makiのきまぐれブログ

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東野圭吾 ガリレオ8


 
東野圭吾 ガリレオシリーズ第8作 禁断の魔術
 
読み終えました。ガリレオシリーズ、久しぶりに読みごたえのある作品でした。
第四章 猛射つ(うつ)がなんとも言えない作品だった。
 
 
1.真に誠実な人物が、殺人などという残酷な犯罪に手を染めるものなのか。
 この問いに、草薙は即答できる。答は、染めることもある、だ。
 
 
2.レールガンは実験装置であって武器じゃない、
 もちろん、使う人間によっては武器になる
 科学技術には、常にそういう側面がある。
 
 地雷は核兵器と並んで、科学者が作った最低最悪の代物である。
 
 
1.は警察官の草薙の言葉。
2.は科学者の湯川の言葉。
 
この章は、友人である湯川と草薙が、警察官と科学者であるがゆえに対立する。
お互いを認め合いながらも、自分の仕事にもちゃんと責任を持ってるから。
 
 
湯川の言葉を聞いて、思い出した曲がある。
 
何十万人もの命を一瞬で奪い去った核爆弾や細菌兵器
あれだって最初は 名もない化学者の純粋で小さな夢から始まっているんじゃないだろうか
 
Mr.Children の Everything is mada from a dream の一節である。
 
 
私には、物理とか数学とか科学とか、とんと縁がない世界で生きてるので
想像しかできないけれど、科学者って、大変だなぁ。。。
もろ刃の剣 っていうんだっけ??
人類の繁栄のため(?)良かれと思って始めた研究が
人の命を奪いうる武器になっちゃうことがある。
私、文系人間で良かった。。。(そういうことじゃない??)
 
 
でも、そう言うことも含めて、科学者は科学者であるべきだっていう
そんなことが、クライマックスの湯川の行動につながっていくんだね。
いままで、そうでもなかったんだけど、この湯川ってキャラクターのことが
少し好きになりました。
実はとっても人間っぽいんだよね。
 
ただ、前にも一度あったけど、また警察とは一線をひいちゃうことになるのかな?
そうだとすれば、少し残念だな。。。
それは、ガリレオシリーズがしばらくないということ。。
まぁ東野さんの作品が読めれば、このシリーズでなくてもいいんだけど(笑)
 
 
さて、次何読もうかなぁ~
実は今手元に新しい本がないんです。
どなかたお勧めがあれば教えてください(^^)
とりあえずは、本棚から古いのひっぱりだしてこよう♪♪
 
明日はまだ週の真ん中だけど飲み会
うれしいな
体調整えとかないと悪酔いしちゃうから、もう寝ます(笑)
おやすみなさ~い