主人公「お初」ちゃんは、見えないものが見えてしまうという
いわゆるる超能力の持ち主。
いわゆるる超能力の持ち主。
そのお初ちゃんが、お奉行さんに命じられて、右京之助さんと事件を解決する話。
最初は、死んだ人が生き返った!死人憑きだ!!ちょっと調べてくれないか?から始まるのだが
お初の不思議な力で、女の子が殺されているのを発見してしまう。
お初の不思議な力で、女の子が殺されているのを発見してしまう。
犯人を追って行ったら、生き返ったと思った人が、死霊にとりつかれていた。
その人が犯人だった。
その人が犯人だった。
次に男の子が殺されて、その近所の人の中にお初がまた死んだはずの死霊の顔を見つけてしまう。
どうやら、つながってるようだ。
どうやら、つながってるようだ。
でも、その死霊の正体がわからない。
さらに、忠臣蔵にはもっと裏があるのでは、って調べていくと
その時代に生きた、ある浪人にたどりつく。
狂気の末、奥さんと子供を手にかけて、死んでしまった浪人。
その浪人の、無念が、今また同じことを繰り返している。。
その時代に生きた、ある浪人にたどりつく。
狂気の末、奥さんと子供を手にかけて、死んでしまった浪人。
その浪人の、無念が、今また同じことを繰り返している。。
言ってみれば、まぁこんな話なんだけど、聞くより、読んだ方がずっと面白いよ(当然だが)
お初ちゃんが、自分の力を通して、なんとかしたい!って一生懸命になるところは
何といっても、元気がもらえる。自分も頑張らなくちゃって!
そおんな私の思いを、一見、どうしたんだろうって思うような右京之介さんが、
お初ちゃんと行動を共にすることで、どんどんしっかりとしていくところが嬉しい。
何といっても、元気がもらえる。自分も頑張らなくちゃって!
そおんな私の思いを、一見、どうしたんだろうって思うような右京之介さんが、
お初ちゃんと行動を共にすることで、どんどんしっかりとしていくところが嬉しい。
死霊になってしまった内藤安之介がまた、悲しい。
綱吉公の生類憐みの令という、とんだばかげたお達しのせいで
落ちぶれてしまう。気が触れてしまう。
どんな時代でも、偉い人が考えなしだと苦労するものだ・・・。
綱吉公の生類憐みの令という、とんだばかげたお達しのせいで
落ちぶれてしまう。気が触れてしまう。
どんな時代でも、偉い人が考えなしだと苦労するものだ・・・。
宮部さんの話は、人間が凄いよな~。
そうそう、この話では、浅野さんは、実は気がふれていて、遺恨はなかったんだそうな。
なのに、公方さんが、正気であったと言ったために、お家の人は、当時の主義で
仇を討たねばならなかった。ほんとは、遺恨なんてないことはわかってたのに・・・
ちゃんと、公方さんが、気がふれていた所以だってさばいてくれてたら
浅野家も復讐する必要はなかったし、吉良も殺されることはなかった、との解釈。
なのに、公方さんが、正気であったと言ったために、お家の人は、当時の主義で
仇を討たねばならなかった。ほんとは、遺恨なんてないことはわかってたのに・・・
ちゃんと、公方さんが、気がふれていた所以だってさばいてくれてたら
浅野家も復讐する必要はなかったし、吉良も殺されることはなかった、との解釈。
勉強にもなります。
次は、このお初捕物控のパート2の予定。
私、今から読む本が、山積みになってると、ちょっと嬉しいんです(^^)
*1:+_+