救済


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
東野圭吾 聖女の救済
 
2度目ましての作品です。
2008年秋に出版、最近やっと文庫化されたはず!?
新しい本を買いたいんだけど、ポイントとか予約商品とかの関係で
今ちょっと購入に待ったがかかってるので(?)本棚から出してきました。
ガリレオ8を読んだ後、もう一度いかが?って呼ばれました(笑)
 
 
の作品は、とにかくトリックが凄いのよね~。
普通なら、確実に、完全犯罪。
 
 
殺された人を悪く言うのは。。。っていうけれど、この被害者は困った男だ。
女を子供を産む道具としか思ってない。
イムリミットは1年。それで子供ができなきゃ別れようって。。。
おまけに??
世間の暇人は、恋人に必ず慣れ染めを聞くだろ?
詮索されたくないから、お見合いパーティーで出会ったことに!
ですって??
で、そういうことにしとくだけじゃなくて、実際目撃者まで作って演じるなんて!!
 
殺されもするでしょ。。。っなんて言ってはあれですが、
こういう人って、結構いたりするのかしらね。。。
どんな人と出会うかっていうことで、人生大きく変わるわねぇ
 
ま、それはさておき。
 
このお話では、草薙刑事がいい感じに描かれてます。
容疑者と思われる女性に恋をして。。。
その無実を証明したいと思いながらも、結局真実に向かって行ってしまう。
最後の凛とした決断は、ステキでした
 
 
そうそう、これって、テレビ放送の結構すぐ後に出版されたと思うのだけど
サービスショットならぬ、作者の遊びが感じられる場面を発見
 
薫がiPodで音楽を聴く場面がある。
福山雅治の歌を聴きながら、ペッドボトルの水を飲んだ。」
さらに、もう1回
「いつのまにかiPodに入れた福山雅治のアルバムが終わっていて。。。。」
 
珍しいよね~。現実の世界の人の名前が出てくるなんて!
福山雅治といえば、もちろんドラマ、映画で湯川を演じた福山君。
絶対、作者が面白がってわざわざ固有名詞、入れたんだよ(笑)
 
読んでて、一人ニヤニヤしてしまいました。
 
 
 
たとえば生まれ変われるとしたら、私は絶対また女に生まれたいと思うけれど
(責任感とか、生きやすさとか、絶対女の方が得でしょ!!)
この女の感情っていうのは、やっぱりとてもやっかいで。。。
容疑者の圏内にはいってくる3人の女性。
誰が一番幸せかって言っても、それぞれに幸せでそれぞれに不幸。
それぞれの関係の中で、誰の立場も理解できるし、自分自身がなり得る。。。
そんなあたりが、女ってやっぱり邪魔くさいんだけど。。。なんて思ったりして!
 
 
そんなことを考えながら、読んでたら、疲れました(笑)
ラストの恋に破れた(?)草薙さんのように、私も眠りにつきましょうzzz